メニュー ログイン

日記番号:233

バツイチ再婚夫婦のェッチなお勉強

疎チン(瀬戸内沿岸)


  感想集

智子の忠告

 昨夜、宏美が珍しく「あすはお隣の谷川さんの奥さんと、デパ―トに行きたいので、会社お休みしてもいいかしら?」
と云うので
「ああいいよ。 会社は大丈夫だから行っておいで」
と1人で出社すると、平素から従順で、同僚の面倒見がいい、古参社員の智子がやって来て、
「社長さん、お1人? 宏美さん具合でも悪いの? 私一度社長さんにお話しようと思っていた事があるの。 いいかしら」
と云つて来た。
智子には色々教えられる事も多く、私の事を親身になって支えてくれる社員で、私も智子には頭が上らない思いが強かった。

 それは約1年前、私が妻を亡くして毎日、昼は外食したり、コンビニの弁当で済ませ、夜は毎日のように居酒屋で酒に溺れて、朝2日酔いで青い顔をして出社すると
「社長さん。 何時までも亡くなった奥さんの事ばかり思っていてもだめ!
 社長さんに立ち直って貰わなくては私達社員も困るのよ。 何時か一度、時間を作って下さい。 ゆっくりお食事でもしながらお話しましょう。 お願いします」
心配顔で云って来た。

 何日かして、仕事の後打ち合わせて、ホテルで一諸に食事をとりながら、智子は
「社長さん。 私、こんな事を聞くのは失礼で、とても恥ずかしいけど思いきって聞くわ。 社長さん、奥さんを亡くされた後、夜の方はどうしているの? 社長さんのような素敵な方なら、いくらでも夜の面倒を見てくれる人はいると思うけど? お節介やきですみません」
「ありがとう。 そりゃあ俺だって困る事もあるげど、まだ再婚なんか考えた事はないよ。 智子さん貴方が面倒みてくれるの。 そうだと嬉しいな」
と冗談で云うと真顔になって
「え! 私? 私の方が年上なのよ。 こんなおばさんをからかわないで」
「いや、からかってなんかいないよ。 智子さんには、普段から本当に感謝しているよ。 怒らないで下さい。 私真剣だよ」
とじっと智子の目を見つめた。

 「私どうしたらいいのかしら。 社長さんもご存じのように、うちの主人は飲んべえで、毎晩飲んだらすぐ白河夜船で、私なんか眼中にないみたいで、全然抱いてなんか貰えないの。 だから今、社長さんに云われた時、身体中に電気が走ったように感じたの。 社長さんが私のような、使い古しの女でもよければ、どうぞ抱いて下さい。 私喜んで抱かれます。 どうぞお願いします」
と涙声で懇願されて、私もその気になって智子を抱いてしまった。

 智子も久し振りのセックスだったせいか、すごく燃え上がり、大きなよがり声をあげ、身体を仰け反らしながら、幾度となく絶頂を迎えていた。
翌朝、何時もより早く出勤して来て、周囲を気にしながら
「社長さん、ありがとうございました。 私、あんなに燃えたのは初めてです。 感謝してます」
と涙を流していた。
 その後智子とは2回程同衾したが、会社ではそんなそぶりは全然見せず、相変わらず親身になって私を支えてくれ、妻の宏美が入社した時も、色々面倒を見てくれたり、相談に乗ってくれたのも智子だった。

 そんな智子が
「社長さん。 宏美さんも入社して2年近くなるし、社長さんと再婚して1年以上になるわね。 社長さんは宏美さんと何時も一諸だと、何かと便利だし、心強いでしょうけれど、もうこの辺で宏美さんに、専業主婦やって貰ったら? お節介かもしれないけど。 宏美さんもあれでずいぶん気お使っているみたいよ。 時々疲れた顔してたの見たわ。 1度よく考えてみて下さい」
と申し出てくれたのを機に、宏美の疲れの原因は外にあったが、渡りに船と宏美に家を任せる事にした。

前頁 目次 次頁