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ページ番号865番
★ 現在進行形Ⅱ ★ 極悪上司 (あるオフィス) 2012-06-23
ようやく女性の扱いがわかってきました。
もっとも、女心とやらはあいかわらずさっぱりで、あくまで身体だけの話です。 同僚のエリと関係を結んで、数日がすぎていました。 全身をふやけるほど舐めまわし、足腰が立たなくなるほどメッタ突きにしてやりました。そのせいか、翌朝彼女は会社を欠勤してしまう始末です。 それに懲りたのか、あれ以来私との接触を避けるようにしているようでした。私のほうも表面上は平静を装いつつ、素知らぬ顔で通しています。 あの夜たしかに思いの丈を彼女の腹のなかにぶちまけました。しかし、まだ抱き足りない。冷却期間を置いて、エリのからだに対する執着はかえって、強くなったようです。 ふたりきりになる機会をねらっているのですが、なかなか、それは訪れません。さすがに家にまで押しかけるわけにはいきませんし、会社では同僚の目もある。 それならばチャンスをつくるだけのこと。機会は案外はやく訪れました。 当社には年一回の社内旅行があります。通常なら、一ヶ月先のそれを前倒しにしました。 今月中に寿退社してしまうエリを参加させるためのものです。彼女の送迎会も合わせて行なうことに社内は合意しました。 エリは内心躊躇したようすでしたが、皆の好意を拒むことはできませんでした。そういった彼女の性格も計算済みのことです。しかし、裏で糸を引いているのが、私だと知ったら、どんな顔をするでしょうか。 旅先で開放的な気分にさせて、しっぽりと。第一関門は無事クリアしました。 つづいて次のステップへ。エリと旅先でふたりきりになるには障害物を排除しなければなりません。 もともとその外見とはちがって、彼女は人見知りするタイプでした。ひとづきあいが苦手というわけではないのですが、心を開くのに時間がかかる傾向があり、社内で親しい人間は数えるほどで、しかもそのほとんどが同性ばかりです。 私は酒の席を利用して、彼女らを巧みに分断していきました。オーソドックスにひとりひとりをつぶしていったのです。 中には勘違いして色目を使ってくる同僚もいましたが、いまの私にはそんな女の相手などしているひまはないので、体よくあしらいつつ、酔いつぶしていきます。そうしていながら横目ではエリの姿をしっかりと視界にとらえていました。宴会の最中だというのに浮かないようすで、慣れない酒の席で慣れない男性社員に囲まれて、ひきつった笑みを浮かべていました。 それでもエリは私のことを相当警戒しているようで、私がいるあいだはその輪に加わろうとはしませんでした。しかし、それは私のとっては好都合で私は彼女を孤立させたまま、やすやすとそのとりまきたちを除去していくことができたのです。 やがて彼女が席を立つのがみえました。すっかり酔いつぶれた同僚を介抱する役目をおおせつかったようすです。わたしは死屍累々と横たわる同僚たちを残して、すかさず後を追いました。 部屋の前で待つこと十分。浴衣姿のエリが出てきました。少し身づくろいを直したようすで、宴会場でのくだけた感じは消えていました。同輩の部屋を出て、彼女は自室とは別の方向へ向かいます。 建屋の外に出るエリの後ろ姿を見送って、私は小躍りする気分でした。 やった。賭けに勝ったのです。 エリの同部屋にはわざわざ彼女と反りのあわない社員を配していました。早々と自室に引き上げられないように打っておいた手が功を奏した形で、おそらく仲の良い同僚の部屋で夜通し過ごすつもりだったあてがはずれたかっこうになったのでしょう。このまま部屋へ戻るのも味気ないと感じても不思議ではありません。 実は事前の情報で彼女とその同僚が無類の温泉好きであることを知っていました。わざと彼女の耳にこの温泉の秘湯のことが耳に入るように仕向けていたのです。 そのため、翌朝のスケジュールをわざときつくしていました。朝方風呂に入る余裕をあたえないために。 その場所は地元の人間くらいしか知らない辺鄙なところで、こんな時間に他の人間とかちあう可能性はまずありません。私は注意深く後を尾けました。 エリは途中何度か立ち止まって、携帯であたりを撮影しているようでした。やはり仲の良い同僚とそこを訪れる計画を立てていたのでしょう。残念ながら泥酔してしまった友人には写真で報告するつもりのようです。 しばらく進むと、脇道の先に掘っ立て小屋のような家屋が姿をみせました。こじんまりとしたその建物は観光地にある公衆便所を思わせるつくりで、少し薄気味の悪い感じがしました。さすがに女性のひとり身では心細いのでしょう。その前にたたずんで彼女は中のようすをうかがっているようすです。 それでも近くの川を流れるせせらぎというか、水の音が心地よい湯を連想させたようすで、彼女を内へと誘います。エリはそこでもやはり写真を撮り、小屋の中へと入っていきました。 私は逸る気持ちを抑えて、三回ほど深呼吸を繰り返し、さらに心の中でゆっくりと数をカウントします。着替え中に鉢合わせしてしまうと、逃げられてしまうおそれがあります。彼女が湯船につかり、警戒心が薄れた頃が望ましい。 さらに時間をかけて、小屋の中へ滑り込みました。脱衣所はワンルームマンションほどの面積しかなく、予想通り人気がありません。その隅のほうにちょこんとエリの脱いだものが置かれていました。 私はそれらを窓というか小屋のすきまから外へ放ると、湯気の立つ岩場へと足を踏み出しました。 中は思ったより広く、というよりテレビで見る露天風呂のようなものを想像していた私の予想とはかけ離れており、すぐ近くに彼女の姿をみつけることができません。目的地は着替えの場所からはまた少し離れたところにあるらしく、立て看板による表示をみつけました。誘導に従って先へすすみ、奥の滝つぼのような場所に細い人影のようながものが揺れるのを目にしました。 私は音を立てないように湯にからだをつけました。正確にいうとお湯ではなかったのですが、浅瀬を泳ぐようにして進み、人影へと接近します。いました。 エリはまた少し明るい色に戻った髪を上へ結い上げて、岩場に腰掛けていました。長い足を折りたたんで、膝に抱えています。 彼女は上気した顔を水面に向けて、なにか考え事をしているようでした。 もうすぐ辞める慣れ親しんだ職場に想いを馳せて感傷的な気分に浸っているのか。それとも新しく夫婦になった若いパートナーのことでも思い浮かべているのか。 この情景をみながら、彼女の内面を想像するのは十分楽しい作業でしたが、このあたりにしておきましょう。これから、もっと楽しいことが待っているのですから。 私は湯船に身をしずめて、ゆっくりと呼吸を整えました。肝心なときにからだが動かないようなことはないようにしておきたい。私はゆっくりと湯の中で体のこりをほぐし、十分に湯をなじませました。 そして、おもむろに立ち上がると、ザバザバと音を立てて湯を掻き分け、エリの正面に姿をあらわしました。 エリは最初呆然とした様子で、突然の闖入者に驚いたようすでした。しかし、しばらくして顔の判別がつくと、別の意味で顔色を失ってしまいます。 なんで、ここに。その純粋な問いに私はこれまた素直な返答をします。 「君の姿がみえたから」 決して偶然を装って答えたわけではありません。ただ余計なことは言わないでいるだけです。 私はもともと用心深い性格です。その私がこれほど大胆なことができるのは緻密な計算があってのことです。もちろん、そんなことを教えてあげるつもりはないのですが。 エリは私が近づこうとすると、身をすくめるようにして逃げようとします。しかし、助けを呼ぼうとはしません。 それができる性格ではないことは重々承知していました。それでも彼女はかたちだけの抵抗をみせます。 「それ以上近寄ったら、人を呼びます」 「呼びたければ呼べば良い」 「エッ」 冷たく突き放すと、エリは困惑した表情を浮かべます。 「呼んだところで、人など来ない。それに来たところで私は一向に構わないよ」 「――――――」 「私はまだなにもしていない。それに私がこれから君にしようとしていることはすでに想像ではない。一度あった現実なんだ。私たちは、あの夜たしかに愛し合った―――私としてはその事実を公表してもらっても、なんら問題ない」 ほとんど、はったりでしたが、彼女ようなタイプには効果がある。そう確信していました。 果たしてエリの表情は困惑から苦悩へと色を変えました。きっと私との一夜の記憶がさまざまな形で甦っているのでしょう。私はその隙を逃さず、彼女にすっと接近しました。 彼女はさして抵抗するようすもなく私の腕の中に抱かれていました。これ以上言葉は必要ありません。 水の珠を弾く若い肌にほおずりし、首筋のあたりを責めると、すぐに息があらくなりました。 小ぶりですが、感度の良い乳房を揉みほぐし、湯面を藻のように漂う毛玉のあたりを探ると、そこはすでにぬめった状態でした。 「なんだ、ずいぶん嫌らしいからだになったな。乳首はビンビンに立っているし、大事なところはもうぬるぬるじゃないか」 エリは恥じらいのせいか、耳まで真っ赤になっていました。言葉責めにあまりに真正直に反応するエリに私はこれまでにない昂ぶりをおぼえました。 ちょうど湯上り口のところに腰掛けさせ、脚を大きく開かせます。丸見えになったアソコに息を吹きかけると、上の口からため息が。 湯で清められた秘所へ口づけをし、ぺろりと舌で挨拶してやります。驚いたように彼女の腰が跳ねました。 逃げようとするエリの秘部を押さえつけて、私は舌先を動かしました。せっかくお風呂に入ったのにもう汚れている。私が丹念にそれを舌でふき取っても、それは次から次へとあふれてきます。 エリは懸命になにかに耐えているような風情でからだを震わせています。 私はエリの大事な部分を綺麗にするのを諦めて、責めを本格化することにしました。はじめは私の頭部をためらいがちに挟み込むようにしていた太もももすでにあけっぴろげの状態になっていました。完全に腰が浮いており、恥部を押しつけるようにしてきます。それにこたえてあげることにしました。 舌の刺激と合わせて、膣穴に指による擬似挿入を施してやります。一本から二本へと指の数を増やし、血豆をちろちろとねぶってやると、彼女に変化が。くねくねと動いていた腰が一箇所に固定され、その姿勢のまま上半身を大きくのけぞらせたのです。 「イっちゃった?」 耳もとで訊いてみましたが、エリははあはあと肩で息をするだけ。 そのあと都合三度ほど昇天させて、場所を交代しました。今度は私が奉仕してもらうことに。 今度は湯につかったエリが私の股間を洗う番です。腰掛けた脚のあいだからちょこんと顔だけを出したエリが私の逸物に舌を這わせます。その光景は淫靡さを通り越して、ある種感動的なものでした。 彼女は湯にのぼせたでもしたように肩から上をうっすらとピンク色に染め、目の縁ははそれ以上に色濃く朱をにじませていました。そうして熱心な眼つきで肉槍にくちびるを使っています。額にかかる前髪を払ってやると、それにつられる形で目線が上がりました。私を見上げるその瞳はたしかに潤んでいましたが、彼女はすぐに目を伏せ、与えられた作業へ戻りました。そうして、うつろな表情のまま、ますます淫らな行為へと没頭していきます。ムスコははやくも暴発寸前です。 そのまま縁に手をつかせ、後ろから入れます。彼女の肩にぐぐっと力が入るのがみえました。 立ちバックを試すのははじめてですが、相性は抜群に良いようです。腰骨の位置がちょうどいいところにあり余計な力を使わずにすみました。 そのせいか、スムーズな出し入れが可能で、様々なバリエーションを試すことができました。うまくいえませんが、彼女はどの体位であれ、少し斜めの角度から抉るように突かれるのが好みのようです。 このまま、この場で仕止めてしまってもよかったのですが、考えを変えました。さすがにへろへろになった彼女をここへ置いていきわけにはいきません。 今のエリなら、どうにでもなる。確信めいた予感をもっていた私は余力を残したまま、彼女を連れ帰ることにしました。 浴衣は返しましたが、パンティとブラジャーは与えませんでした。帰り着くまでの余興のつもりでしたが、部屋に帰り着くまではノーパンで通させることにしました。旅館の従業員に声を掛けられて、露骨にうろたえるさまが面白かったからです。 午後一時。いったん部屋に帰したエリを呼び出します。 襖が静かに開きました。
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