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日記番号:1088

淫の刻印 2

アスカ(京都)


  感想集

35 恵比寿 売春婦

恵比寿駅近くの露地を車が、ゆっくり女をつけて行く。そして、追い抜きざまに、車から伸びた手が、女の尻をわしずかみにした。その女は、ニットのワンピースを着て、胸は、そのニットの生地を押し出すように豊で、尻は横に突きだし、歩く度に、右に、左に、タプン~タプン~と揺れ、その様子に通りすがりの男達の視線をくぎずけにしていた。

「あっ~」女は、振り向きざまに、鋭い視線を運転席にむけた。
「何すんのよ…」
「いくらだ…?」
「私を買うの?高いわよ・・・フエラなら2万…ハメたいなら5万ね。それに、ケツ触ったから、特別料金1000円追加ね。」
「高えなぁ~」
「高いか…安いかは、ジューしいかどうか、現物を味わってから、言うべきよ。」

女は、真っ赤なマニキュアをして、その細い指を車のドアにかけて、顔を運転席に入れて、男に唇を寄せてきた。
「あなたの家、私の家、どちらでも…お急ぎなら、そこの露地裏で、壁に手をついて、後ろからでも…」

女は、胸を突きだし、男に胸を強調し、薄い生地を通して、乳首の形が、はっきりとわかる。「買う?買わない?」濃いルージュを塗った唇から、甘い吐息を吹き掛けた。

まわりの通行人達は、体を運転席に入れて、尻を妖しげに尻を振る女を見とれていた。
「乗れよ~」トモエは、顎で、指示をした。
「前払いよ。」康子は、笑みを浮かべながら、助手席に滑り込む。
「オレ、今、ハゲ鷹に襲われている気分だな~」
「早くだしなさい…うしろ…渋滞してるわよ。」

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