35 S男との接触第二ラウンド2
★★★ S男との接触第二ラウンド2 ★★★
(S男とのやり取りについて、思い出すままに書いています。少々くどいかも知れませんがお許しくださいませ!)
この対応にはさすがのS男も少々びびった感じに見えました。真顔になっていました。
「Mi夫さん。さっきも言ったが俺は小細工などしない。君を怒らせるようなことはしないから信じて欲しい。会社も私も、私の家族も今はとても大事な時期なんでなるべく穏便な解決を図りたいんだよ。弁護士を立てて話し合いをしても良いが、なるべくそれは避けたいと思ってる。その代わり相応の慰謝料は用意するから。」
一見フレンドリーに見えていたS男の顔から笑顔が消えていました。
その時タイミング良く私の携帯にメールの着信がありました。なんとMi子からでした。
『了解しました。会社の人って誰? 飲み過ぎちゃ駄目よ(ハートマーク)。』
Mi子はパートの仕事をしていましたが、ちょうどこの日はオフで家にいたのです。
その内容に思わず私は息をのんでいました。
『会社の人って誰?』
もしかするとMi子はS男のことを思い出したのではないかと直感したのです。
Mi子はまだS男とのことを忘れることが出きないのではないか・・・私はふとそんな思いにとらわれました。そう思った瞬間、私の心は一気に熱くなりました。
Tさんの話、そしてS男の告白が真実ならば、Mi子にとってS男は幸せな家庭生活を脅かす存在になっていたはずです。
私が疑惑を封印し疑心暗鬼と闘って結婚を手に入れたように、Mi子は私との幸せな結婚生活を守るため、過去の真実を貝のようにかたくななまでに閉ざして来たのです。私が引き起こした浮気発覚騒動の時ですら、誰にもその詳細を語ることはなかったのです。
当然だったと私は思いました。Mi子は恋人と付き合う一方でS男の愛人としてたぶん快楽を尽くしていたのだから・・・
リアルタイムにメール返信してきたMi子のことを考えた時、まるでそばにMi子がいるような錯覚にとらわれていました。感情的になった私は、思わずMi子への返信メールを打っていました。
『会社の人はS男だよ。Mi子が大変お世話になった元上司だな。Mi子が話していたようにS男は偉くなって部長になってたよ。当時は随分とお世話になったんだな。いろいろと詳しく聞かせて貰った。俺のアレよりS男のアレの方が良かったらしいな。これからまだS男部長と話し合いがあるんだ。いろいろ教えてもらったから楽しみにして!』
思わず送信してしまうところで指を離し、深呼吸を一つ、その後気持ちを抑えて言いました。
「今までのところはあんたの言葉を信用してやる。でも何度も同じことを言うが、真実を出来るだけ詳細に話して欲しい。あんたが真摯な態度で話してくれたら、慰謝料など請求するつもりもないさ。ただ一点、私を欺いた時は、その時は、分かってるよな。」
その言葉は私の本心でした。欺かれたことが分かった時には相応の仕返しを本気で考えるつもりだったのです。
(S男とのやり取りについて、思い出すままに書いています。少々くどいかも知れませんがお許しくださいませ!)
この対応にはさすがのS男も少々びびった感じに見えました。真顔になっていました。
「Mi夫さん。さっきも言ったが俺は小細工などしない。君を怒らせるようなことはしないから信じて欲しい。会社も私も、私の家族も今はとても大事な時期なんでなるべく穏便な解決を図りたいんだよ。弁護士を立てて話し合いをしても良いが、なるべくそれは避けたいと思ってる。その代わり相応の慰謝料は用意するから。」
一見フレンドリーに見えていたS男の顔から笑顔が消えていました。
その時タイミング良く私の携帯にメールの着信がありました。なんとMi子からでした。
『了解しました。会社の人って誰? 飲み過ぎちゃ駄目よ(ハートマーク)。』
Mi子はパートの仕事をしていましたが、ちょうどこの日はオフで家にいたのです。
その内容に思わず私は息をのんでいました。
『会社の人って誰?』
もしかするとMi子はS男のことを思い出したのではないかと直感したのです。
Mi子はまだS男とのことを忘れることが出きないのではないか・・・私はふとそんな思いにとらわれました。そう思った瞬間、私の心は一気に熱くなりました。
Tさんの話、そしてS男の告白が真実ならば、Mi子にとってS男は幸せな家庭生活を脅かす存在になっていたはずです。
私が疑惑を封印し疑心暗鬼と闘って結婚を手に入れたように、Mi子は私との幸せな結婚生活を守るため、過去の真実を貝のようにかたくななまでに閉ざして来たのです。私が引き起こした浮気発覚騒動の時ですら、誰にもその詳細を語ることはなかったのです。
当然だったと私は思いました。Mi子は恋人と付き合う一方でS男の愛人としてたぶん快楽を尽くしていたのだから・・・
リアルタイムにメール返信してきたMi子のことを考えた時、まるでそばにMi子がいるような錯覚にとらわれていました。感情的になった私は、思わずMi子への返信メールを打っていました。
『会社の人はS男だよ。Mi子が大変お世話になった元上司だな。Mi子が話していたようにS男は偉くなって部長になってたよ。当時は随分とお世話になったんだな。いろいろと詳しく聞かせて貰った。俺のアレよりS男のアレの方が良かったらしいな。これからまだS男部長と話し合いがあるんだ。いろいろ教えてもらったから楽しみにして!』
思わず送信してしまうところで指を離し、深呼吸を一つ、その後気持ちを抑えて言いました。
「今までのところはあんたの言葉を信用してやる。でも何度も同じことを言うが、真実を出来るだけ詳細に話して欲しい。あんたが真摯な態度で話してくれたら、慰謝料など請求するつもりもないさ。ただ一点、私を欺いた時は、その時は、分かってるよな。」
その言葉は私の本心でした。欺かれたことが分かった時には相応の仕返しを本気で考えるつもりだったのです。