と言うことで引っ越すまでは本当にＳＥＸはしていないと言うことですが、キッス、ペッティング、テレホンセックス、これでは・・・ ほとんどセックスと同じことではと思います。
こんな危うい状態の時に引っ越したわけです。引越して１ヶ月くらいのときにご夫婦で新居を訪ねてくれましたが、私は妻とＫ雄さんがこんな状態だったとは夢にも思いませんでした。
引っ越してしばらくしてばったりと出合ったと言うのもうそでした。
ユミコが何度かに分けて私に話した（告白した）ことをまとめて文章にします・・・・・

ばったり出会ったと言うのはうそです。引っ越して１年くらいしてパートの仕事に就きました。そして私はＫ雄さんの奥さんに私の新しい勤務先を話したのです。私と奥さんは何でも話す仲良しです。私は、奥さんに話したらＫ雄さんにも伝わるだろうとは分かってました。そしたらまた何か言ってくるだろうな、うっとうしいな、でもそれを期待する気持ちも少しはありました。別に嫌いな人ではないし、キッスをされペッティングもされ、電話ではありますが射精の瞬間にも何度か立ち会ったわけですから、もう純粋な他人ではない気持ちもありました。
私はある銀行のロビーで案内の仕事をパートタイマーでしていました。奥さんに話してすぐにＫ雄さんが銀行に来ました。そして「久しぶりですね、今日は食事する時間ありますか？・・
だったら休日は？」聞かれ、何やかやと言いながら定期休日の水曜日の昼食なら家族には影響しないと言うことでデートが決められてしまいました。
・・・そのころ、夫はスワッピングをしようと私を誘っていました。また「浮気してもいいよ、一生でひとりの男性しか知らないというのはかわいそうだ、家庭を壊さない程度なら他の男性を味わって来てもいいよ」などとピロートークでしつこく言ってました。私がＫ雄さんとデートを重ねていたころもよく言っていました。告白しようと思ったこともありましたが、Ｋ雄さんだからかえって言い出しにくかった。もし勤務先の人かなんかで夫のまったく知らない人だったら告白していたと思う・・・
はじめてのデートは大阪郊外のＴ駅に車で迎えに来てくれていました。ちょっときれいなレストランで昼食をとりました。Ｋ雄さんは車に乗っているのにビールを注文して「ユミコさんとの初デートに乾杯」などと盛り上がっていましたが、私は少しブルーでした。Ｋ雄さんはセックスを求めてくるだろうな、いい年をしたオバサンがそれを拒むのも大人気ないし、不自然かな、でもそんな大それたことに踏み込む踏ん切りがつかない、というところでした。
食事をしてお茶を飲んで車に乗りました。Ｋ雄さんは「ええやろ？」と聞いてきました。私は分かっていましたが「・・？」というような表情をしたら、駐車場の車の中で私の頭を少し乱暴につかんでキッスをしにきました。しばらくキッスをしていました。この前、ソファでペッティングされながらされたような舌を口の中に入れる濃厚なキッスでした。私も舌を動かして応じたような記憶があります。そうするとＫ雄さんはスカートの下に手を入れてきました。私は手をおさえながら「そんな気持ちで付き合ったのと違う、ここまでにして、Ｅ子さん（Ｋ雄さんの奥さん）ともお付き合いできなくなる」などとあとで考えると白々しい言葉を言ってました。多分、Ｋ雄さんとは不倫関係になってしまうのだろう、でも最初に呼び出された日にホテルまで行ってしまうと何かそれを待っていたようでいやだ、恥かしい。また安っぽい女に見られるのはいやだなどと思い、今日は絶対に抵抗しょうと思いました。それに夫はそうは言ってくれてるけど本当はどうなのかな、などと吹っ切れない気持ちもありました。
それでもＫ雄さんはしつこくペッティングをしながら誘ってきます。「ユミコさんはあこがれの人やねん、タイプやねん、一回でいいからユミコさんの体の中にいれたい」などなど。その日はパンティー、パンスト、ガーターの重装備でしたし、駐車場の車の中ということで下着の上からのペッティングでした。
「ごめんなさい、今日はどうしても気持ちの整理がついてない、次にして、次は必ず（やらせてあげる）・・」ということで拒否を通しました。女ってずるいと思う、男性をジラして優位に立とうとするところがある。私もオーガズムを知っています、いわゆる味を知っています。だからもうしっかり感じて濡れていた。だから挿入されたかった、イカされたかった。だけど理性というかずるさというか、そんなものが勝ってしまった。（その日は家に帰るなりオナニーをした。夜は夫と激しいセックスをした。）
そしてその日は、Ｋ雄さんも仕方なくというような感じでセックス無しで終わってしまった。でも２週間後の水曜日のデートの約束をさせられました。（つづく）