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日記番号:1130

妻、洋子が捧げてくれた性と愛の記録

ボギー(大阪府 南部)


  感想集

第2章-2 洋子との出会い

第2章-2 洋子との出会い
この章ではセックス内容が有りませんので御了承ください、

学生時代のジャズ仲間の内、私の真正包茎を指摘し手術をするよう促してくれてそのおかげ鬼頭も剥けて短小では有りましたが私のセックスでの歓び、女性を征服する歓び、そして前向きに仕事をこなす今の私の自信に満ちた仕事に打ち込む性格に大きく変えてくれた1年先輩の浩二氏は京都の大店の呉服問屋の長男で商学部を出たにも係わらず商売は弟に任せ大学を出るとそのままミュージシャンの道に進みました、私も6年間席を置いた学業の終わりに彼にグループジャズの道に強く誘われましたが何も言わず6年間も遊ばせてくれた父の言葉を背に受け、浩二氏の誘いを断り建築土木設計の道を進みました、そんな彼も時にはテレビでの歌番組で、バックバンドで何度も演奏しながら地方でその歌手らと公演し一流のミュウジシャンとしてその道を進んでいてお互いの多忙さから20年の月日が流れていました、
そんなある日、私の自宅に彼からの手紙が届き、連絡して欲しいとの事で赴任先の事務所から20年ぶりに電話をかけたのです、
その浩二氏に依ると若手の実力有るメンバーが出て年齢的にプロとしての道は諦めたとの事で地元の京都でジャズクラブを開店する事になったから、その前振りに学生時代の懐かしいメンバーで演奏して祝って欲しいとの事でした、
私は彼には大恩義が有り、(他の2名も彼からの指示のお陰で包茎手術をして)20年間触らなかったギターを取り出し一週間程で何とか20曲程引く事が出来る様になり、そしていよいよ彼の待つ京都に行く前日、新幹線に乗り込んだのでした。

私は四回生でも勉強不足で建築士の国家試験の資格が取れず其の頃から夢中試験に向けて真面目に取り組んでいました、そしてその間、試験の重圧を感じた時、奈良、京都の古い仏閣を廻りその建物の組柱工法、錆鉄打ちの床板などの技術を見て歩く事で再び国家試験にチャレンジする気持ちを奮いたたせ2年後に合格したのです、
大阪の実家の元に久しぶりに戻り母から46歳にもなって嫁を取らない私をなじられ、父も既に他界し稼業の不動産も他人任せで有る現状を口やかましく言われ、取り合えず本店事務所に午前は顔を出し、社員の報告を聞き順調な仕事の成果を聞き取りそのまま京都に午後2時頃着き、タクシーの乗り込み私が学生の頃足げなく通っていてた南禅寺に行ったのです、

久しぶりに訪れた場所は桜のつぼみと一部開花した薄ピンクの花びらが開き
世情の煩わしい世界から私を取り除いてくれる様に迎えてくれました、参道から正面の門を見てゆっくりと偉大な門をくぐり鉄錆釘打ちの板の階段を上がりそのまま正面で挨拶をして回廊を左に進んだ時、一人の女性が私が進む回廊に座りぼんやりと庭を見つめていたのが目に止まったのです、
「あの服装は・・・?・・昨日新幹線で隣に座った女性だな・・・」
そして私がその女性に近づいた時偶然にもその女性は私の足音で振り返り、
「エエーッ・・・昨日新幹線で隣でしたね・・・京都は観光ですか・・・?」と、驚いた様に話しかけて来ました、
「観光では無くてこのお寺に昔お世話になって、20年近くご無沙汰してたので・・・京都へは友人のお店が開店するのでそのお祝いに・・・偶然ですねー観光ですか・・?」と反対に聞き直すと、「ええー2年程前に友人と一週間程、奈良と京都を廻り今回は休暇を頂き南禅寺を懐かしく思ってここでもう3時間程います・・・落ち着きます・・」と、ニコリと笑いその頬に小さな笑窪と可愛い唇から白い歯を見せて答えてくれました、
「これから何方に‥?何時まで京都に」
「2日程予定してますがまだ何処に行くか決めていません・・・」 
「南禅寺の回廊は済みましたか・・?」 「いえ・・ここに座ってたから、」
「ご一緒しましょうー歴史建造物は詳しいですよ・・」
と、話すと立ち上がりペコリとお辞儀して「ぜひ聞かせて下さい、私も歴史に興味が有ります」と,  私はこの寺の歴史や建物の特長をこまめに説明しながら裏の寺とは不似合いなレンガ水道の歴史迄説明しながら再び正門に戻り 「処で南禅寺は豆腐料理がおいしいですが私は昼食は未だですので一人では寂しいのでご付き合って頂けませんか・・? 」と、
「ええー是非お願いします、私もお昼は未だでしたー」と、はにかみながら



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