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日記番号:747

夢は妻とともに…

傍観者(関東)


  感想集

窓際

{はっ…はっ…美佐さん……気持ちイイッ……}
美佐さんの腹部は、大きく波打ちながら時折細かな収縮をし、疲労と快楽に襲われていることを示していました。
そして、余韻に浸るかのように美佐さんは、逝かせたばかりの男に覆いかぶさり、キスをし、男の頭を抱え込むようにしながら、耳に舌を這わせ、暫し動きを止めました。

しかしその静寂も束の間…美佐さんに入れていない唯一の男が、その大きな男根を3本の指で挟みながら美佐さんの後ろへ立ち、美佐さんの尻を触りながら言いました。
{美佐さん、立って。今度は私の番です。}

その言葉を聞き、全身に汗を浮かべた美佐さんは無言でゆっくりと尻をあげ、若い男との結合を解き、そして、寝転んだままの若い男の胸に手を付き、力なく立ち上がりました。
男は美佐さんの背を押し、少し前屈みにさせると、膣口にあてがったであろう男根から手を放し、美佐さんの両肩に手を置き掴み、ゆっくりと腰を突き出していったのです。

すでに3本の肉茎を迎え入れていたにもかかわらず、美佐さんは強く目を瞑り、体は前方へと押され、掴まれた両肩のせいで背筋を弓なりに反らせました。
そして、逃げ場が無くなった美佐さんの口から絶叫があがったのです…

〈ぅううゥゥゥウウウアアアッッッッ!!すご!!いッッッッッッ!アアッ!………〉
叫び声とともに大きく開いた口からは、次第に声が出なくなり、爪先立ちの姿勢で顔をしかめ、その大きさに耐えることで精一杯となった美佐さんの後ろで、男は更に腰を前に突き出し続けました。

〈………ハグッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!アアッッッッ!凄いッ!!!〉
「……………………」
『……………………』
肉茎の先端が子宮口に当たったのでしょう。美佐さんは腹から搾り出すような声を上げました。

最初に美佐さんと交わった男が、吉沢さんに近寄り何かを耳打ちした後、取り去られたバスタオルを集め、部屋の入り口側の窓際へと敷きました。
何が起きるのか容易に想像が付く行動に私は振り返り、暮れてゆく景色の中に小さくもまるで模様のように灯る無数の窓を見ました。

〔窓際で攻めるようです…よく見てやってください。〕
いつのまにか腰にバスタオルを巻いた吉沢さんが話しかけてきました。
「………………」
『………………』

〈んんんッ………ぁはっ………〉
{こっちへおいで…}
男は入れたばかりの男根を抜き、ベッドから降り、美佐さんの手を引き窓際へと誘い、窓ガラスへ両手をつかせ、両脚を大きく開かせたのです。
開かれた美佐さんの臀部一帯は鈍く濡れ光り、その割れ目には3人分の精液を4本の肉茎でかき混ぜ、溢れ泡だったものが纏わりついていました。

美佐さんは振り返り男を見つめ、どちらともなく唇を貪るように吸いあった瞬間…
部屋の灯りが点けられ、窓ガラスにぼんやりと、露わな姿を晒したもう一人の妖艶な女性が浮かびあがったのです。

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