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ページ番号750

妻泥棒

涙男 (西日本)   2010-06-15

愛し愛され、結婚して12年を迎えた。子供も一人、似合いの夫婦仲K良い夫婦と言われている。 ¥n友人や親族など周囲からは、清楚で綺麗なスタイルのいい奥さんと言われている。 ¥n結構おしゃれにも気をつけている妻を俺は密かに自慢していた。 ¥n自分にとっては最愛の妻である。そんな妻でいても、長い結婚生活のなかで、俺自身浮気をしなかったとは言えない。ただ妻にはバレテいないとおもっている。 ¥n子供はひとりだが、いいママをしている。 ¥n ¥nそんな妻が・・・男に盗まれていた。浮気をしていた。 ¥n ¥nそれがわかったのは結婚10年を過ぎた二年前のことである。 ¥n妻の浮気を知り咎めることはたやすかった。 ¥nしかし、その時の複雑な感情。 ¥n妻に惚れていた俺は、妻を咎めて別れることはできないとおもった。 ¥n内心を隠して妻の行動を探っていた。・・・そしてその相手を突き止め、知っていることを隠して隠して妻に接する。 ¥nそして、嫉妬からくる興奮。更に妻を抱くことに興奮を呼ぶ。 ¥n ¥n妻は浮気していても、俺との行為を嫌がらず、ちゃんと淫らになり逝く。これが夫である俺にはわからない。 ¥n ¥nこんな性癖が自分にあろうとは思いもしなかった。 ¥n ¥nこの浮気を知ったのは妻の忘れてでかけた携帯からである。 ¥n ¥nその時まで、妻の携帯などに関心ももたず、触ったこともなかった。それは妻も俺の携帯などに何ら関心をもたず、お互いそんなものだったからだった。 ¥n ¥nつまがキッチンに置き忘れていた携帯が鳴ったときにたまたまいた俺が携帯の受信音に反応した。 ¥n ¥n出なくてもよい携帯に出たのである。 ¥n ¥n着信音で画面は「ノリコ」とでていた。 ¥n ¥n女友達だろうと携帯をとりあげて開いたのです。 ¥n ¥n「お、マチさん・・・明日ゴルフ時間にいくよ・・・」 ¥n ¥nそれは俺が声を知っている男である。なんか怖くて電話では一言もいわずに切った。 ¥n ¥n暫くして着信音がなる。画面は「ノリコ」 ¥n ¥nでなかった。 ¥n ¥n明日、俺はゴルフにいく。その時間のことだろうか。その男は今回ゴルフにいかないと言っている。「ノリコ」それはその男の奥さんの名前だ。妻同士のつきあいはないはずだ。 ¥n ¥n妻には言わないで様子を伺うこととした。 ¥n ¥n「ノリコ」からの着信歴の俺が出たのを消去しておく。 ¥n ¥nうまくごまかせたらいいが。 ¥n ¥n発信歴、受信歴を見る。メールの受信box・発信boxをみる。「ノリコ」とのやりとりは残っていた。名前をいくら女名前にしていても、男と女の関係は想像できる。何故消していないんだろうか。俺にみられるのは想定外なんだろうな。 ¥n ¥n怪しい携帯メールはコピイする写真撮る。 ¥n ¥nあの妻が・・・・嫉妬嫉妬・・・次の日のゴルフをどうやってやめようか。 ¥n ¥n ¥n ¥n ¥n ¥n ¥n ¥n

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8291 好きと愛してる 2010-06-15 中起ち   
あくまで想像の域ですが、奥さんの心情は何となく解る気がする。

最も大切な人は御主人。(これは多分間違いないでしょう)
そして家庭も同じくらい、いやそれ以上に大事。

不倫相手との時間は女で居られるから「好きな人」。(又は 「とっても好きな人」)
でも愛してはいない。

多分奥さんは「生活」が無いから、パートタイムラバーの関係と割り切って居るのかも?
逆に云うと、そんな関係は「夫婦」と比べると、軽い衝撃で壊れる脆さも兼ね備えて居ますね。

8288 怒れない男 2010-06-15 寝とられ好き男   
そのとき烈火の如く怒れば新たな家庭が出来ていたのに。怒らなかったを責められた。
そして私も寝とられ好き男になってしまった。慙愧

8285 興味津々  2010-06-15 そっくりさん   
愛妻小話ではもったいない。ぜひ続きを「愛妻日記」でお願いします。