メニュー ログイン

日記番号:1119

混浴大好き夫婦

Mach(東京都西部)


  感想集

5)初めての公園露出 2

5)
豊一を見つめる智子の眼差し、可愛らしい顔は豊一にとって確定的なものだった。
智子のその表情の中に、淫らに燃える炎を、豊一は見逃さなかった。
何かを求めるような、あるいは自分を曝け出すかのような仕草・・・、
それは百人に一人いるかどうか、男が一生に一度出会えるかどうか・・
智子はまさに、性的嗜好が強い男の求めに、従順に応えることが出来る、
淫らな性的喜びを共に享受することが出来る、数少ない女性なのだった。
「智子・・、実はね、今まで隠してきたけど、僕、病気なんだ・・。」
「えっ?!」
突然の話に智子は硬直した。
「え?どういうこと?」
「僕、智子のことが好きだ。
 だからどうしても告白しなきゃいけない事があるんだ。」
智子は突然の展開に目を丸くして豊一の顔をのぞき込んだ。
「智子、僕はね、実は普通のセックスじゃ満足できない身体なんだ・・。」
「ええっ?」
その言葉に一瞬驚いた智子だったが、豊一の真剣な言葉に、智子の目には
うっすらと涙さえ浮かべていた。
「僕はね、人前で裸になったり、恥ずかしいことをしないと興奮できないんだ。
 露出プレイやSMが大好きで、普通じゃダメなんだ。 
 僕・・・へ、変態だろ・・?」
智子は自暴自棄気味に語る豊一にの言葉に、目をつむって大きく首を横に振った。
「だからね、正直に言うとね、ごめんね智子、今まで何人かの人と付き合ったけど
 僕ね・・・
 すぐ振られちゃうのっ。」
智子は、突然の豊一のおどけた表情に、吹き出してしまった。
その愛らしい彼女の顔を見て、豊一は心から智子が可愛いと思った。
豊一は自分の性癖、そしてここまでに至った経緯やプレイの経験談、そして幼少期の
原体験など、すべてを語り尽くした。
話すきっかけは酒の酔いに任せたところはあったが、内容には嘘偽りは無く、
誇張もなく、豊一は精一杯の誠意を持って、自分の事、自分の恥部、淫らな性癖を
語った。
智子は豊一の目を見据えたまま、その話を真剣に聞き入っていた。
話が一段落して、二人の間にちょっとした沈黙が起こった。


前頁 目次 次頁