〈ッ見て！ッ！ミーちゃん！美佐、オチンチン…舐めるから…二本舐めるから見て！〉
『…………………………』
妻はソファーに深く沈み、右腕を私の左腕に絡ませながらジッと見ています。
私の腕に伝わる力…息の乱れは無いながらも、紅潮した首、耳、顔…
（…美枝子は感じている…）
そう、確信できるほど伝わるものがありました。

〔……美佐……奥さんに…優一さんに……皆に…私に、見せてごらん…〕
私たちの座るソファーの横で、吉沢さんが立ち上がりました。

《レッチュ…ァン！…ルチュ…んグッブュジュ…ァァ！…ルチュジョビュジュ…んッ》
美佐さんは、両手で二本の男根を扱きながら伸ばした舌で、片方ずつ亀頭や、エラを舐めあげ、タイミングをはかっては男根同士の間に顔を挟みいれ、交互に咥えしゃぶります…
それを見ていた吉沢さんは、突然スラックスのチャックを下ろし、腰を少し引き、中へと手を入れ、自ら男根を取り出し、手で扱き始めたのです。
「！！………」
『！！………』

美佐さんを挟む二人の男が一歩ずつ前に出ると、美佐さんはいっそう早く両手を動かしながら大きく口を開け、二つの亀頭を唇で挟むように咥えました。
そして閉じきらない唇からは、淫らな吐息と時折舐めあげる舌が見え隠れしています。

〈ハッフッ…フチュ…レフッ…ハッ…レフッ…あなた…レフッ…ンぐっュジュュュ…〉
二つの亀頭の割れ目を同時に舐めながら、美佐さんは吉沢さんの股間を見つめ、満足げな表情を浮かべると、ゆくり腰を浮かせました。
その動きに併せ、股間に埋もれていた男が起き上がり、それを見はからったように吉沢さんはベッドへと近づき、美佐さんの陰部へと手を伸ばしたのです。

《クチュ……クチュグチュ！クチュグチュ！グチュ！グチュ！グチュグチュグチュ！》
〈あぅっ！！あなたっ！あっ！あ！！またっ！出ちゃうっ！出ちゃうっ！！アァッ！〉
美佐さんは二つの亀頭に頬を押し付け絶叫しながら、吉沢さんの手淫により、股間から光る雫を撒き散らしました。

1分程続いた吉沢さんの手淫が止まり、美佐さんが荒くなった呼吸を整えていると、痺れを切らしたように背後の男は美佐さんの腰骨を引き、二人を離しました。
そして二つの亀頭越しに、吉沢さんを見つめつつ美佐さんは、背後の男に従い僅かに後ろへと動いたのです。

その動きは美佐さんの中へ、男根が挿入されることを予感させるに充分なものでした。
それを見届けた吉沢さんは、手のひらに溜まった潮と、二本の指に纏わり付く愛液を、亀頭、茎へと塗りつけ、せつなそうに…呻くように声を出したのです。
〔美佐…………〕