メニュー ログイン

日記番号:1100

セカンド・バージン

子供のままの性器改め、リストラ包茎(皮の中)


  感想集

妻の運命が転がりだす

唯香は表面は今まで通り平凡な夫婦生活を取り繕っていましたが、夫を見ても何か他人のような気がしています。唯香には柏木が一番大切なものに感じてしまうのです。けれど不思議と夫に対して罪の意識はありませんでした。
『いずれそうなる。それが自然。女と男だから。夫の小さな包茎は男のモノじゃない。』と唯香は自然に感じるのです。柏木の男性器は、勃起もしていないのに、それほど強烈で甘美で価値観を根底から変えるほどのインパクトを唯香に与えていたのです。

そして、次の週に事態は急変します。仙台事業所のシステム課長が倒れ、急遽私に長期の出張命令が出たのです。
課長の容態いかんではいつまでになるのか分からない急な臨時赴任のため、引き継ぎ業務などに多忙を極め、ぎりぎりまで妻と話す時間は取れませんでした。
いや、頑ななところがある妻と話しても上手くことが運ばないだろうと思ったので、長期出張をうまく利用しようと画策したのです。

赴任前日、妻がまとめてくれた荷物を受け取って仙台に向かいます。
「お仕事頑張ってね。早く帰ってきてね。」
「ウン。ありがとう。ユイちゃん。・・アノ・・これ柏木さんの連絡先なんだ。預かってくれる?」
「エッ・・・」唯香はドキッとしたような顔をしました。
「じゃあ、行ってきます。」

夫を送り出した唯香は、疼く下半身に身もだえしながら、柏木の名刺を見ます
もう欲望を縛る枷はないのです。名刺を渡すということは、やはり夫もその気なのだろう。そして答えを導き出します・・・・電話ぐらいならいいじゃない。
子宮から絞り出るような疼きを支配する柏木の巨大で淫猥な性器を思い浮かべ、本能を抑えきれない唯香は、夫が出発して半時間もたたずに電話ました。
「ハイ、 柏木です。」
「アッ、・・・もしもし、唯香です。おぼえておられますか?」
「ハイ、もちろんです。どうなされたんですか?」柏木はとぼけます。
「あの・・今日から夫が1ヵ月ほど長期出張に行ったんです。それで出発の間際に柏木さんの名刺を手渡されて、どういう事なのかなって思いまして。」唯香は分かりきった答えを柏木に求めます。
「それは私にもわかりませんよ。正弘さんは何もおっしゃってないんですか?」柏木もはぐらかします。なせなら、唯香と直接会った時に決心を促す切り札を持っていたからです。
「ハイ。何も・・」
「ウ~ン。私もあれからお話もしていないし、出張の件もお伺いしてないんですよ。何をお考えなんですかね・・・ただ、この間、唯香さんとお会いした後に正弘さんが書いてくれた念書ならあるんですが。まあ、正弘さんの唯香さんと私への希望をまとめたようなものなんですが。」
「そんなものがあるんですか? 何が書いてあるんですか?」
「それはお電話ではお話しできるような内容ではないんですよ。何ていったらいいのかな・・・実際にご覧いただかないと。でも、まあ出張中に私に唯香さんを慰めて欲しい、唯香さんもそれを前向きに受け入れて欲しいっていうようなことなんじゃないんですかね。」
「・・・エッ・・・主人がそんなことを・・・見せていただけますか?」
「よろしいですよ。唯香さんと私に向けお書きになったものですから。じゃあ、明日・・はちょっと無理かな・・・次の金曜の午後6時にこの間のバーでいかがでしょう。」
「・・そんな先なんですか・・分かりました。」

前頁 目次 次頁