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日記番号:1136

私の夫婦交換(後編)

知子(横浜です。)


  感想集

039 旅館へ

「じゃ、行こうか・・・・」
立ち話をしていた私達ですが、なおくんの言葉で動くことにしました。
「そうですね・・・・」
新太郎君が答えます。
「じゃ、タクシーで行こう・・・・」
今夜の宿は、すでになおくんが予約してくれていて、
4人用のお部屋で部屋には露天風呂が付いているとの事でした。
「新太郎君は、熱海は・・・何度目なの?」
なおくんが聞くと、
「僕、初めてですよ・・・熱海・・・」
新太郎君が答えます。
「私も 熱海初めてなので・・・とても楽しみにしていたんです・・・」
彩さんが明るい声で言います。
「それは良かった・・・・」
なおくんが言います。
熱海駅からタクシーで15分ほど走った高台に上がった所にある大きな旅館で
「海の〇〇」と書いてありました。
(へ~~大きな旅館なんだわ~~~~)
私も感心して見ました。
旅館に着くと、スタッフの方が出迎えに出てくれます。
「ようこそ、海の〇〇へ お越しくださいました・・・」
スタッフの男性が言うと、
「予約してある 吉田4名です・・・・」
なおくんが言って、スタッフの方が荷物を持ってくれます。
受付を済ませると、仲居さんが先導してくれて部屋に向かいました。
赤ん坊は時々新太郎君が抱え、彩さんがあとに続きます。
部屋は上層階にあって、離れとかで・・・海が正面に見える広いお部屋で
露天風呂もありました。(笑)
「わぁ~~~広いお部屋だわ~~~~」
私が声を上げて、窓際から外を見て言いました。
「ほんとですね~~~素敵だわ~~~~」
彩さんも、同じように、窓側にやって来て、声を上げました。
お互いを見て、笑いました。
2020-0617

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