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ページ番号610番
★ 知ってるのだよ美江子 2 ★ 雅治 (山陽の瀬戸内海に近い) 2008-11-21
知ってるんだよ美江子
お前が浮気してるのを。
普段は良妻賢母してる美江子、園児のママしていて、それでいて清楚で綺麗な奥さんとまわりで言われている美江子が、誰にも知られてないと思って・・・・。
その細い白いすべすべした肌に男の手がはい回り、綺麗で優しい顔と花びらのような唇に男の舌が割って入りキスをしているんだろうね。
そして、君の一人子供を生んでも緩んでいない薄いヘアーの中にある女の壺に蜜をヌルヌル湧かせて硬く怒った男の棒を打ち込まれてるんだろうね。
いつもは、無造作に置いていたお前の携帯が見あたらないと思ってたな。それもあまり気にしてなかったんだけど。いつものようにお前が美奈と一緒に風呂に入っていた時に、ビールを飲もうと冷蔵庫を開けようとした時に、横にある食材とかとかキッチン用品を保管しているユーテリティで物がゆれるような小さな気配がしたんだよ。
なんかなとあけると、買い物籠の下でお前の携帯がバイブレーターしてたんだよ。
ふと、見る気が起こって、手にしたんだよ。
メールが来ていた。発信人が苗字だけだったが、開けてみるわけにいかないからね。でもお前は前のメールを消してなかったから、受信トレイに経歴が残っていた。女友達らしいのや、僕のカエルメールもあった。でも、その苗字のメールがかなり残ってた。
君も僕に対して無防備だったね。
そのメールを開くと、さりげない文章でも、美江子への称賛とか、次の約束はかわらないとか、明らかに関係の深さがわかったよ。
お前の送信トレイも見たよ。事務的な返信じゃあったが、ちゃんと応えていたね。
それを見て、腹だたしさもあったんだが、勃起した自分もいたんだ。蓋をしていた寝取られ願望が開けられたんだ。
風呂上がりの美江子を見たんだよ。いつもは何も考えないで日常に見ていただけなのに、しっかりとみると、湯上がりで肌がすべすべと綺麗に桜色していて、バジャマの下からも丸く膨らんだ尻が、小振りでも形の良い美乳が見えたんだ。
これが、僕に隠れて浮気してるんだ。僕の知らない男に弄られてるんだ。
あの日は、美奈が寝るのが待ち遠しかった。普段は12時近く起きているのを、早めに寝室に入って美江子が入ってくるのを待った。
そして、長くご無沙汰していたお前を抱いたんだよ。
美江子、お前はいぶかりながらも、よがったね。
それから、お前の携帯をチェックしだしたんだよ。
そしてお前たちが、僕が仕事に出て、美奈を園に送った後に、自宅で逢引きしているのがわかったんだよ。
そして、大体あっているのが、火曜日ということもね。
そして、お前の相手を見つけようと思った。
寝室に盗聴器、応接セットのある所とリビングにICコーダーを隠してつけたんだよ。
火曜日の10時すぎにになると、事務所を出て、自分の設計した自宅へ車を急がせた。
かなり離れた家からみえない所に車を停めて盗聴の集音をはじめたが、1時間あまりこえは拾えなかった。ICコーダーにも普段の音しかなかった。
でもその翌日にお前と男が携帯で話している声を拾っていたんだよ。
来週の火曜日に逢うのがわかったんだよ。月に二度逢ってたんだな。
そしてとうとう盗聴器で聞いたんだよ。お前達がやっているのを。
踏み込もうなんて思わなかったよ。
興奮した。勃起した。怒りもした。
どんな男か見たくて、車をおりて、家の門の見える所に移り男の出てくるのを待ったよ。
自宅を見張るなんて近所の人にみられたらと思って緊張したよ。
そして、男が素知らぬ振りしてでてくるのをみたよ。
以外な男だった。
お前がその身体をゆるした何人目の男になるのか。
美江子知っているのだよ。お前の浮気を。
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