●オルタナティブって考え、分かる?
「ずっと、疼くのよ
彼のデカチンが美歩のオマンコ串刺しにして、何度も気持ちいい射精してるのに、ずっとこのお子様チンチンは我慢させられるの・・
辛いでしょ?」
「つらい・・」
「でも結局、たーくんの中の「男」が、その辛さの原因なんだよ
何度も言うけど」
「・・・・・」
「こんな事言われても、そんなの詭弁だ、僕は女になんかなれない、って思うでしょ?」
「・・・だって、なれるわけないから・・・」
「でもね、たーくんは、女にもなれないけど、巨根で人妻を調教するとかも、同じぐらい無理でしょ?
おちんちん大きくも出来ないし、強い男にもなれないでしょ?
ちがう?
出来ると思う?」
「・・・そんなの・・無理って分かってる・・」
「オルタナティブって考え、分かる?」
「え・・音楽とか・・そういうの?」
「オルタナティブ・ロックとかね・・でもどういう意味か分かる?」
「・・わからない・・別のとか、そういう意味?」
「まあそうだけど
普通の学校を登校拒否になっちゃうとオルタナティブな教育を受けるとか、患者さんも普通のやり方じゃもうダメだっていうと、代替医療とか言って、温めたり珍しい水飲んだり・・オルタナティブなケアっていう感じ
オルタナロックだっていわゆるロックじゃない主流に反したっていう意味で使うの」
「・・・・」
「普通」ではやっていけない落伍者としての選択肢を迫られているということなのでしょう。
「男としてってこだわりすぎないで、オルタナティブに考えたら良いと思うのよ
たーくんみたいなの、少数派だって自分でも分かってるでしょ?」
「・・うん・・」
「性的な少数派ってすごくつらいの・・そういうものなの
たーくん見てると、LGBTなんてまだ良い方だって思えるわ
だって彼らには、ちゃんと自分が少数派である証があるでしょ?
ただの男じゃないとか、ただの女じゃないとか・・
でもたーくんには、それさえないの・・普通の男の子なのに、アレが小さくて弱くてマゾにされちゃた・・それだけ
それなのにみんなまとめて「男」っていうくくりに入れられたら、た−くんみたいな人が苦しいの仕方ないじゃない?」
「・・・でも・・そんな障害者みたいな・・
そんなのじゃない・・」
「うん・・
もしかして、かわいい小さいおとなしい奥さんと慎ましいセックスして暮らしてれば、やっていけるかもね?」
「・・・」
「だけど、個人的な関係の中では一般論も正論も無意味なのよ?
たーくんの人生だし、私の人生なんだから」
肯定もせず、否定もせず、真綿で首を絞めるような返答でした。
彼女以外と付き合うことも愛することもセックスすることも、私にとっては彼女との関係に比べれば何の価値もない気がします。
彼女に向き合い、彼女を性欲の対象として、彼女の性欲を満足させる夫として、彼女と生きるには、確かにそれは「障害」なのかも知れません。
「もうあんまり頑張ったり戦ったりしないで、素直で従順になってみると、いろんな事が変わるのよ・・
今日は美歩のこと待ってる間、一人で、女の子になった気持ちで、素直にデカチンに向き合ってみてくれる?
今までみたいに、私が強引に口にねじ込んだり、お尻ほじったりするんじゃなくて、自分でやって欲しいの
これは美歩からの真剣なアドバイス・・・私が興奮したいのも、あるにはあるけど、それだけじゃないのよ」
「・・・・・」
「美歩はね、たーくんが閉じ込められてる「男」っていう檻から、出してあげたいのよ
自分が美歩になったつもりで、大きいの口に咥えて、美歩はこんなのしゃぶったらどんな気持ちになるんだろう、美歩のオマンコはキュンキュンするのかなって想像して欲しいの
自分がマゾな女の子だって、思いながらしてみればいいの
そっちの方がずっと楽しめるし、楽になれるのよ、多分」
「・・・・・・」
若い巨根男と浮気セックスを楽しんでくると宣言している妻に、逆に諭されなければならないのです。
浮気される側の私が、人生を反省し、自分の弱さを総括し、自己批判させられる・・
こんな異常な屈辱さえもが、愛、執着、性的魅力、という極めて個人的な状況のもたらす磁場の中では、避けられない道理の一部になるのです。
この不条理に蒸し焼きにされることに耐えるのか、自らその臨界を踏み越えるのか・・
「男のたーくんは、もう射精できないと思って・・
でも、男を捨てて、オマンコ私たちに使わせてくれるようになったら、昨日みたいにメスイキはさせてあげられるわよ・・グチャグチャになれるスッゴイの・・」
「・・・・」
昨日、限界まで肛門を開かれ、直腸をかき回されながらコンドームに吐き出した極彩色の絶頂を思い出させられます。
「たーくんはホモじゃないの分かってるから、大丈夫よ」
優しげな言葉に、心が浸されてゆきます。
「そのかわり、ドMのたーくんは、男のプライドもアイデンティティーも捨てさせられるの
っていうか、彼に取り上げられるのね・・
でも、素直に負けてますって認めて、彼のチンポに支配されればいいの
ホモじゃなくてマゾだからって、彼にもちゃんと説明してあげるわ」
「・・・・・」
「自分のより大きいモノ、お尻に入れたり、口で咥えたって、意味なんてないって思うかもしれないけど
なにかの意味があるからこそ、いやなんでしょ?」
「・・・・うん・・・」
意味という言葉をダブルスタンダードで使う事に抗議したい気もしますが、無駄でしょう。
彼女はそこに意味や価値、もしかしたらブレークスルーがあると思っているのです。
私も、追い詰められた八方塞がりの状況の中で、彼女の示す道筋がただの彼女の享楽のためだけではない事もうっすらと分かるのです。
そう・・彼女だけでなく、私にもなにかの救済や逃げ道が必要なことは間違いないのです。
「私のこと信じて・・
私は、そんなたーくんの姿ですごく興奮するけど、ほんとうに、それだけじゃないの・・
たーくんもそうやって何か変わることで、良いことがあると思うのよ」
「・・でも・・」
「うん」
「・・怖いんだもん・・・」
「わかる・・
たーくんも、なにか別の世界に踏み込むかもっていうのが分かってるんだよね・・?」
「・・うん・・」
「今日一人にされてる時にね、おちんちん我慢しながらいっぱいエッチな事が言えて、ビッチなフェラしながら、オマンコグチャグチャに出来てたら、ちゃんとその分ご褒美はあげるわよ・・バッチリ」
「ご褒美って?・・今日?」
「今日は無理よ・・今日のは、たーくんつらいと思う
たーくんはレイプされるのよ、浮気セックスしてきた自分の奥さんに
・・でも美歩がご褒美あげるって言ったら、今までもあげてきたでしょ」
「・・それは、うん・・」
「適切な報酬は調教の基本だからね」
確かに、焦らされたりはしますが、報酬の約束を反故にするようなことはありませんでした。
報酬を与えられ脳が喜ぶことで、より深く調教されていってしまう事が分かっているのに、当然、自ら報酬を拒否することは出来ません。
物理的に出来ない場合もありますが、それよりも絶望的なほどの射精への渇望のせいで出来ないのです。
射精後の自己嫌悪と無力感は何度も経験しているのに、彼女の技術に堕ちてしまうのです。
「もちろん、おちんちんがどんなに勃起して辛くっても、指一本触れちゃダメよ
私や健一君にやられるのが怖くて勃起さえ出来なくなってても、しごいちゃダメ
すぐ勃起できないと、やっぱインポになってるのかなって不安になると思うの・・でも絶対自分で触ったらダメよ
おびえて萎えてるたーくんが、一生懸命フェラしたり、オマンコ使ってるのも、結構萌えると思うから」
勃起してしごけないのはもちろんつらいでしょう。
しかし、勃起できない時の焦りを感じてみると、そんな時にしごくことさえ出来ない方が何倍も辛いのが分かりました。
今夜、私は帰宅して、彼女に言われたとおりの準備を済ませた時、勃起できるのでしょうか。
すでに彼女はそこにはおらず、一人で彼女の置き残した性具を相手に、みじめな姿を録画されなければならないのです。
「画面におちんちんが映らない時は、ちゃんと両手が写るようにしておくのよ、触ってませんって分かるようにね
シーツや絨毯にこするのもダメ」
ふと、私の眼を見て意味ありげな、意地悪い事を思いついた時の笑みを見せます。
「・・・っていうか、たーくん西脇君に普通のオナニーの仕方教えて貰うまで、腹這いで発情してたのよね
悪い癖がまた出ないようにしてね?」
またあなたの恥ずかしい過去を思い出しちゃった・・という顔でニヤニヤと笑います。
「・・・腹這いじゃない時もあった」
「たーくんが、こすりつけオナニーも出来ないように、もう一個ルール決めとくね
うつ伏せになっても良いけど、腹這いはダメ。
下向きになった時は、バックでガンガン突かれてる女の子みたいに、膝をついてオマンコは浮かせておきなさい」