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日記番号:1073

淫の刻印

アスカ(京都)


  感想集

34 スナック2

お手洗いに行きたくて、ソファー席の脇を通ると、女は、男の逸物をくわえていた。もう一人は、Tシャツをまくりあげられ、胸をいたぶられ、別の男は、スカートの中に頭をつつこんでいた。足は、極限まで開かれ、足首に脱がされたショーツが、絡み、宙で、踊っている。慌てて、用をたした典子が、カウンターに戻ると、男が、村上に、「マスター、もう客も来ないし、始めるよ。」と声をかけた。

村上が、看板をcloseにして、ロックしてから、典子の背後から、耳元に息を吹き付けながら、典子の双臀をやさしく撫でた。
客の男が、女を通路に引っ張り出し、
「久しぶりに、知らない客の前で、恥さらしな体を、見てもらえるから、興奮してんだろう~」女は、うつむいたまま、顔を歪ませている。

「あの人は、」
「あれは、あんたと同じ、素人さ、金ほしさの主婦かな。」
「これから、どうなるの?」
「まあ、事と次第で、デリヘルへ売り飛ばせば、あの男も、しばらくは、優雅に暮らせる。」
「ヤナ人達ね。」村上は、当たり前だと言う顔つきで、カウンターの上に、バックをドサッと置くと、典子の前に、中味をぶちまけた。バイブ、鞭、麻縄、蝋燭、SM用品ばかりだった。

女が、ワンピースを脱ぐと、いつの間にか、赤い麻縄で、縛られ、全身に縄が、食い込んでいる。胸は上下から強く絞られ、乳房が醜く歪み、突き出ていた。無毛の恥丘から縄が、秘唇に食い込んでいる。男は、ためらいもなく乳首にクリップをつけると、「アグウウ~クフッ~」くぐもった悲鳴をあげながら、身をよじる。

無残に変形した乳首を見ながら、典子は、自分が、やられているような錯覚に陥る。村上が、典子のブラウスの上から、乳首をいたぶりながら、「あんな風に、やられたいんだろ…」舌で耳たぶを撫で上げた。
食い込んだ縄に絡みついた肉ビラをいたぶられながら、女は、思わせぶりに、腰をくねらせていた。

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