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小話番号1200
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背徳的な妻

美樹 (四国北部)   2020-05-10
感想の投稿 感想集

1、隣の部屋
隣の部屋からベッドの軋みと妻の喘ぎが聞こえて来ました。
その喘ぎは断続的で腹の底から絞り出す波長の長い甘ったるい喘ぎで、時々甲高い喘ぎや口を塞がれたくぐもった喘ぎも混じって聞こえて来たのです。

寝室の隣に作った収納庫の壁に開けた穴を覗くと、フロアスタンドの明かりに照らされ全裸で抱き合う妻と裕也の姿が見え、ベッドの上で膝を折って足を大きく開いて仰向けに寝た妻の上に裕也が覆い被さっていました。
裕也は妻に抱き付いて尻を前後に動かし、妻は両腕を開いて白い肉体を震わせながら形の良い細い唇を少し開いて恍惚とした表情で悶えていました。

裕也の腰の動きが緩くなると・・妻は体を捻ってイヤイヤをしながら
「もっと速く!・もっと速く!・・裕也くん・もっと速くしてっよ~ぅ・・!」
甘えた声でせがみ、裕也の尻に両手を回し、自らペニスをねだる様に腰を上下に振りながら妖艶な肉体をもどかしそうにくねらせていました。

裕也は上半身を起こし、妻の両足を持って持ち上げ、その両足を肩に掛け、体を前屈みにして大きな乳房を両手で掴んで腰の動きを速めると、妻は両腕を開いた手でシーツを強く掴み、両目を固く閉じ、眉間に深い皺を寄せて歯を食い縛り、苦しそうにしながら上半身を反らしながらくねらせ
「おっ・おっ・おっ・おぅおぅおおお~~う・おぅおぅおおお~~。」
部屋中に響き渡る喘ぎを発したのです。

「裕也君のが・・太くなってる!・・太くなってる!」
妻が両乳房を強く掴んだ裕也の手を握ってそう叫んだから裕也の射精が近いと感じました。
裕也が腰の動きを猛烈に速く動かすと、妻は上半身を更に大きく反し
「ヒ~ェッ!・ヒ~ッ!・・溶けちゃう!・溶けちゃう!・・体が溶けちゃ~う!」
「いく!・・いく!・・いく!・・いっ~くう~!」
そう叫びながら『ピク・ピク』と上半身を震わせアクメに達したのです。
裕也に抱かれ獣の様に吠えながらアクメに達した妻を見ながら・・私は色々な事を思い浮かべていました。

2、裕也
裕也は妻より15才年下で私とは遠縁に当たるのです。
両親が離婚し父親が引き取り育てていたが、父親が仕事の関係で2年ほど海外赴任する事に成り、大学受験を控えた息子を外国に連れて行く訳にはいかず、マンションは賃貸等々色々な理由で私達の家に下宿をさせて預かる事にしたのです。

裕也は国立大学を志望するだけ有って優秀でその上スポーツマンタイプだが、父親に育てられた為かちょっと大人ぶって生意気なところは有るが、子供の居ない妻は彼を可愛がり裕也も妻にとても懐いていました。
でも高校3年生で18才といえばもう立派な男で、性に関して色々と妄想し好奇心旺盛な年頃なのです。
裕也が我が家に来た時から妻の胸元や太ももにチラチラと向けている視線に私は気付いていたし、妻だって自分に向けて来る妖しい視線を感じていないはずはないのです。

裕也が来て8カ月ほど経った頃、ベッドの中で
「・・裕也は美樹を女として見て、美樹の裸を想像しながら自慰をしていると思うよ!」
冗談半分に言ったのです。
「・・・!」
妻はちょっと狼狽しながら
「裕也君ね!・・あなたが居ない時、私がお風呂に入っていたら脱衣所から覗いているし、干している下着の位置が変わっているのよ。」
小さなため息を付き
「・・それにね!・・部屋を掃除していたらベッドのマットの下にエロ本を沢山隠しているし、洗濯機の中の私のパンティに・・あれ・・が付いている事が有ったのよ。」
少し困った様な口調で言い
「でも・・叱っちゃダメよ!」
慌ててそう言ったのです。

私は妻の言った『パンティに付いた・・あれ・・』とは洗濯機に入れた妻のパンティを裕也が取って弄び、自慰をして放出した精液をそのパンティで始末をしたのだと思ったが
「叱ったりしないさ!・・裕也だって性に興味が有る年頃だよ。男ならエロ本だって読むし・・裸くらい見せてやれよ!・・自慰をするのは正常な男だよ。・・パンティくらい触っても良いじゃあないか!」
そう言って笑うと
「あなたはそう言うと思ったわよ。」
私の性癖を知り尽くしている妻は苦笑しながら言ったのです。

「裕也を誘惑しても構わないぞ!・・俺以外の男とヤルの久し振りだろう?」
ちょっと卑猥に話すと
「・・何を言っているの!・・高校生でまだ子供よ!」
『高校生でまだ子供よ!』・・高校生でなければ寝ても良い!・・とも受け取れる妙な言い回しで妖しい笑みを浮かべ
「・・その内にまた良い男を見つけてあなたの望みを叶えてあげるから・・それまで我慢しなさいよ!」
そんな風に言ってはぐらして来たのです。

3、元彼
妻が『・・あなたの望みを叶えて上げる。』と言ったのには訳があるのです。
2年ほど前、妻は私の願望に応えてくれ同僚を誘惑してしばらく寝取られていた事が有るからなのです。
妻は美人で清楚に見えるが男好きで本性はセックス好きな女で、あの時、『誰か男と寝ろよ!』・・そんな説得に直ぐに応じて来たのです。

妻が私の・・寝取られ願望・・という性癖を知ると『女だって浮気願望が有るし、良い男となら寝たい気持ちを持っている。』と自分の気持ちを正直に話し、『以前から言い寄られている男が居るのよ。』と白状し・・『本当にあなたが良いのなら寝てみようかな!』と積極的な態度を見せたのです。

そんな妻が同僚に寝取られた日の事は鮮明に覚えています。
その日、妻が帰って来たのは午後11時を過ぎていました。
勿論、妻がその男を誘い食事をした後ホテルに行く事は納得済みでしたが、妻の帰りを待つ間、後悔・嫉妬・罪悪感に包まれ、その上自己嫌悪にまで陥っているのに、時々、妙なマゾチックな興奮に襲われていました。
時々起きるそのマゾチックな興奮は自己嫌悪を打ち消し、後悔や嫉妬それに罪悪感を忘れさせるほど強烈でした。

私は居ても立っても居られないほど心を揺らして妻の帰りを待っていたのに、妻の姿を見ると不思議と後悔や罪悪感それに自己嫌悪が消え・・妙な嫉妬だけが残りました。
私は嫉妬を覚えながら夢中で妻を抱きました。
抱き慣れた妻の肉体なのに・・少し前に男に抱かれた肉体は今までの妻の匂いが消え、妻とは違う別の女を抱いている様な感触でした。

左乳房の膨らみに唇の形をした赤い小さな痣が付いていました。
妻の体に男の痕跡を発見すると・・妻が男に抱かれてしまった事を悟り・・失意を感じたが、その失意を感じた瞬間、強烈なマゾチックな快感が体の中を駆け抜け射精をしてしまったのです。

それからの私は・・妻に同僚との情事をICレコーダーで盗聴させ、ホテルでの情事を詳しく話させて興奮し、同僚に抱かれる度に妻の肉体の感触が変わりセックススタイルが男好みに染められて行く事に性的な興奮と快感を覚えていました。

当然の様に妻と同僚との関係は次第に大胆に成って行きました。
時には無断で会って、無断で朝帰りをする様になったが、私は妻を叱り妻の行為を止める事はせず、逆にもっと愛人の様に、出来れば夫婦の様な親密な関係に成って欲しいと思い説得したのです。
妻だって男と付き合うのは『夫公認だ。』という意識を持っていたのでしょう。
それに私の性癖を完全に把握して少しくらい大胆な行動をとっても夫婦の破綻は起きないと確信し、半ば私を見下していたのだと思うのです。
だが残念な事に同僚は転勤し1年足らずで妻との関係は終わたのです。

4、説得
少し余談に成りましたが、その日から私は妻への説得を始めました。
『裕也が大学に入ってからで良いからさぁ・・また俺の願望を叶えてくれよ!』
『なあ?・・裕也は童貞だから男にしてやれよ!』
『・・裕也が悪い遊びをしても知らないぞ!』
『裕也が風俗なんか行ったら大変だから、美樹の体で性欲を抜かせてやれよ!』
妻を抱く度にそんな言葉を投げ掛け説得し続けましたが、その説得は・・『誰か男と寝ろ!』・・そんな漠然とした現実味の無いものではなく、今度は身近な『裕也』という現存する男の名前を囁き続けたから、寝取られ経験が有り、男好きでセックス好きな妻は『裕也&セックス』と言う言葉が意識の深層に強く植え付けられたと思うのです。

それから3ヶ月ほど経ち裕也は希望する大学に合格しました。
私はベッドの中で妻を抱きながら
「・・裕也はもう大学生だよ。誘惑して寝てみろよ!」
その日もいつもの口調でマンネリ気味に説得していました。
だが妻はいつもと違い視線を外さず上擦った妖しい表情で私を見詰めて
「・・本当にあなたは良いの?」
真剣な目で私を見たのです。
妻は・・毎晩、事ある毎に私から説得され、心の深層に裕也の名前が植え付けられていたと思うのですが・・『まだ裕也は高校生だから誘惑できない。』・・という心の縛りから、その夜、解き放されたのだという気がしました。

5、誘惑
4月末の土曜日の夜、大学の合格祝いを兼ねて港近くのホテルのステーキハウスでお祝いパーティーをしたのです。
勿論、三人だけでのお祝いですが、妻はスプリングコートの下に少し丈が短いスカートを穿き、屈むと乳房の膨らみが見える胸の開いたブラウスを着て、お揃いのネックレスにイヤリングを付け赤いハイヒールを履いていました。

裕也は大学受験という長い勉強から解き放たれ、希望の国立大学に入学出来た安心感で、肌を多く露出した緩い服装をした妻に欲情したのか、妻の大きく開いたブラウスの胸元や短いスカートからはみ出た太ももに妖しい視線を何度も向けていました。   
「裕也・・今夜はお祝いだから少し飲めよ!」
私はそんな裕也が気に成ったがグラスにワインを注いで渡してやると、妻は鉄板の上で焼けたステーキを切り分けていたシェフを気にしながら
「未成年だから沢山飲んではダメよ!・・少しだけよ。」
母親の様な口調で言ったが、私と目が合うとこれからの事を考え想像していたのか気まずそうな表情をして慌てて視線を逸らせたのです。

ホテルのステーキハウスを出たのは午後7時過ぎでした。
私は妻に目配せをすると
「ねえ!・・カラオケに行かない?」
妻が私と裕也を交互に見ながら言ったから
「俺はいいよ!仕事の残りが有るから事務所に戻るよ。・・裕也!・・美樹と二人でカラオケに行って来いよ。」
妻と打ち合わせた通りに言ったのです。

私は二人を残して家に戻ると疲労感を覚えました。
疲労感を覚えると自己嫌悪と嫉妬、それに妻に裕也を誘惑させる行為に後悔が起こって来たのです。
心が揺れると妻の元彼の事が脳裏に浮かんできました。
妻が同僚に抱かれる度に盗聴したICレコーダーから聞こえて来た妻のヨガリ声や、男から妻に浴びせられる卑下する淫乱な言葉が蘇り、裕也に抱かれた妻の痴態を想像すると強烈な被虐的な興奮が体の奥から湧いて来たのです。

新たな興奮を覚えると妻の豊艶な肉体が頭の中に浮かんで来ました。
妻はアナウンサーの・・唐橋ユミ・・に似た肌白の美人で、33歳に成っても子供を産んでいないからまだ腹は引き締り、大きな形の良い乳房と少し太めの太もも、それに細くて形の良い唇と白い歯が何とも言えずにセクシーなのです。

6、カラオケボックス
私はそんな妻の事を色々と思い浮かべながら心を揺らせ、異様な期待と嫉妬、それに妙な興奮で悶々としながら帰りを待ったが、帰って来たのは午後8時半過ぎでした。
「・・どうだった?・・上手く行ったのか?」
まだ1時間半しか経たず少しガッカリしながら聞くと
「キスだけ・・!」
妖しい目をして小さな声で語尾を濁しながら言ったのです。

15才も年下の男と背徳的な行為が目的でカラオケに行き、キスを許した妻に対して妙な興奮が起こり、マゾチックな気分が一気に昂ぶりました。
私はもう堪らなく成って腕を取って引き寄せキスをすると、妻も異様に気分を昂ぶらせているのか抱き付いて来て、柔らかい大きな乳房の感触と胸の鼓動が伝わって来たが、その唇はネットリとして生温かく裕也の唇の温もりが妻を通して伝わって来る気がしました。

「カラオケボックスでの様子を話せよ?」
急かすように聞くと
「・・最初はカラオケで歌っていたのよ。・・でも裕也君と歌の趣味が合わなくて・・色々な話をしていたの・・。」
その情景を思い出すような表情をして
「『彼女は居るの?』って聞くと『居ない。』って答えたから・・『まだ童貞なんだ!』って冷やかしたのよ。」
小さなため息を付き
「・・そしたら妙な雰囲気に成ってしまって・・」
妻は苦笑しながら言ったが、裕也だってその微妙な会話と妻の態度に妖しい空気を感じ取っていたのだと思うのです。

「それで・・裕也が抱き付いて来たのか?」
「・・・」
妻は無言でうなずき
「・・初めてのキスだって言い・・それに・・私が好きだって告白されたのよ。」
困った表情を作って妖しい目で私を見たのです。

7、誘惑
 妻の妖しい目を見ると『妻は満更ではなく、その気に成っている。』と感じました。
「なあ!・・今夜、裕也を誘惑してみろよ!」
「・・う~ん・・でも~!」
少し迷っている風な仕草をしたが
「・・裕也は美樹の事を本当に愛しているぞ!・・その想いを遂げさせてやれよ!・・悶々としている裕也に自慰をさせるのは可哀そうだよ!」
必死で説得すると妻は渋々承諾したのです。

「裕也を早く風呂に入れないと寝てしまうぞ!」
そう言って妻を急かせると、妻はもう覚悟を決めたのか部屋を出て行くと
<裕也君!・・洗濯をするから早くお風呂に入りなさい!>
裕也の部屋の方から妻の声が聞こえて来ました。
妻はさっき着ていたブラウスから、胸が露出し乳房が零れ落ちそうに見える赤いキャミソールとジイーンズのスカートに着替えていました。

裕也が風呂に行き、妻が着替えを持って脱衣所に入いると二人の話し声と物音が聞こえていたが会話が時々途切れる様に成り、会話が途切れると物音もしない妖しい雰囲気がしばらく続いていました。
妻はキッチンに戻ると照れくさそうにハニカミながら私を見たが、キャミソールの肩紐が少し外側にずれていました。

二人が脱衣所で何をしていたのか気に成り
「脱衣所で何をしていたのだい?」
後ろから妻に抱き付き両手で乳房を掴み、首筋に唇を這わしながら聞くと
「着替えを持って行ったら裕也君がキスをして来たのよ・・!」
その声は興奮で少し震えていました。

妻がシャワーを浴びるともう午後10時半を過ぎていました。
妻はシャワーの後、パンティだけの上にバスローブを着て、ミラーの前に座って髪を乾かしナイトクリームを塗っていました。
私は妻に近づき後ろから抱き付いて
「今から・・裕也の部屋に忍んで行って様子を見て来いよ!」
「・・・」
妻は無言で妖しい潤んだ目でしばらく私を見ていました。

「早く行けよ!」
ちょっと強い口調で言ったが、やはり迷っているのか躊躇していたから、腕を取り半ば強引に引っ張って妻を寝室の外に出すと、縋るような眼をして私を見たのです。
私は『行け!』と顎を動かすと、妻は頷きゆっくりと裕也の部屋に向かったのです。

8、隣の部屋
 裕也の部屋の前に立った妻にまた顎で『行け!』と促すと息を深く吸い込んでいました。
私は急いで寝室に戻り収納庫の壁に聴診器型の盗聴器を当てると、カタカタという物音とドアの開く音が聞こえ
「裕也君・・まだ起きている?」
妻の声がハッキリと聞こえて来たのです。

「・・$%&#“・・おばさん・・~&%$・・?」
裕也の低い声は聞き取り難く
「・・おじさん・・お酒に酔って寝ているから・・・」
妻の声がハッキリと聞こえて来たのです。
裕也はまさか今夜、妻が部屋に忍んで来るとは思わなかったのでしょう。
「大丈夫よ!・・もう寝ているから・・」
裕也をなだめ安心させている声が聞こえたが、しばらくすると≪ゴトン≫と小さい音の後・・≪ギィー≫と大きくベッドの軋む音が聞こえたのです。

そのベッドの軋む音が異様に妖しく感じました。
その情景を今直ぐ見たい衝動にかられたが、流石に隣の部屋に入って二人の行為を覗く事は出来なかったが、会話や物音だけでも隣の部屋の二人の行為や情景が十分に伝わって来ました。

小声で話しているのか聞き取り難い二人の会話がしばらく続いていたが
「・・これも脱ぐから・・ちょっと待ってね・・。」
妻の声の後に・・≪ギィーギギギー≫と大きなベッドの軋みが聞こえ、その後また静粛がしばらく続きました。
その静粛の後に≪チュー・・チュー≫と口を吸い合う音が聞こえたから、ベッドの中で抱き合ってキスをしている情景を思い浮べました。
私は妻に大学生に成ったばかりの裕也とアブノーマルで背徳的な行為をさせても、不思議な事に罪悪感は起こらず後悔もせず、反対に妙な期待感に体が小刻みに震え被虐的な興奮に見舞われました。

「・・こんな事、初めてでしょう。」
《ギッー・・ギギギー》
「ダメよ!・・もっと優しく・・」
ベッドの軋みに混じって聞こえるのは積極的な妻の声だけでした。

9、童貞喪失
私は盗聴器でずっと隣の様子を伺っていました。
「う~ん・・!」
私が妻の上に乗った時、いつも発する聞き慣れた喘ぎ声が聞こえ
「・・ちょっと待って・・ゆっくりとね!」
その妻の言葉を聞くと、裕也が生まれて初めてペニスを女の股間に当て、その場所を妻に教わっている情景を想像してしまい異様な興奮を覚え、盗聴器から聞こえて来る音に全神経を集中しました。

「あっ・・ああ~~」
聞き逃しそうな小さな妻の喘ぎが聞こえた後、≪ギッシ・ギッシ・ギッシ・ギッシ・≫とベッドの軋みが規則的になり
「はっ・はっ・・はっ・はっ・・・うっ・・ううっ・・」
裕也の妖しい息遣いと
「あっ・・ぁぁ~ん・・ぁぁぁぁ~ん」
低い妻の喘ぎが聞こえ
「・・・慌てなくても良いからね?」
裕也を労る妻の声が聞こえて来たのです。

私はその時、妻の股間に裕也のペニスが刺さった情景を想像していました。
二人の息遣いや肌の触れ合う音が混じり合った妖しい雰囲気がしばらく続いたが
「うっ・うっ・うううう~~~~うううう~~~~。」
突然、裕也のうなり声が高くなり
「我慢しなくて良いのよ!・・・我慢せずに出しなさい!」
裕也の射精を促す言葉が聞こえ
「・・あっ・ああ~・あああああ~~良いわよ!・裕也君・良いわよ!」
妻が裕也の射精をさらに促す様に低い喘ぎを発したのです。

妻の喘ぎが消えると物音も話し声も聞こえなく成りました。
私はその静けさに裕也が妻の体の中に射精した事を悟りました。
裕也が初めて女を抱き、女の体内に放出する射精時のあの快感と、女の温かくて柔らかい肉体を抱きながら射精後の気だるい快感の余韻に浸っていると思いました。

隣の様子を聞き終えると自分が射精をした様な疲労感を覚え、疲労感を覚えるとあれほど昂ぶっていた気持ちが萎え、マゾチックな興奮も消え、喪失感が起き、軽い焦燥感と罪悪感が起こり、何故か妻を抱いた裕也に強烈な嫉妬が湧いて来たのです。

10、男
裕也の童貞喪失儀式が終わると、妻を見る裕也の目が気に成りました。
今までの様に≪おばさん≫として見るのではなく、これからは恋愛感情とセックスが伴った女として見ると思ったからです。
私は緊張と強烈な興奮で喉が渇き、キッチンに行き冷蔵庫から缶ビールを取って一気に飲み干し、しばらくベッドに座って気を静めました。
少し時間が経ち隣の部屋を伺うと『スー~スー・・』と二人の寝息が聞こえて来ました。
妻だって裕也が自分の体内に射精をし終わると、今までの緊張の糸が切れドッと疲れが出たと思うのです。

私には妙な興奮がいつまでも続きどうしても眠れずにいました。
3時間ほど経った午前1時半を過ぎた頃《ゴトゴト・ガサガサ》と人の動く気配が壁を通して伝わって来ました。
私は慌てて収納庫に入って盗聴器を壁に当てると《ギッ・ギィ・ギギギィ~》大きくベッドが軋み
「う~ん。・・どうしたの・・?」
妻のちょっと寝ぼけた声が聞こえて来ました。
私は盗聴器に全神経を集中しました。
《チュッ・・チュッ・・》と口を吸い合う音や、《ガサ・ガサ》と人の動く音がしばらく続いていたが
「だめよぅ~裕也君・・もっと優しく・・。」
妻の甘えた声が聞こえたのです。

裕也は隣で寝ている妻を見て欲情し、また妻の体を求めていると思いました。
断続的に聞こえる妖しい物音や、不規則に《・ギシ・ギシ・・ギギィ・・》とベッドがしばらく軋んでいたが『・・・』ちょっと無音が続いた後
「あっ・・あっ・・ああああ~~」
妻がペニスを受け入れた時に発する喘ぎ声が聞こえたのです。

《ギッシ・・ギッシ・・ギッシ・・》規則正しいベッドの軋みと《・・パン・パン・パン・・》と肌で肌を打つ音や『あっ・あっ・あっ・』と妻の喘ぎが共鳴する様に響いていました。
「あっ・あっ・あああああ~・・あああああ~・良い!・良い!・良い!」
突然、妻が甲高い喘ぎを発し《・・パン・パン・パン・・》と肌を叩く音が早くなり、《ギッシ・ギッシ・ギッシ・・》とベッドの軋み音の間隔が短くなると
「うおっ・・おおおおぅ・・良い!・良い良い!・・おっおおおお~・・」
妻が裕也のペニスで喘ぎ始めたのです。

妻が18才の少年に、それもまだ初夜で二度目のセックスで彼のペニスで逝かされていると思うと異様な興奮に襲われました。
「いっ・良い!いっ~~~良い!・・良いの・良いの!・逝っちゃう~~!」
妻は喉から絞り出すような声を発してアクメに達したのです。

妻がアクメ達すると
「あ~・・あ~・・はっ・はっ・うっうぅ・・・」
今度は裕也が唸り始めました。
ベッドの軋みが速く成り、《・パン、パン、パン・》肌を打つ音も速まり
「・・うっうううぅぅぅぅ~・・」
妻の体内に放出した精液の生臭い気配が伝わって来たのです。

11、妙な雰囲気
翌朝、午前8時過ぎに目覚め居間に行くと、裕也が朝食に来て居なかったから昨夜の事で私を避けている様な気がし
「昨夜の事、裕也は何か気づいているのか?」
キッチンで朝食を作っていた妻に聞くと
「大丈夫よ。・・今日は休みだからまだ寝ているのよ。・・それに昨夜、あなたの事をそれとなく話しておいたからね。」

『・・あなたの事をそれとなく話しておいた?』その言葉が気に成りました。
「・・俺の事、何をどう話したのだい?」
「昨夜、私が部屋に行くと・・彼、狼狽えちゃたから・・『今夜の事はおじさんも知っているから大丈夫よ。』って話したのよ。」
「・・・!」
私が秘密にしたい性癖を簡単に暴露された事に腹が立ったが
「だって・・言わないと変でしょう?・・私が夜中にあんな格好で忍んでいくなんて・・誰だっておかしいと思うわよ。」
笑いながら言ったのです。

「裕也は何って言っていた?」
今度は裕也の事が気に成りました。
「・・・何も言わないわ。・・でも彼なりに何か感じ取っているわよ。」
妻が何もない口調で簡単に言ったからちょっと安心し
「なあ?・・美樹と裕也のセックス場面を見てみたいよ!」
冗談の様な口調で話すと、妻は洗い物をしている手を休めて振り向き
「また妙な事を企んでいるのでしょう?」
そう言って笑ったが妻から発散する雰囲気が昨日までとは違い、久しぶりに男に抱かれたからか情欲的で色っぽく感じました。

妻と裕也は昨夜を境に『おばさんと裕也君』の関係から・・肉体関係を持った『男と女』の関係に変わり、裕也は妻を『童貞を捨てた最初の女』として一生忘れないだろうし、妻は裕也を『体を許した特別な男』と見ていると感じたのです。

12、マゾチックな興奮
数日後、裕也の居ない間に収納庫の壁に小さな穴を開けたのです。
その穴を覗くとベッド全体が見え、その穴が反対側から気づかれないように壁に貼ってある化粧模様に隠れる様な細工をしたのです。

妻が2度目に裕也の部屋に忍んで行ったのはその夜の事でした。
午後10時過ぎにパンティとスリップ姿でドレッサーに向かって髪を乾かしていた妻に
「早く行けよ!・・よもよもしていたら裕也が寝てしまうぞ!」
妻が裕也に抱かれる情景を早く見たくて急かせると
「大丈夫よ・・まだ起きているわよ。」
私の企みを知っているからちょっと苛立つ様に言ったが、私はその時、スリップ姿の妻が昔買った事がある娼婦にダブって見え、スリップからはみ出たちょっと太目の太ももや妖しく揺れる大きな乳房にムラムラとさせられたのです。

そんな妻が今から隣の部屋に忍んで行き、裕也と抱き合い喘ぎながら悶える妻の姿を想像するとマゾチックな興奮を覚えてしまい、後ろから抱き付いて乳房を掴み
「早く行って裕也に抱かれてくれよ!」
耳元で囁くと
「どうしよう?・・避妊具持っていこうか?・・そのまま出して来るから拙いのよ。」
意味ある表情をして言ったのです。

私は妻に対して今まで避妊具なんて一度も使った事が無いし、2年前に同僚に寝取られた時も避妊具を使わなくても妊娠なんてした事がなかったから
「大丈夫だよ。裕也はコンドームなんて嫌がると思うよ。」
そんな無責任な事を言ったのです。

妻が隣に忍んで行ったのは午後10時半を過ぎていました。
収納庫に行って壁に開けた穴から隣を覗くと、庭の明かりが差し込む室内は薄暗かったが、スリップ姿の妻とパジャマ姿の裕也がベッドに腰を掛けて抱き付き、濃厚なキスを交わしているのが見えたのです。
私は妻が男とキスをする姿を見るのはもちろん初めてで異様な興奮を覚えました。

長いキスの後、妻が裕也の耳元で何かを喋ると、裕也はパジャマを脱ぎ全裸に成ってベッドに仰向けに寝ると、妻はゆっくりと体を動かし傍に座って両手でペニスを包み、舌で亀頭や淫袋を弄んだ後、ペニスを握って口に咥えると
「うっ~ううう~ん」
裕也が体をちょっと反らせて唸り声を発したのです。
妻がペニスを咥えて頭を上下に動かし、裕也がその快感で悶えている姿は官能的で、その情景を見るとまだ萎えていたペニスが射精しそうなほどの強烈なマゾチックな興奮に襲われました。

妻がスリップを脱ぐと裕也は直ぐに押し倒して上に乗り、妻の乳房を右手でぎこちなく揉みながら乳房に唇を這わせていたが、裕也は我慢できないのか、妻の両足を割って下半身を入れたのです。
妻は裕也のなすがままにさせていましたが、裕也が腰を進め、股間にペニスを近づけると裕也の背中に両手を回し
「あっ~あああ~~・・」
いつもペニスを受け入れる時に発する喘ぎを発しました。

裕也は妻に抱き付き夢中で腰を動かすと直ぐ射精を催したのか
「う・う・う・・うう~ん・・・ううっ・・」
低く唸り始めると
「我慢しなさい。・・あっ・ああああ~・・あああ~・・少し我慢しなさい。」
妻は喘ぎながら射精を止めようとしたが、裕也は腰の動きを速くして
「うっ!・・・・出る!」
低く唸って射精をしたが、あの射精後の気だるい快感を享受する様にしばらく妻に抱き付いていました。

13、背徳的な関係
 その日から、妻は頻繁に裕也の部屋に忍んで行く様に成ったが、妻との関係について裕也とその事について触れる気は有りませんでした。
それは親子に近い年の差が有る裕也に妻を抱かせるアブノーマルな行為に負い目が有ったからですが、裕也だって妻を抱いても私に咎められる事は無く、何の問題も起きないから・・寝取られ願望・・という私の性癖を理解していたと思うのです。

妻の体を裕也と共有している事に最初は私と裕也それに妻との間に気恥ずかしさが有ったがその気恥ずさも次第に薄れ、半年もすると三人ともアブノーマルな関係に慣れ、妻は次第に裕也に夢中になっていったのです。
妻が裕也に夢中になると、裕也は妻を抱く事に遠慮しなくなったが、若い男の性欲は強くセックスを求めてくれば妻は応えてやり、妻の体は次第に若い男の荒いセックスに馴染んでいくのが分かりました。

私は妻と裕也の背徳的な関係に後悔や不安それに嫉妬を覚えていたが、妻が裕也に抱かれ獣のようなヨガリ声を上げ、体をくねらせ肉体を大きく震わせながら悶える姿を見ると、後悔や不安は直ぐに消え、残った嫉妬が強烈な被虐的な興奮に変わっていったのです。

その夜も妻は裕也の部屋に午後11時頃に忍んで行き、戻って来たのは午前2時を過ぎていました。
「・・3回とは激しかったな?・・美樹の体は裕也に壊されてしまいそうだよ?」
二人の強烈なセックスを覗き、二人のセックスの情景を思い出しながら悶々とした気分でいると、妻は大きなため息を付き
「・・だって~ぇ・・若いから私を離してくれないんだもの!」
妻は若い男の性を少し持て余し気味だが、体は若い男とのセックスに満足しているのです。

妻は全裸になってベッドに入って来ました。
私は妖艶でふくよかな体の妻を抱きながら
「裕也に抱かれる様になって美樹は肌にも張りが出て奇麗に成ったよ!・・美樹の体は裕也好みに変わって来たから・・もう完全に裕也のチ×ポに体が馴染んだみたいだな!」
わざっと卑猥な言葉を投げつけたのです。

妻にそんな卑猥で卑下する言葉を投げつけると、自分自身の気分が昂ぶりマゾチックな興奮を覚えるからですが
「あなたこそ・・私の体が裕也君に馴染めば興奮するのでしょう?」
皮肉っぽい言い方だが、妻は私の性癖を知り尽くしているからそう答えたのです。

「裕也君がね・・『おばさんは叔父さんに縛られてセックスをした事は有るの?』って聞くのよ。あの子、私を縛ってセックスをする想像をしているのかしら・・嫌~ね!」
笑いながら話し
「・・それに最近、生意気なのよ。私を抱きながら『愛しているよ。』って耳元で囁いてくるのよ。」
そんな二人の睦言を平然と喋るのです。
「・・裕也だってSMチックなセックスにも興味が有るのだろう?・・美樹の体で縛りを体験させてやれよ!」
妻は妙な妖しい笑みを浮かべていました。

「・・やっぱり避妊具・・嫌がるのよ。どうしよう?・・もし妊娠したら大変だもの。」
真剣な表情をして言ったのです。
私も『妊娠』という言葉は時々頭の中に浮かんでいたが、私達は結婚してもう10年経ち、今まで避妊具なんて使ったことは無いし、以前、妻を抱いていた同僚も避妊具は嫌がったと聞いたから『二人の男に抱かれても妊娠しないのは妻の方に原因が有るのかも分からない!』・・そう思っていたのです。

それに妻は裕也とはもう随分関係を持ち、避妊具を使わない事もあったが妊娠の兆候がないから
「・・裕也が嫌がるのだろう?・・避妊具なんて使わず中出しをさせてやれよ・・!」
妻を思いやる事をせず無責任な事を言ったが
「・・妊娠したって構わないぞ!・・同僚に抱かれていた時、美樹は『彼の子を孕んでみたい!』って言ったよな!」
同僚に抱かれていた頃の事を思い出していました。
「・・私は『彼の子供を孕みたい!』なんて言わなかったわよ!『あなたが彼の子を孕め!』って言ったのよ・・!」
妻は妖しい光を放つ目で私を見詰めて来たのです。

13、新たな説得
私は妻の目から放たれる妖しい光を見ると異様な興奮に襲われました。
異様な興奮に襲われたのは・・愛する妻が私以外の男の子供を孕んだ姿・・を想像していたからなのですが、それと同時に、男にロープで縛られている妻の姿も頭の中に浮かんでいました。
そんな思いが頭の中に浮かぶと妻に対して加虐的な気分に成り・・髪を掴んで顔を上げ、ちょっと開いた形の良い唇にキスをして、さっきまで裕也に乱暴に弄ばれ赤く腫れぼったくなった乳房を強く掴むと
「くっ・・ぅぅぅぅぅぅ・・!」
妻はくぐもった低い喘ぎを発し首を数回横に振ってイヤイヤをしたのです。

私はその体に覆い被さるとその肌から若い男の匂いがし、裕也に抱かれ発汗した後の肉体は少し冷たく感じ、裕也の唇が這った肌に唇を這わして弄んだ後、妻の両足を開いて下半身を入れ、いつもより固く勃起したペニスをその入り口に当て亀頭を刺し込むと、妻は顔を背けてちょっと体を反らせ
「あっ・・・あああ・・」
いつもの小さな喘ぎを発したのです。

ゆっくりと腰を進めペニスを体の奥まで刺し込むと、少し前に放出した裕也の精液の残滓が亀頭にまつわり付き、生暖かくヌルっとして不潔な感触なのに、その感触にマゾチックに興奮させられ
「・・美樹は裕也とヤル様になって淫乱な体になったな!・・この淫乱な体ならどんな男にでもやらせたくなるだろう?」
また自分で自分の気分を高揚させようと、妻の気持ちを労らず卑猥な言葉を投げ付けて強く抱き付き夢中で腰を動かしました。

妻は裕也とのセックスで疲れているはずなのに強く抱き付いて来て
「おっううう・・ああああああ~~~~~!」
低いヨガリ声を発したのです。
私は妻が発したそのヨガリ声を聞きながら
「・・俺のチンポと裕也のチ×ポ・・どちらが太い?」
いつものように聞いていました。
「・・彼の方よ!・・裕也君の方が固くて太いし、気持ちが良いの・・! それにセックスだってあなたより上手くなったし・・。」
悪びれる風もなく答えたのです。

私は妻のその言葉を聞くと益々被虐的な気分になり
「・・誰かもう一人男を見つけろよ!・・美樹の体は裕也だけでは物足りないだろう?」
そう耳元で囁き
「裕也の父親は半年もすれば日本に帰って来るぞ!」
そう付け加えると、妖しい意味ある表情をして私を見たのです。

「なあ美樹!・・俺がネットで良い男を見つけてやるよ。・・裕也と別れるまで同時進行で誰かに抱かれてみろよ。・・二人の男に抱かれるのも悪くはないぞ!」
そんな説得を始めると妻は頭を左右に振ってイヤイヤをしたが、妖しい光を放つ目で私を見たから、しつこく説得すれば私の願望を叶えてくれると確信したのです。

                               完
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