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日記番号:946

妻の歩んでくれたO嬢への道

O嬢の夫(兵庫県東部)


  感想集

コンペ (躾と忠誠心) ⑤

もう一度、美樹女王様はアナルプラグを投げ、“目隠し”して取りに行くよう命じられましたが、結果は一度目と然程変わりなく、“いそよ”がプラグを見つけ美樹女王様のところに持ち帰り、私はプラグを見つける事も 、咥えて持ち帰る途中の“いそよ”を探し出す事も出来ませんでした。

美樹女王様は“いそよ”に約束した褒美を与え終えると、私達にアイマスクを外し、ご自分達の前で再度“逆Y字姿勢”になるよう命じられました。

「もう・・・千鶴子は。この程度の広さの場所なのだからプラグが探し出せないならせめてそれを咥えた相手を探し当て“奪い合い”をして私達を楽しませる事ぐらい出来ないの。
私は単に命令通り、プラグを持ち帰れなかったという結果だけを責めているわけじゃないの。
お前の“気持ち”の問題を言っているのよ。
“従順の連祷”で「SEX奴隷の望みは?」という御主人様の質問にお前はいつも何と答えているの? 言ってごらん。

「『所有者の御主人様に完璧に喜んで頂く事です。』とお答えしています。美樹女王様。」

「それがSEX奴隷のお前の望みなのだろ。そしてその望みをかなえる為に、お前のするべき事は?」

「所有者の御主人様からお仲間の御主人様方に提出された場合に、SEX奴隷の義務であるご命令に対して絶対服従をして、お相手の御主人様方を完璧に喜ばせる事です。美樹女王様。」

「そうでしょ。ところが今、お前はプラグを咥えた“いそよ”を懸命に探し出す努力をした?
お前は“いそよ”がプラグを見つけた後は、むやみに手探りを繰り返していただけじゃない。
私には、“いそよ”に先にプラグを見つけられてしまったお前が、今度は必死に“いそよ”を探し出しプラグを奪い合うバトルを繰り広げ、観ている私や御主人様方に喜んで頂こうという “気持ち”があったとは思えないの。

“いそよ”。お前は短い間だったけど宗佑様の持ち物となり調教して頂いたから答えられるでしょ。
『相手の御主人様方を完璧に喜ばせる。』と言うその『完璧に喜ばせる。』という事はどういう意味なの?」

「はい。美樹女王様。お答えします。
所有者の御主人様は勿論、御主人様方のご命令は常に正しく、しかも必ず出来る事しかSEX奴隷の私達にご命令なさらないという確信を持つ事です。
そして仮にご命令通り出来なかった場合でも、諦めないで出来ない事をやれという御主人様方のご命令は決してないのだから、必ずご命令通り出来るようになるという信念を持って、出来るようになるまで何度でもお願いして調教して頂き、自分でも訓練を重ね、努力する事です。
そして最終的に御主人様方のご命令通りにすべて出来るようになり喜んで頂く事です。」

「そういう事よネ。千鶴子!お前より宗佑様に調教して頂いた時間がはるかに短い“いそよ”だってこのように理解できている事なのよ。
今“いそよ”が答えたのはSEX奴隷がプレイ相手の御主人様のご命令通り出来なかった場合に次に日を空けて同じ御主人様と何度か同じプレイを繰り返し行う事を想定した“従順の連祷”でのSEX奴隷の一般的な答えよネ。
でも一つの関連するプレイに於いても、プレイの最初の段階では命令通り出来なくても、諦めないで命令通り出来るように最後まで頑張る事も『完璧に』という言葉の中に含まれるのよ。

先程千鶴子が、一度目だけじゃなく二度目もほとんど同じように、偶然に触れて“いそよ”が探し出せれば、もうけものと繰り返した手探りのどこが『完璧に』なの。
私達を完璧に喜ばせようという“気持ち”がないお前に、所有者の御主人様を完璧に喜ばす事が出来る訳がないじゃないの。
要するにお前には所有者の御主人様に完璧に喜んで頂きたいという“SEX奴隷としての望み”も、その“望み”の源である所有者の御主人様に対する忠誠心もないのよ。

お前は『宗佑様のご命令に従っていれば、私の好きな気持ちいい事を沢山して下さる御主人様方に提出して頂ける。』程度の思いしか持ってないのでしょ。

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