こういう類の店に来るのは、彼女は初めてだった・・・
ジェラシーを楽しむ店なのだが・・・
面前で起きた光景にショックを受けてしまったのかも知れない・・・
昔の私ならここで女性をさらに責めて、自分の性癖へと導いたのかも知れないが・・・
ちょっと余裕をみせて・・・
女性と男性がどういう展開になるのか、見てみたかった・・・

　妻は男性の肩に手を置いて息を整えていた・・・
達したあとの妻は体が紅潮して美しい・・・
実際には出ていないのだが・・・まるで湯気が立っているようだ・・・
男性と目が合った・・・
続いて妻がこちらを見た・・・
私は妻と目を合わすと・・・手招きをした・・・
妻が膝摺りでこちらに向きを変えた・・・

　女性を見た・・・
「彼が待っているよ・・・」女性にささやいた・・・
「・・・」行って良いの？というような顔をして、女性が私を見た・・・
「・・・」私は小さくうなずいた・・・
こちらに向かってくる妻とすれ違って、女性が男性に向かった・・・
女性が男性の前に至った・・・
いきなりキスを始めた・・・ディープなキスだ・・・
そんなことはないのだろうが・・・
まるで私たちの存在を無視したようなキスだ・・・
目の前にある勃起した陰茎は、妻が立たせたんだぞ！・・・
声を大にして主張したいところだが・・・
野暮なことは言わない・・・

　妻が近づいてきた・・・
私は手を広げて妻を招きいれた・・・
胡坐をかいた私の股間に妻を座らせた・・・
目の前にある妻の頭を抱えると、向きを変えた・・・
見つめ合った・・・キスをした・・・
妻には聞いてみたいことがたくさんある・・・