メニュー ログイン

日記番号:1119

混浴大好き夫婦

Mach(東京都西部)


  感想集

27)テラキョウ 5

27)
「ああぅ」
「うっ、うっ、うっ・・」
「あむぅ・・んん~」
三人の喘ぎ声のアンサンブルに合わせ、智子の身体から分泌された体液・・・
口からはたっぷりの唾液、そして膣奥からは白濁した愛液が、ジュボジュボ、
クチュクチュと激しい音を立てオブリガートを奏でていた。
人気の無い、公園の片隅とは言え、白昼堂々、三人の男女が淫らな行為に耽る。
一人の全裸の女性に、下半身を剥き出しにした二人の男性・・。
ウッカリすれば、強姦か犯罪かと間違えられそうな状態だ。
気が遠くなりそうな快感の中で、豊一は時折、辺りを見回して、危険が迫っていないかを
確認していた。
先程から近くの茂みの奥で、こちらを覗く人影があったが、今日は真昼間なので、
なにか行動を起こしてくるような輩は居ない。
「トモ・・お客が一人いるよ・・」
お客・・これは二人の符丁で、露出撮影や野外プレイの時の、いわゆる覗きの人の事だ。
智子の身体の前後から打ち据えられる男根ピストンは、次第に激しさを増していた。
いつもなら、そのお客の事を意識して感じてしまうのだが、今は男二人に責められ、
それどころでは無かった。
二人のピストンの間隔が、微妙にズレている時は良いのだが、二人の腰の前後の動きが
ピッタリ揃った時が恐ろしい。
喉奥と子宮を同時に前後からズドンと突き刺され、まさしく智子の身体は二本の
硬く長いペニスによって串刺しにされる。
豊一の身体が一層密着したと感じたその時、じわーっと体内に吐出された精液の温かみを感じた。
智子が女として幸せを感じる時間だが、そんな事を感じさせる間もなく、ほぼ同時に
智子の喉奥に強い噴射が始まった。
自分の身体が二人の男達によって、精を放たれ、無残にも「精液便所」になった気がした。
その被虐感は智子の脳内を麻痺させた。
「精液便所」という言葉をSM小説の中で知った時、その言葉の響きに目眩をおこしそうなほど、
智子はそのシチュエーションに憧れていたのだ。
智子はあまりに興奮し、近くにあったベンチに全裸の身体を横たえ、口から垂れた精液を
右手に受け、膣奥から溢れ出た精液を左手で掬い、それらを両手で混ぜ合わせると、
おもむろに片手を膣の中に擦り込み、もう一方の手を口に運び両手で二つの穴を
捏ね回し始めた。
それを見ていた男二人は、いま射精したばかりだと言うのに、再度激しく勃起していた。
「おい、テラキョウ! 
 挿れていいぞ! 
 遠慮しなくていいから、智子をイカせてやってくれよ・・」
テラキョウは豊一の顔を見た。
(いいんですか?)
口には出さないが、その表情を見て豊一は深く頷いた。

前頁 目次 次頁