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日記番号:747

夢は妻とともに…

傍観者(関東)


  感想集

言葉探し

私は、罪の意識を感じながらも情けないかな…適当な言葉が見出せませんでした。

〔奥さん…無理することはありませんよ…妻は私たちが大好きな世界を見て欲しいと奥さんを誘っているだけなんですから。優一さんとよく2人で話し合って。〕
〈そうね…美枝子さん、ごめんなさいね……驚くわよね……あの………〉

『大丈夫ですよ!覚悟して来ましたから!(笑)それよりも……』
私は、予想外の妻の言葉に驚き、またも適当な言葉が見出せませんでした。

『見学ってことですよね……いらっしゃる…他の方に…お邪魔じゃないんですか?私は主人の希望に……出来るだけ添いたいって言うか…今上手くいえませんけど…主人と話し合いはします。でも…お邪魔じゃないかなって…思っちゃうんです。』
〔まったく問題ないですよ!大丈夫!気心知れた仲間達ですし、大…〕
〈ちょっと!ちょっと待って!…美枝子さん。見学って言うのか分からないけど…(笑)SEXって…ん~まぁ、性的なことってどう言っても最後女性は受身じゃない。…だから、優一さんと話し合いをするときも、そこを考えて欲しいの。もしも見に来てくれるとしても、優一さんの気持ちばっかりじゃなく、美枝子さんの気持ちを大切しよっ!ねっお節介だけど…。〉
『ありがとうございます。』
〔優一さん…男同士で散歩でもしますか…(笑)〕
「………」
〈ところで、美枝子さんって言いづらいな…ん~ミーちゃんで私は良い?〉
『はい、私は美佐さんって言いますけどね!(笑)自分の気持ちで決めます………ん~見に行かせてもらいます。』
〈えっ!……〉
〔!!………〕
「!!………」
『主人は行きたいって言うでしょうし、私…まわりくどいの好きじゃないから!(笑)』
〈うれし~~い!ありがとミーちゃん〉

妻である美枝子が、周囲の人に好かれる【真骨頂】を見たような気がしました。
誰に対してでも決して主張しすぎず、三歩下がって…の姿勢を保てる、優しく強い女性。
私の計画を…心中を…性癖をすべて受け入れてくれる女性。
その姿へ素直に感動してしまい、私は三度、適当な言葉が見出せませんでした。

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