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日記番号:1020

Mi子とS男の真実の物語

Mi夫 (東北)


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40 S男との接触第二ラウンド6

★★★ S男との接触第二ラウンド6 ★★★

 (S男との会話を一つ一つ順番に整理しながら記述しています。第三者の皆様にとってはどうでも良い話が続いてしまうかとも思いますが、お付き合いくださいませ。)

 S男の言葉にむっとした私は、S男の目を睨みながら言っていました。

 「一度だけ願いを叶えてやるとか二度目は無いとか、よく言えるよな。さっきは何て言ったんだ。平気で一時間も挿入しっぱなしでセックスするのが当たり前、そして体が馴染んでいくほどセックスしたって言ったんじゃないか。」

S男は私の目線に耐えられなくなったのか、一瞬視線を外しましたが、今度はしっかりと私の目を見てこう言いました。S男も必死だったのだと思います。一方的にS男がMi子を口説き、慰み者にしていったと思われるのは公平じゃないと思ったからに他なりませんでした。

「あのさ。何度も言ってるけどはっきり言ってMi子は俺と不倫したがっていたんだよ。Mi子はそうは言わないかもしれないが、少なくとも俺はそう感じてたんだ。

 Mi子はな。君がすでに何人もの女性経験があることを気にしてな。あと同僚や後輩達の不倫経験の話をしてな。自分に経験が無いまま婚約に縛られてこのまま結婚するのが嫌になった、と言ったんだよ。さっきも話したとおりさ。」

 「・・・・・それで?」

 S男は続けました。

 「彼女の願いっていうのはな、一回だけで良いから結婚前に別の男性と経験することだったと思うよ。そしてな、これは言うまいかと思ったが、ほんとはMi子はな、俺にその相手になって欲しいというようなことを言ったんだよ。

 でも勘違いしないで欲しいのは、俺がそんな相談にすぐに応えたわけじゃないってことな。Mi子には君というれっきとした婚約者がいたわけで、周りの目もあったしな。

 断っておくが、初めな、俺はMi子におかしな行動は慎むように諭していたくらいだったんだよ。」

 私は内心怒りが込み上げてくるのが分かりました。

Mi子がS男に「相手になって欲しい」と頼んだ?

そしてS男は「おかしな行動は慎むように」と諭したって?

 「ならば何故Mi子とキスなんかしたのさ。」

 少々声を荒げて言っていました。
心からの叫びでもありました。

 「そこのところな。そこは確かに俺の悪い癖だったと思う。君には本当に悪いことをしたと思ってるよ。謝る。飲んでしまうとどうしても性欲を抑えきれなくなってな。Mi子みたいに可愛い女が無防備でいるとつい、な。だけどMi子だってそれを望んでいたんだよ。結局5月の打上げでとうとうキスでは我慢しきれず、最後まで行ってしまったという訳だ。」

 それはまさにS男の本音だったと思いました。「Mi子だってそれを望んでいた」という部分には引っかかるものがありましたが、S男は、自分の非を素直に認め詳細を語ろうとしていました。

私は続きを促すように言いました。

 「それで、二度目は無いと思っていたのになぜその後関係を続けることになったんだ。結局あんたは若くて可愛らしいMi子の魅力に負けて、とうとう我慢しきれず何度も抱いたってことなんだろう。そして気付いて見たら、Mi子はあんたのモノに馴染んでいったということなんだろう。」

 S男は何か言いたげではありましたが、一言だけ返してきました。

 「まあそういうことだ・・・」

 S男の顔には卑猥な笑みが浮かんでいたと思います。

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