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日記番号:1119

混浴大好き夫婦

Mach(東京都西部)


  感想集

37)貸し出しプレイ 8

37)
『ああぅ・・はあぁぁ・・
 感じちゃう・・も、もっとよ・・』
『もっと、どうして欲しいの?』
『お、おっぱいを・・乳首をいじめて・・ください・・』

「も、もしも・・し・・・
 ・・・・・・・・・・・・」

自宅で悶々としていた、寝取られマゾの豊一。
彼のスマホが鳴り、ディスプレイに『智子』と表示された。
どうしたんだろ? まだ宵の口なのに?
もう終わった? いや、明朝迎えに行くと言ってあるから、そんな筈はない・・!
豊一は今日昼過ぎ、『さあ、いよいよだ!』と智子に声を掛けた。
体育座りの恰好で神妙に待つ智子の身体を、小さく折り曲げて縄を掛け、目隠しと猿ぐつわを装着、
脚から袋詰めにして袋の口を締め、横倒しにしてファスナーを開け、仕上げにピンクローターを
挿入した。
智子のソコは、指一本触れていないのに、既に、見たことが無いほどのズルズル洪水状態だった。
(本当にこんなことをしていいのだろうか・・)
朝から内心、少し不安に思っていた豊一だったが、智子のそこを見た時、自分が
今しようとしている事への決心がついたのだった。
愛する妻の身体を荷物の様にして、愛車のワンボックスカーの荷台に運び込み、
テラキョウのマンションまで20分ほどの道のりを移動した。
マンション前からは、小さな台車に乗せてエレベーターで上がり、彼の部屋の
ドアの前で荷卸しをした。
そして一旦台車を片付けてから、今一度エレベーターで三階に上がり、最後は
子供の悪戯のようにピンポンダッシュしてエレベーターに、駐車場から彼が荷物を
運び込むのを確認して、家に戻った。
豊一は今日、一連の作業をする間、手が震え、胸の鼓動が収まらなかった。
愛する妻、智子を、いくら夫婦二人で追求する性の楽しみとは言え、危険にさらす。
もちろん、これまでも危険なこと、怖い思いをした事はあった。
特殊な性癖の二人だから、ある程度は仕方ないにしても、その行為、行動にリスクはある。
しかし、今回初めて夫婦で経験する『貸し出しプレイ』・・。
約一年間の付き合いはあるが、智子と二人きりになった時、テラキョウ君が豹変
するかもしれない。
少なくとも、これまでプレイで管理監視していた自分がその場に居ないのだから、何が起こるか分からない。
しかも、縄で縛られて彼の家に行く、と言い出したのは、実は智子の方だ。
本来なら自分は『いやそんなの危ないよ』と諫めるべきだったのに、逆に『それならば』と、
どこか興に乗って、自分が袋詰め宅配のアイデアを出したのだ。
豊一は少しばかり後悔していた・・。
勿論、マゾで寝取られ趣味もあるから、自分の言動と気持ちが真逆になっている。
顔は笑って平然としているが、自分の愛する、大切な可愛い妻を他人に差し出す、自虐的行為・・。
何事も無いような顔をして、妻を送り出すが、気持ちは苦しくて切なくて、一分一秒が
耐えられない程だ。
だったら、そんな事しなきゃ良いのに・・と言われそうだが、そこは世のネトラレ男性の
不思議なところだ。
テラキョウもプレイ最中に『好きだ』『愛してる』だの、口にしていた・・。
プレイ最中の、正気を失った状態ではあるが、智子もそれに応え、愛の言葉を
かけていた。
二人は今日、心も身体も結ばれ、自分から離れ、どこかへ行ってしまうかもしれない・・。
豊一は家に帰ってきてから、時計の針を睨みながら、あっちへウロウロこっちへ
フラフラ
落ち着く時が無い。
腹は減っているのに何も食べる気がしない。
酒をあおっても、酔いもしない。
目はギンギンしてくるのに、なにかエロい事を考えても、チンチンは無反応だ。
そんなところへ、智子からの着信・・。
慌てて通話ボタンを押したが・・
智子は何も話さない・・・
どうしたんだろう?

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