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ページ番号809番
★ 美人銀行員の妻と秘密③ ★ 新参者 (東京都) 2011-02-18
数多くの励ましのメールやコメントを頂き、本当にありがとうございます。
ただ感謝感謝です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ガタンッ・・・ゴットン・・・ 電車のリズミカルな音を聞きながら窓の外の風景を眺めていました。 流れる景色はセピア色に染まり、知らない街に来ている様な感覚になりました。 会社を早退してまで、私は何をしているんだろう・・・ そんな事を考えていました。 最寄り駅まで一駅、すぐに駅に到着してしまいました。 ピッリリ・・・ピッリリ・・・ そんな時に携帯のメール音がなりました。 妻からです。 【今日は子供を実家にお願いしちゃいましよ~ だから久しぶりに羽伸ばして来て大丈夫だよ ゆっくりしててね】 メールを読み、 何を言ってるんだ!怒りに似たものがこみ上げ大声で叫びそうになりました。 携帯電話・・・妻のアドレスを探し電話を掛けようとした時、リダイヤルの履歴には東の番号が目にはいりました。 フッとした閃き」なのでしょうか、脳裏に過ぎるものがありました。 あいつは使えないか・・・そう思い電話を掛けます。 ワンコールで繋がり、東は不安そうな声で電話に出ました。 「三上だけど」 「何ですか?」 「ちょっと相談があるのだけど・・・聞いてもらえますか?」 「内容にもよりますが・・・」 不安そうに話している東に、強気で話していきます。 「たいした事ではないよ、ちょっと協力してくれれば良い」 「今晩妻に会うのだろ」 「良いのですか?」 「あぁ・・良いよ その代りに・・・」 東に私が思いついた事を伝えました。 「分かりました」 「では早めに駐車場に行きますよ・・・では後ほど」 30分ほど東と話し、電話を切りました。 私は駅を出てから近くにある家電ショップに入り、店内を散策しながら目当ての物を探しました。 「ICレコーダー」 小さく高性能な物を選び・・・これですべてが分かるかも知れない この時私は妖しい顔をしていたと思います。 ショップを出る頃には外は暗くなっていました。 急ぎ誰もいない家に帰り、ICレコーダーを充電しながら、妻に電話を掛けました。 「お疲れさん!」 「今日はゴメンね・・・」 「大丈夫だよ・・・でも最近飲み会に行くと遅くなるよね」 本当は早く帰って来てと言いたいのに・・・ 「・・・支店の女の子達が若くて盛り上がっちゃうのよ・・・ついて行くのが大変だけど・・・楽しいからついつい・・・」 しかし、よくとっさにいろいろ言えるな~と思いましたが、確かにそうなのかも知れないとも思いました。 歓送迎会が行われている時間だけは・・・ 「ゴメンね」 「いいよ・・・楽しんでおいで」 私は信じられない様な言葉を言ってしまいました。 でもその反面、心のどこかで平井の誘いを断り、帰って来てくれる事を願っている自分もいました。 「じゃ!行ってくるね」 妻のその言葉を聞いて電話を切りました。 相変わらず静かな駐車場、停めてある車は一台もありませんでした。 覗いてしまった場所・・・ その場所に東は先に来ていました。 「どうも!」 笑顔で挨拶してきます。 それはそうでしょう、何の気兼ねなく妻を抱ける公認を得たようなものなのですから 「これ・・・」 ICレコーダにスイッチを入れ手渡します。 「絶対に何があってもスイッチは切るなよ」 「分かってますよ」 「ここに入れっぱなしにしときます」 東は大事そうに胸のポケットにしまい込みました。 「それと・・・もしも本当に妻を抱く事になったら、暴力的な事や、嫌がる事を強引にするとか、傷つけるようなことは絶対にダメだ」 「当然、中出しなど許さない」 妻を抱く許可をしておきながら、妻を守るような言葉に、何か変な感覚を感じました。 「分かってますよ」 「優しく扱って・・・」 矛盾してしまいますが、妻はモノじゃないんだと思いながらも、モノのように言っている自分がいた様に思います。 「すまないね~」 何か?東に顔を向けると 「想像するだけで、これビンビンですよ」 はっ!としました。 東のペニス・・・長さはそれほどと思いましたが、太さはかなりのモノでしかも突起物が3つも埋め込まれいたのを思い出しました。 もしかしたら太さに気を取られ、短く見えてたのかも・・・ 東も巨根なのは間違いないのです。 一瞬言葉を失いました。 東のポケットの携帯が振動しました。 「平井からのメールだ」 ドキッ!としました。 断ってくれ・・来ないでくれ・・この時その思いだけが心にありました。 お願いだっ!今日だけは・・・ 東がメールを見せて来ます。 【あと10分ぐらいでこっちを出るよ】 絶望・・・分かっていてもショックでした。 しばらく沈黙が続きました。 「楽しみだね~ワクワクしちゃうよ」 東が沈黙を裂き話し出します。 ゴクリッ!喉が鳴り、鼓動が高鳴って来ました。 東がニャッ!と その顔は、露骨に獲物を待つ獣の様な雰囲気を隠すことなく全身から出していたように思います。 「・・・約束は守れよ」 それを言葉に出すのが精一杯でした。 遠くから車の音が聞こえて来ました。 ヘッドライトの明かりが近付いてきました。 身を潜め、車が入って来るのを待ちます。 見覚えのある車・・・前回と同じ場所に車を止めライトが静かに落ました。 エンジンの音が鳴りやむと、やがて静寂な空間になりました。 パッ!とルームライトがつき、車の中に二つの影が浮かび上がりました。 何やら話しているようでしたが、やがてキスを・・・ ここからでもハッキリ分かります、 妻と平井が抱き合いキスをしているのが・・・ 何故わざわざ目立つ様に明かりを・・・と思っていると東が小声で 「OKの合図だ」 「えっ!・・・」 「奥さんが俺が行ってもいいって言った合図だよ」 「じゃーな」 東はそう言い残し歩いて行きました。 車の中では誰か見てくれと言わんばかりに、抱き合いながらキスしている妻の姿がありました。
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