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ページ番号397番
★ ♂♀妻の恋心 ★ 月見草 (四國) 2007-06-16
その男性と私達夫婦との最初の出会いは、男性からの3P参加の掲示板を私が見つけたことであった。
その男性の住む街と私達の住む地方都市との距離が高速で1時間一寸、と言うことも大いに関係していました。 まず最初私と彼との間でメールのやりとりが始まったのだが、彼の誠実さ、真剣に相手を捜している気持ちが、そのメールのやりとりから強く伝わってきて、7〜8回のメール交換の末に私は妻に、その彼と一度食事かお茶をすることを承諾させた。 妻は私が言うのも変だが、可愛い顔立ちで、目の大きく澄んだ、どこか幼さが残った、どこに連れていっても恥ずかしくない容姿をしている。身体は肉感的で子供を産んでいるせいか、大きめなお尻をしている。またそれが何とも言えない官能的な雄へのフェロモンになっいる。 最初妻は「逢うだけよ・・おつき合いをするかしないかはあたしの好 きにさせてね・・・」と言って渋々待ち合わせの場所に向かった。 待ち合わせの場所に私達の車がすべり込むと、すでに彼は車で待っていてくれた。 三人は車から降りて簡単な自己紹介をすると近くのファミレスに入った。 彼は度の強いめがねをかけており、身体は小太りで、とうてい女性にもてるような男には見えなかった。 私達はお茶をしながら他愛のない会話をして、一時間ほどで別れたの だが、私の知らない一瞬に彼は妻に自分の携帯のアドを書いた紙を渡していたようで、帰りの車の中で妻は私にその紙を見せながら、「あたしのこと気に入ったのかな・・あたしはパスだけど・・・」 何て言っていました。 それから一週間ほどした頃、彼から私にメールが届き、妻のことを気に入ってあの日以来思い出しては自慰にふけってしまう、と言うことを赤裸々に書き込んできました。そして最後に「奥さんのアドを教えていただけませんか?」と言うことでありました。 彼のメールを見せると、妻は「ふーん・・・」と言って一度あったき りの自分を気に入って、夜毎に自慰にふけってしまう彼の率直な感想が よっぽどうれしかったのか、「メール教えても良いけどあたしからは出さないわよ・・・」と言って私がメールを教えるのを承諾した。 私が妻のアドを教えると、彼は直ぐに妻の携帯へメールを送り始めました。 それも一日何回と無く,まるでメールの洪水のように朝のおはようから始まって、深夜のお休みまで。 そうしたやりとりが妻との間で始まって、2週間もすると、妻に大きな変化が現れて来ました。自分の携帯も教えたらしく、そのうちに電話でのやりとりも始まる始末になりました。 電話も彼からの方が断然多いのですが、妻はいつの間にか彼からの電話を待ち望むようになり、電話が来ると私から逃げるように別室に駆け込み話し込むようになりました。 そうして私から他の男性へと心を動かし始めた妻は、私からすると切ないほどのジェラシーで、私自身の被虐性を充分満足させる物でし た。 最初の出会いから2ヶ月ほど過ぎた頃、私は妻に思い切って聞いてみ ました。 「どう・・少しは彼に気持ちが入った・・・?」 妻は彼とのことを私に聞かれると、今までに見せたことの無いようなはにかんだ笑みを浮かべて、「そんなことわかんないわ・・まだ・・・」 と言って、次に「あたし、あの人となら付き合っていって良いわよ・・・」と言いながら私の反応を見るようにぽつりと言って、「あなた、あの人のあそこ凄く大きいってこと知ってたの・・・?知っていたのなら良いけど」 妻は私にそう言うと、その半年前まで妻が25の時から7年も付き合っていたIさんのよりもどうやら一回りほど大きいらしい、と言うことを私に話し始めた。 私は具体的に妻の身振り手振りで彼の物の大きさを想像し、妻もまた彼から聞かされたまま私に説明することで、未だ一度も経験したことのない彼を思い描いているようだった。 私は「へーッ・・そんな話もしているんだ・・・」 と言って妻を冷やかしたりしていたのだが、妻は冷やかされるのが自分の卑猥さを指摘されたようで、「私言って置くけど、女って男の、物、の大きさじゃないと思うわよ、それは大きいに越したことはないと思うけど、でも女ってやっぱり相手に自分のことを好きになって貰って、自分も好きになった人に抱かれて、と言うのが一番感じるんじゃないのかな・・・」「へー、それじゃもうさち子は彼氏のことかなり好きになってるの?気持ちが入ってしまっているの・・・?」 私が聞くと妻は「未だわかんない・・でも嫌いじゃないから好きなのかな・・・」その頃になると私は努めて「彼」のことを「さち子の彼氏」という言い方をしていました。 私は妻が、最初全然気にもとめなかったうだつの上がらない男性に、何故心を動かしたのか。「少なくとももっと妻に似合う好男子がいたろうに」気持ちを奪われ浸食されていく妻の移ろいの日々に、嫉妬と言う痺れるような歓びを感じていました。 妻は私が入れてやったコーヒーにミルクを注ぐと、私の顔をまっすぐ見て、さりげなくコーヒーにミルクを入れるように、「今度彼に会って来て良いかな?・・・」「彼と結ばれる前に会っておきたいの」「・・・だめ・・?」 わたしが答えを探していると妻は畳みかけるように、「会っても何もしないよ、するときはあなたとの約束だからあなたの目の前で抱かれるわ・・・彼もそのことは良く分かっているから・・・」 私は妻の口から何気なく出たその言葉に驚き、ジェラシーに全身がじりじり焼け付くような感覚に襲われた。 妻の心が未だ一度も肌を許していない、大したことのないあんな男に動いている。 男との逢瀬の許可を貰うために私に必死になって訴えている。 妻の今までに見たこともない真剣な眼差し。美しいと、ふと、思うほどの瞳の輝き。 私は妻を愛しているが故に、そのような恋心を芽生えさせた妻に対し て、好きに成るときは真剣に好きに成るんだよ、と言う思いで会うことを許していました。 15才で私をに女にされて、それ以来男性経験は掲示板で知り合い2人ありましたが、恋愛経験の全くなかった妻は等々私以外の男性に心を奪われ始めたのです。 私はそれから1年ほどの間、彼と妻とに破局が訪れるまで、狂おしいまでの妻に対する嫉妬と言う煉獄で、至福の時を過ごしたのです。 この後妻は何度か彼との逢瀬を重ねて、この二ヶ月後に初めて彼を迎え入れることになります。 その日妻は彼との初めてのデートに朝からうきうきと華やいでいました。 鏡の前でその日着ていく洋服をとっかえひっかえ選んでいるのです。いつ買いそろえたのか、私の初めてみる洋服ばかりだ。 結局30分も掛かって選んだのが裾から内腿まで切れ込んだロングのスカートで嫌らしいほど扇情的だった。下着まで後わずかと言うところまで切れ込んでいる、その切れ込みが終わった辺りの31才の熟れ始めた肉付きの良い内腿。大人しい、家庭的な、妻の見本のような彼女の、どこにこのような大胆さがあったのか、まぶしさと嫉妬で目眩がするようであった。 妻は出掛けてから7時間後の夕方、彼氏との初めてのデートからかえってきた。心なしか頬が上気している。声が明るい。私は妻が腰を下ろす間も惜しむように「どうだった?・・会って良かった?・・・」 「キスはしたの?・・・どこへ行ったの?・・・」と矢継ぎ早に質問していた。 妻の話だとどうやら高速下り場まで彼が迎えに来てくれていたらしい。2人は妻の車でドライブしたこと。展望の良い駐車場に下りて2人手を繋いで歩いた事。その展望台で後ろから優しく抱き寄せられ振り向かされて唇を奪われたこと。別れるときに車の中でキスをされ、その時彼からミネラルウォーターを口移しで飲まされたこと。激しくキスをされ、勃起した彼のペニスをズボンの上から握らされ、その堅くて大きいのにびっくりしてしまったこと。 彼に内腿に手を差し込まれて下着の上から愛撫を受けてしまったこと、などを子細に話しました。 私は妻の口元からこぼれてくる彼氏との逢瀬の情景を思い描き、身の置き場のない被虐の感覚に一層妻のことが愛おしくなりました。 「よく我慢したね2人とも・・・。」・・・「だってやっちゃったらあなたはもう会わせてくれないでしょう・・・?」「そうだね、こういう関係は三人のうち一人でもかけたら成立しないしね。このことはさち子からも彼氏に良く言っておいて・・・」 それからの妻はますます大胆になっていきました。電話でも、私の目の前で「さち子のことを好きって言って・・・」・・「だめよー・・もっと大きい声で・・・」と無理矢理彼氏に言わせているようで、彼氏にも同じ事を言えと言われているのか、「好きよ。・・よしのこと大好き・・・」などと、確かめ合っていました。 それからも2人は二度ほどデートを重ねていましたが、一ヶ月程経って2人が漸く結ばれる日がやってきました。 会う日は妻と彼氏の2人で決めたのですが、どういう訳かその日はしっかりと妻の安全日になっていました。 私と妻は高速下り場まで彼氏を迎えに行きました。彼氏の車はすでに待ち合わせの場所に来ており、私はその車の前方に止めました。うっすらと記憶にあるあの眼鏡をかけた小太りの男でした。 妻は車の中で彼氏の車を確認すると一瞬ぱっと華やいだ顔になり、うれしそうに「どうしよう・・・どうしよう・・・」と慌てています。 私がモーテルまで彼氏の車に乗って行ったら?と言うと話が終わらないうちに彼氏の車に乗り移りました。 私はルームミラーで車に乗り込む妻を追い掛けました。 妻が車に入ると彼氏が何か一言二言言ったようで、妻が彼氏の方に身体を預ける格好になり、その後2人は抱き合い唇を求め会っていました。それは5秒か7秒ほどの短い物でしたが、ミラー越しに見ている私には永遠に続くかと思われました。 私達はおしゃれな一件のモーテルに入っていました。部屋はそれほど大きくはないのですが、明るく清潔で何よりもベッドの大きいのが気に入りました。 お風呂に湯を張っている間私達は久しぶりの再会を喜びました。そして私は私なりに2人に気を使って補助いすに座ると、2人を極力ラブチェアーに座らせるようにしました。 さすがに妻は私が目の前にいるのが気になるようで、彼氏が抱き寄せ膝の上に乗せようとすると、身体を崩して嫌々をするようなそぶりで逃れようとしていました。 私はそんな妻を見ていて、「さち子、此処には三人だけしかいないのだからやりたいようにやって良いんだよ・・・」・・「よしくんのこと好きなんだろう・・」うん・・とうなずく妻を見て、「それならよしくんにいっぱい愛してもらわなきゃ・・・ねえよしくん・・・?」 私が問いかけると、よしくんは厚手の眼鏡の奥でにっこり笑って「さち子、お風呂に入ろう・・・」妻の手を取ってさっさと浴室に入ってしまいました。 私は2人が浴室に消えると改めて部屋の中を見回しました。わずか20帖ほどの広さしかないこの部屋に一人取り残された自分がひどく異端に思えてなりませんでした。 部屋の調度品の一つ一つがその存在を誇示し、消えかかるような照明器具さえもその時の私よりも存在感がありました。 私は妻の心をすっかり奪ってしまった男に、ある種の親近感を覚えました。そしてその親近感は私のサディステックな心に依り強い刺激を示唆し、出来れば妻の心も躯も、独占して欲しいと夢想していました。私は、妻が思わずびっくりしてしまったほどの大きな男根を持つ男を初めて迎えるという、二度と引き返せない現実と、被虐の欲望の狭間で、どうしようもない咽の渇きを覚え、足を踏みならしては妻への嫉妬の心に絶えました。 私は部屋の照明を落とし、ビデオをナイトショットに切り替えました。 暫くするとバスローブに身を包んだ妻は彼氏に抱きかかえられるように浴室から出てきました。すっかり身を任せきっている妻は彼氏の腰に右手を回してもたれかかっています。彼氏は腰にバスタオルを巻いているので私には男根は見えません。 ベッドの端に2人は並んで腰を下ろしました。彼氏が身をのばして枕元にある水を飲んでいます。「あたしも咽が渇いたわ・・・」・・「飲む?」・・「うん・ちょうだい・・・」彼氏は締めかけたキャップを開いて水を口一杯にを含むと、妻を抱き寄せます。妻は妻で親から餌を貰う小雀のように彼氏の唇を受けています。 咽が こくっ と鳴って「おいしい・・・」とつぶやきます。 デートから帰ってくる妻がいつも彼氏のことを言うのに、「凄く優しい人なの・・・」という言葉が甦ってきました。 彼氏が最初ベッドに横になりました。妻は意識して私の目を避けているのか顔を合わせません。 「さち!・・」横になった彼氏が横に来いと妻を呼びます。 「なんか恥ずかしい・・・」と言って髪を手で梳かすような仕草をしてテレながらも彼氏の横に身を横たえます。 彼氏は妻を優しく抱き寄せると唇を合わせます。妻もそれに応えて彼氏の背中に腕を回しています。私はビデオにスイッチを入れました。 画面に映る2人の絡み合いはモノクロですが、鮮明に記録していきます。 彼氏の唇による愛撫は、耳朶から首筋をはい回り的確に妻の快感を昂めていきます。「繊細」とはほど遠いような無骨な風貌からは想像も付かない優しさで、的確に快感を探り当てていく愛撫に、私は自分の存在を忘れる程亢奮し、五感を集中しました。 妻の唇から漏れていたため息がいつしか喘ぎに変わっていきます。小さく「はっ・・」とため息を吐いたかと思うと、長く息を吸い込み、身を捩るように呻いたかと思うと彼氏の二の腕にしがみつきます。 彼氏は身を起こしたかと思うと足許に周り妻の一番敏感な部分へ顔を埋めます。そのうち一番敏感な所を捕ってしまったのか、妻は胸を喘がせ頭を左右に振ります。彼氏も妻の弱い部分がヤッと判ったらしく、執拗に舌先で転がしているようで、妻の胸が波打つように喘いでいます。快感から逃れようとしいるのが傍目にも良く分かるのですが、一点限界を超えてしまうと自制できないのか、妻は激しく身を捩ったかと思うと大きく胸を反らせて絶頂に上っていました。 仰け反っていた上半身が、次第に波の引くように弛緩すると、甘えた声で「ほ・し・い・・・」・「いれ・て・・」と、彼氏に訴えていました。私はビデオを三脚から外すと手に持ち替えて2人を追います。 彼氏が腰に巻いたタオルをとります。それは私自身初めての経験でした。おっきい・・・と思わず自問してしまいました。掲示板の写真で見るまでは私でさえ未だ見たことのない代物でした。その男根は雄々しくそそり立って彼氏の下半身で自己主張し、まるで別の生き物のように思えました。 彼氏は妻の下半身に割って入ります。妻は薄暗い照明の中で、ほの白い太股を開き迎える体勢をとります。私はのどの渇きに絶えて何度もつばを飲み込みました。ごくり・・と、呑み込む音を気づかれてしまうのではないかと思うほど亢奮していました。 私は2人に近づき「アップにすればよいのに」挿入の瞬間を撮ります。彼氏は私のビデオ撮りを意識して協力してくれます。、ペニスの先端で妻の敏感なところを二、三度ゆっくり擦るとそのままあてがい一気に進めました。彼氏は妻に重なると耳元で、「痛くない・・・?」・「きつい・・・?」・・「うーん大丈夫・・・」・・「痛かったら痛いって言って・・・」とあくまで優しく妻に語りかけていました。 彼氏は妻の中でをゆっくりと動きます。腰が沈み込む度に力強く妻を上へ上へと押し上げます。妻はそのたびに「はっ・・はっ・・」と息をあらがせます。そうして2分ほど動かれた頃妻に絶頂がちかずいていました。以前からの妻の癖なのですが、絶頂がちかずくと喘ぎを一段と大きくした妻は頭を右に左にと降り始めます。時々子宮にまともに当たるのか、突かれた瞬間、一瞬「い・や・・」と言いながら、布を破くような呻きを上げます。その日彼氏と初めて結ばれた時がその癖の連続でした。私は妻が初めて抱かれた男にこれほど歓びの声を上げ、我を忘れて忘我の世界を彷徨っていることに妻をことのほか愛しく思いました。風采の上がらないこの男を唯一の彼氏として、私の手から飛び立っていく妻。私は妻に対する、嫉妬、愛、被虐、諦観、と言った自身の身の置き場のない坩堝に翻弄され、「彼氏だけの女になって良いんだよ、いつまでも離しちゃだめだよ、」とジリジリとした焼け付くような心の奥で強く想っていました。
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