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日記番号:747

夢は妻とともに…

傍観者(関東)


  感想集

ご褒美

《パァッン!パッン!パァッン!パッン!パッン!パァッン!パァッン!パッン!》
〈アグッ!アグッ!ングッッ!スゴイ!ヴグッ!あなたッ!ヴグッッ!ダメッッ!〉
吉沢さんが自ら動きはじめ、男達もそれに合わせるように、美佐さんを揺さぶります。
二人だけのセックスでは、ありえないであろう強く響く肌がぶつかり合う音が、美佐さんへ与える刺激はどれほどのものか…

私は、そっと妻を見ました…
そこには下唇を噛んでいる妻の顔がありました。
その体験したことの無い、刺激を想像しているかのようなその顔に、振るえるほどの衝撃を感じた時、吉沢さんが声を漏らしたのです。
〔み…さッ!いい!!逝っていいかッ!ミサッ!ウゥゥッ!ミサッ!!〕
〈アグッ!逝くッ!あなタ!ダシッ!ア!出してッ!ミサッにダシテッ!逝くッ!〉
〔逝くッッッ!!逝くゾッッ!!アグッッッッ!!!アァッッッ!ウぁッッッ!!〕

臀部の筋肉の影を一定の間隔をもって収縮させながら、上半身は美佐さんの左の乳房にもたれ、オープンブラの淵にある乳首に吸い付く吉沢さん…
その吉沢さんの頭を、愛しそうに抱きかかえながら肩で息をする、股をM字に大きく開き宙に浮く美佐さん…
そして、肩で息をしながらも、股間を勃起させた3人の男…
立ったまま激しく躍動していた5人は動きを止め、一瞬見たこともない一つの生物のようにも見えました。

〔美佐……愛してるよ……美佐……〕
吉沢さんは笑みを湛えた穏やかな顔で愛を告げ、美佐さんの名を優しく呼び、キスをしました。

銀杏が黄金色の光りを放つテラスで、はじめてお会いした時の明るい美佐さん。
この部屋のエントランスホールで、妻を気遣い抱き締めてくれた笑顔の美佐さん。
白のバスローブの前を解かれ、黒と赤の下着姿が見え隠れした妖艶な美佐さん。
男に体を二つに折られ、自由を奪われ、弄られ、辱められ痴語を発した美佐さん。
後ろから弄られ喘ぎ潮を吹き、二人の男の男根を舐め咥え、しゃぶった美佐さん。
二本の男根をしゃぶりつつ、後ろから挿れられ、中にそのまま出された美佐さん。
男達に抱えられながら、吉沢さんに挿れてもらい射精を、愛の告白を受けた美佐さん。

そのすべての美佐さんへのご褒美のようなキス。
二人の唇が離れても、視線がお互いを結び、慈しみ合うかのような光景。
同じ趣向を持つ男として夫として、二人の、吉沢さんの姿に、それまでの興奮を忘れ私は見入っていました…

〔美佐………さぁ………〕
オレンジ色の光りと、ベッドへと伸びはじめたビルの影が、日没の時が近いことを告げるように部屋を彩る中…
吉沢さんが腰を引き肉茎を抜くと、美佐さんは広げられた陰部へと両手をあて、その指の間から白い筋をベッドへと大量に垂れ落しました。
そして左手を口へとはこび、指についた精子を愛しそうに吸い舐めたのです。
その淫らな行為の中、薬指の指輪が輝いていました。

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