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風の盆
2011-09-01
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蜃
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近藤様 初めて感想の投稿をさせて頂きます。
前シリーズより儚い気持と心疼く感じがして 私の心に蜃が吐露する気のように入り込んで来る作品でありました。
風の盆・・・今日からのお祭りであります。
今は観光となっている部分もあり、華やかさも若干ありますが 私自身も最近はほとんど行かなくなりましたが・・・ 私の好きな風の盆の時間帯は明け方でした。
明け方、歌い手が三味・胡弓をしたがえて 静まり返った坂の町を静かに流す歌声。
私の心に入り込んできたのは そんな歌い手のような心が作品にあったのかなと しもじみと読み返しております。
近藤さま。 美穂奥様。
ありがとうございます。 これからの展開に期待しております。
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読後感
2011-09-01
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真ん中
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146.明日から-完- を読みました。台風の風雨の音が聞こえます。でも、私の心はすっきりです。大倉氏と作者様が美穂の心を取り合った、経過の美しさと葛藤の両方が読みとれました。実際に起こったこととして受け止めたいです。 作者が経験したことか、取材したものかどうかは分かりませんが、多分数年前に起きたことをまとめられたのだと思います。長期間のご努力により、私は、この一週間、美穂さんとえり子さんを同一視し、心の中の女(ひと)に恋しました。わくわくして、次の文を待ちました。近藤憲一さん、ありがとうございました。 途中で中断したのも、この日に合わせたのですね。心憎い演出なのかと思います。私も、死ぬまでに一度は、風の盆を覗いてみたい気持ちです。もちろん、恋する女といっしょに。そして、その夜は・・・・・・
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性愛の色々な形
2011-08-31
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真ん中
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144.三人の祭り①を読みました。最後に、「純白の酔芙蓉が首を傾けて私を見ていた。」という表現を次のように読みました。『コキュになった自分がここにいる。酔芙蓉さん、貴女はそこで、私のことを笑って見ているのですね。でも、夕方になれば、赤く染まって私や彼女と同じようになるのですよ。』と。 ホワイトの 笑う貴女が 紅染まる 夕にうつろう 息づかいかな
私には、経験できそうもないことを、この1週間で体験させてもらったことを感謝いたします。
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自分の知らない妻のこと
2011-08-24
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真ん中
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風の盆①まで読み、図書館に走り、「風の盆恋歌」を読みました。最近になく、泣けました。近藤さんに、「風の盆恋歌」と同じことが起きなかったことになりますように。美穂さんが大学時代につき合ったとどんな経験をしたのか。そして、長年連れ添い、何度もセックスしてきた憲一さんをおいて、心中してしまうのか。もし、そうなったら、高橋治さんよりも泣かせる文章にしてください。 我が身には起きそうもないことですが。もし、こんなことが起きたら、中出のようには振る舞うことはできないでしょう。でも、死んだ二人の間に起きたことを想像し、自分がコキュになった自己憐憫を味わうことはできます。
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そうだったんですね!
2011-08-16
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らんらん
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近藤さん
いつも楽しく拝読いたしております。 謝謝
この小説の意図がやっと解りました。 今後も楽しみにいたしております。
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重厚感と緊張感
2011-07-26
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老官能作家
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素晴らしい文章力!これはプロ並みの作品だ。(もし、プロ作家さんなら多謝) 書き手の緊張感が伝わる。重厚で気品がある作品は読み終えると、何となく快い疲労感からフッとため息が漏れるものだ。 プロの作品は一字一行に神経が行き届いている。一行一行が読み手に語りかけてくる。 再開してくれてありがとう。これからも無理しないで、じっくり進めてもらいたい。 最近、ひたすらアクセス回数だけを目標にしている<軽薄・短小作品>に失望している。 貴殿のような作者さんが『愛妻日記』レベルアップに貢献してくれることに感謝する。 (愛妻倶楽部の長年のファンの一人)
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素敵です
2010-10-22
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みー
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奥様とのなれそめの前篇もよかったけど、「性夜物語」になってから益々ファンになりました。近藤さんの奥様への愛、それをわかって燃え上がらせてあげてる奥様の愛、感じます。 女性がエッチ好きなのって、引かれるんじゃないかって思ってしまったりするんですが・・・こんな風に秘密も一緒に共有して、夫婦で楽しめるって素敵ですね~。
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処女と処女性
2010-10-06
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真ん中
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65.純愛と性愛 まで読みました。「髪を梳かしてした妻の動きが止まる。」を読み、感想を書きたくなりました。 男視線から、女の処女と処女性を区別すると、納得がいくことが多いように思っています。また、『純愛は一生に一度だけでよいが、“純愛”大切にしなさい』という提言が理解できます。 男にとっての一生つきあえる女は、処女性を60歳すぎても持っている女であるということです。受胎年齢が過ぎても、処女性があれば、男のやる気をかき立てることになります。私の妻をそうであるからなのです。 話を替えて、近藤さんが作家の卵であることを信じます。そして、愛妻の処女と処女性をどのように記述していくのか期待しています。美穂さんが、次の章で、どのような話を続けることで、二人の仲が発展していくか、楽しみです。
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プロの作家?
2010-08-31
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作家の卵の卵
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この作者はどう見てもプロとしか思えない。
素人にしてはレベルが高すぎる全体構成、視点、表現力・・・。
<大倉氏はマスターから火を点けてもらうと、美味しそうに大きく吸い込みゆっくり吐き出した。吐き出されたタバコの煙は天井に広がっていく。その煙とともに、大倉氏の20年の思いが彼の体内から解放されたように上に昇っていった>
こんな表現は素人にはできない。よっぽど書き慣れている文学賞マニア以外は。
我々素人作家が見習わなければならないのは、一話がきっちり完結して次の話に入って行くことだ。
最近、愛妻日記のレベルが落ちている。(文章よりビジュアルが流行りだしてからは特に)
時代の流れで仕方がないかもしれないが、コミック調の短文が多く、文章に深みが感じられない作品が多くなりつつあるのが悲しい。
愛妻倶楽部の読者は比較的年齢が高く文学的造詣も高いので、他のWeb投稿サイトの読者より評価が厳しいと思われるが、編集部の方針で、例えそれが妥当でも批判的な評論ができない?
感想文はその読者のレベルが如実に現れるので、誠実に尚且つ丁寧に書きたいものだ。
特に、この作品への感想文は作品のイメージを傷つけないような格調高いものにしたい。
最近、プロの作家が<遊び心>で携帯の投稿サイトやWebサイトに投稿することがあるそうだ。
匿名発表なので、普段は絶対に書けない「官能小説」を思いっ切り書けるからだそうだ。
もしかしたら、この作品の作者も・・・。
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感情を重ねる表現
2010-08-31
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真ん中
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「33.大倉氏の寝室」を読みました。20年前に大倉氏が味わった気持ちを、今、ミューズで男二人が共有している感覚を、私も味わうことができました。愛する、理想とする女を失う、自分のものとすることができなかった時の感覚は、何とも言えません。
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きたいしてます
2010-08-31
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くりくり
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良くできたお話で感激してます いいな 奥様の過去探し
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若い女の望み
2010-08-30
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真ん中
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32.幻のVTR-その2- まで読みました。一日に2回のアップ、第二部の佳境に入ったのでしょうか。展開と女の性への欲望の表現を楽しんでいます。以下、感想です。 若い女も男と同じで、性への欲望を持つ。どのように自分で満たしていくか、または、させられて満たさせられたかのようにしていくかは、状況によって異なる。男は、若くて受胎年齢が長期になる女への欲望をかき立てられる。そして、若い女を自分の性に合うようにマッチさせていくか、試していく。その女と長年つれそっていけば、心から愛していると言えるようになる。でも、もしかすると、他の男から受けた体験が性への動機付けに影響していることに気づくと、心が騒ぎ立てる。如何ともしがたい心持ちになる。
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自分の知らない妻
2010-08-27
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真ん中
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29.魔性の唇-その2-まで読みました。毎晩、楽しみです。妻の若いときの姿で、自分の知らない姿があった。それを知りたいと思うのは、妻を愛しているからです。 私もそうです。私の妻は、美人な方です。知り合ったのは、妻が21歳から。20歳前の写真を見ると、当時でも、違っていました。知り合う前の妻の本当の姿を知りたいと悶々としました。でも、そんなことは、言えませんでした。妻を開発したのは、自分だけだと信じたかったからです。他の男の介入を想像することはできませんでした。でも。
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この夜何が起こったの?
2010-08-13
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真ん中
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更新を楽しみに、毎夜読んでいます。今夜、13.隠しカメラ-その2- を読みました。「クライマックスの『あっ!』と驚くすごい結末」で、どんなでしょう。期待します。山本社長の愛撫を振り切って、美穂が逃れた方法はどんなか。色々想像がふくらみます。そして、もう一波乱があらんことを。 これを読んで、私は、昔はやった言葉の「半処女」を思い出します。ペッティングを許すが、それ以上はさせない。貞節は守る?。そんな女の生き様が、昔はあったのですかね。
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霧に包まれた秘密のベールが徐々に・・・・
2010-08-09
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B.イーノ
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はじめまして。 いつも次の投稿を楽しみにしながら拝読しております。 『妻の秘密は密の味』から、ドキドキしながら読んでおりました。
山本氏の存在と憲一さんの嫉妬心・・・ 山本氏との関係は思いすごし?
そして、憲一さんと美穂さんの間の (初夜の誓)と(愛の刻印)・・・(心愛の3年)。
このまま、何も起こらないのだろうか? 【ハッピーエンドは、嬉しいことなのですが・・・。(笑)】 と思わせておいて、 ご結婚後の15年後。
偶然の人の出会いは、記憶の糸を手繰り寄せて、 あの頃の秘密の核心へと繋がって行く。・・・
とても臨場感があり、早く次が知りたい。・・・ そう思わせるような作品です。
今後の作品、期待しながらお待ちしております。
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