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日記番号:747

夢は妻とともに…

傍観者(関東)


  感想集

動かぬ指

〔……美佐………〕
〈……………〉
{さっ、美佐さん、見てもらおうね。}

背後の男は右膝から太もも沿いに、もう一人の男は横から高々と持ち上げられ鈍く尖った尻の頂点を伝うように、女性器へと手を這わせ、両陰唇を更に大きく開き中を晒しました。
〈…アッ!イヤッ!ダメッ!!……〉
{言ってごらん…誰が視てるの?…美佐さんのココを誰が視てるの??}

〈イヤッ!イヤッ!!視ないで…イヤッ!〉
逆三角形に整えられた黒い繁み…真っ赤に腫れ上がった蕾…ぬらぬらとした光りを放つ充血した割れ目…そして小さな縮動を繰り返す膣口が、抗いの声に反して次なる行為を待っている。
妻は!?隣に目を移すと……私の左腕の後ろから顔を押さえながらも美佐さんをジッと視ていました。

{言ってごらん…して欲しいことを、視ている人に言ってごらん…。}
背後の男はそう言いながら、時折真っ赤に腫れ上がった蕾を指先で僅かに触れます。

〈ァアッ!…イヤッ!恥ずかしい…ァアンッ!…わかってるでしょ……〉
{言わなきゃだめ!…ほら、視ている人に向かって言ってごらん!…さぁ!}
突然吉沢さんがベッドへと近づき、人差し指と中指をたて、小刻みに縮動を繰り返す膣口から蕾へと、晒された美佐さんの割れ目にそってゆっくり辿りました。

〈!!アッ!!アアッッッッ!!!!!!!アアンッッッ!!!!!!〉
そして、陰部より糸を引く指を宙で開き、更に指の間に光る糸を創り出しながら言ったのです。
〔こんなに濡らしてしまって……美佐…どうして欲しいんだ……言ってごらん。〕

美佐さんは、吉沢さんの指を見つめ、今にも泣き出しそうな表情を浮かべながら…
〈…ゆ……ゆびを…指をいれて…ほしい…の………〉
{入れるだけ?美佐さん、入れるだけでいいの?}
観念した美佐さんを男は更に言葉で、おあずけという残酷な方法で弄ります。

〈ア!ア!ァアッンッ!指を!指をいれて!もう指を入れて欲しいの!おねがいッ!〉
美佐さんの悲鳴に近い叫び声に、吉沢さんが応えるように小さく頷くと、

《グチュッ…グジュュュ………》
〈アアァァァァッッッ!クグググゥ………〉
横から太い2本の指が深々と蜜壷へ、愛液を溢れさせながら挿し入れられ、美佐さんが声にならない息を漏らし顔を歪ませたと同時に、私の左腕に加わる圧力も増しました。

{指を入れたよ…これでいいんだね……ん?}
〈イヤッ…アンッ!…おねがい…ハァ!…わかってるでしょ?おねがい…おねがい…〉
2人の男…いや美佐さんに指を入れた男も動きません。ただ、太い指を体の割れ目に挿された美佐さんだけが、体を窮屈そうに二つに折られ小さく波打っています…

〈イヤッ…おねがい!…アァ!ン…あなた!!もう…ダメッ!お願い!!…もうっ…〉
美佐さんが尻を左右に揺すり始めると、横に居る二人の男がその尻の動きを制し、また動きを止めました。

〈もうっお願い!焦らさないで!!して!イヤッッ!!!!してッ!!!お願い!〉
{どうする?ご主人に…視ている二人にも大きい声で言って許可を貰ってごらん!}

〈掻き回して!あなたいい?ミーちゃん優一さんいい?もう私、おかしくなりそう!〉
こちらを視ながらまさに懇願する美佐さん…
しかし指は動かず、シーツに伝わるほど愛液を滴らせはじめた膣口が指の動きを待ちきれないように小刻みに縮動を繰り返します。

〈あグぅぅぅ…ゥンンン……ハッハッ…ンンン……お…かしくな…る…ダメッ………〉
美佐さんは息を乱し、窮屈な格好で男達に押さえつけられた体を必死にもぞもぞと動かし喘ぎ訴えます。

〔指で掻き回して欲しいんだね…………………いいよ…中を掻き回してもらいなさい〕
ついに吉沢さんが許可を出し、待ち焦がれた美佐さんは男に催促しました。
〈あぅぅンッ…お願い…して…もう…お願い!!掻き回して!!お願い!お願い!!〉

美佐さんは頭を背後の男の胸に打ち付け、狂ったように懇願し続けますが、それでも男は動きません。
この仕打ちに耐える美佐さんの表情は、痛みを伴っていないながらも、その惨さを充分に伝えるものでした。
そして、同時にその表情は、私を興奮の高みへと誘うものでもありました。

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