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日記番号:510

新婚妻のアルバイト

リストラ亭主(横浜)


  感想集

遙香の犠牲

遙香が退社前に私との結婚を宣言すると、それまで以上に課長の遥香個人に対するセクハラはより一層酷いものに変わりました。
しかし課長のセクハラも、遙香が退社するまでの2-3ヶ月の辛抱だと遙香は既に諦めていました。
夫となる係長の私が毎日一緒に働いていて守ってくれていると言う期待と安心感もあったので、遙香も課長のセクハラを何とか我慢して回避し遣り過ごすこともできてました。


しかし夫がリストラされ後に、遙香一人が同じセクハラ課長の下で再就職する事が決まってからは、それまでとは少し事情が違ってきていました。
結婚と同時に無理をして買ってしまったマンションのローンを完済し、少ない蓄えを減らさない努力のためには、少しでも早く仕事を探したいと遙香たち新婚夫婦の二人は焦っていました。そんな折に渡りに船の、派遣会社からの遙香への再就職お誘いでした。
確かに遙香にとっては、とても危険に満ち満ちた再就職先へのお誘いでした。
しかし背に腹は変えられませんでした。折角大きな借金をして買った家を手放すことを考えると、出来る限り少しでも長く、無駄な抵抗と言われても抵抗をしたいと言う気持ちが強くありました。

課長のセクハラが酷くなれば、その時に遙香が思い切って仕事を辞めれば良いと言う考えが一方でありました。遙香が仕事を辞めることはいつでも簡単に出来る、と言う甘えた考えがその根底にはありました。
最悪最後には折角手に入れたマンションを手放して借金を返済してしまえば普通の暮らしくらいは可能だし、そんなに大きな苦労もせずに生活の建て直しも可能だろう、とチョッと甘く考えていたのです。

しかし遙香が課長のセクハラを我慢してでも仕事を辞め難くなった今一番大きな理由は、お金の問題よりも、夫の私のインポテンツの問題の方がより大きかったのかも知れません。

リストラされて心因性のインポテンツに陥った私が、遙香への課長によるセクハラの事実を詳しく報告されるとされる程、何故か私が興奮してサイズは小さいなりに完全に勃起して、何故か毎晩のように必ず射精にまで至る事が出来るように成っていたのです。
それまではいくら頑張っても勃起さえしなかった夫の小さく可愛い息子が、遙香の露出行為とそれに反応をするセクハラ課長のセクハラ行為の卑猥な行為の連続した話しを聞くだけで、何故か夫の息子は素直に反応し勃起して、遥香の膣内での射精まで完成するのです。
それまで暫く続いていた私のインポテンツが、丸で嘘のように消えて無くなりました。それどころか今まで以上に興奮した上に、必ず毎晩射精するようになり、一晩に2回も勃起して射精することさえ少なくありませんでした。今では遙香の生理の日にも、毎晩のように夫の私が興奮し遙香の生理中の膣内に、コンドームも付けずに、毎晩2回も膣内での射精を完全にするようになっていたのです。


私がひと晩2度も興奮し射精に到ることは、新婚当初も含め遙香の再就職前には一度もありませんでした。毎晩のように夫婦の性生活を続けることも、再就職前には一度もありませんでした。
遙香は遙香が再就職することで家のローンなどに対する夫の私のストレスが少なくなり、私がユックリ休養することで、インポテンツが完治したのだ、と信じて疑っていませんでした。
まさか課長にセクハラされる遙香の様子を聞いて単純に寝取られ性癖で興奮しているのだとは、遙香は露ほども疑っていませんでした。ただ若干の刺激材料にはなって興奮していたのかも知れないことは、遙香にも否定できない事実でした。


結婚前の遙香なら絶対にあり得ない、課長の前での遙香のとても大胆な露出行為の毎日でした。
しかし私の息子が素直に反応し興奮し射精して喜んでくれると言う現実と結果を考えると、課長の前での大胆な露出行為に対し大いにその行動の理由、いわゆる遙香の夫の私に対する免罪符を見つけることが出来ていました。結婚前の処女の遙香には到底考えられないような大胆過ぎるような、実質全裸と何ら変わらないような露出行為でした。しかし同時に遙香は、セクハラ課長に露出する快感に少しずつ嵌ってきていて、寝取られ性癖に酔いしれ始めていました。
遙香は私の息子のインポテンツを直す代償と言うか、犠牲として、遙香の露出行為を続けていたつもりでした。しかし遙香の建前としての露出行為が、夫の私への免罪符としての役割として存在している事実は変わりませんでした。
しかし実際は遙香が感じるとても強い快感こそが、遙香が課長の目の前での一層大胆になる露出行為を続けさせた大きな原因でもあり、その理由でした。遙香は生まれて初めての逝くと言う経験で、その禁断のセクハラ課長への露出行為に歯止めを掛けられない状態になっていました。遥香は課長の前での露出行為を止められないどころか、課長への露出行為の結果の快感をも忘れられなくなっていました。
遙香は課長に股間をひと舐めされただけで、気を失うほど強く感じて逝ってしまうような状態にまで上り詰めて感じてしまっていたのです。
その強烈な快感こそが、遙香が課長の前に遙香の股間を曝し、遙香の恥ずかしい姿を全て赤裸々なまでに課長に見せ続けていた大きな理由のようでした。

遙香には分かっていました。
このままでは課長の思う壺で、セクハラ課長の言うがままである、と言うことは明らかでした。しかしそれでも課長の指で遙香の股間を触られただけでも逝かされる、と言う行為を止められませんでした。そして遙香の股間に課長の舌が触れたその瞬間の驚くほど強い快感、逝くと言う恍惚の世界、これをもう遙香は忘れられない体に変えられてしまっていました。
遙香は夫の私の息子の興奮のためだけに、遙香は自分の体を犠牲にして、課長の前に遙香の体を露出して曝しているつもりでした。しかしその実態は遙香の体が喜びを求めるがままに、課長の前に遙香の体を曝していたのでした。


遙香はそんな自分の体が自分で怖くなり始めていました。
しかし遙香は頭ではそんな実態を客観的かつ理性的に理解できているのに、遙香の体が勝手に濡れて早く課長の前に体を曝したい露出したいと思う気持ちを制御することが出来なくなっていました。

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