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日記番号:1137

妻の裏のもう1つの顔

まんじ(大阪)


  感想集

23 強迫

御堂筋の北御堂の脇にある喫茶店で、エビス興業の村井にマコトは、呼び出された。新年の名刺交換会で、会ったことがあるか、一応、名刺交換した。

「何回か…会ってますね…直接の話もなかったから…」「でぇ…今日のお話しとは?」村井と聞いてから、マコトの頭の中のアラーム音は、鳴りっぱなしだった。右翼の総会屋…白アリのように企業を食い散らし、闇社会とも繋がりを持つ。

「奥さんの事ですがな…銀行もあんたも、面子まる潰れの話ですわ。千日前の秋山から、奥さんを20万で、譲り受けましてな…」テーブルの上に圭子の卑猥画像を並べた。スマホで受信したものばかり…最後の一枚は、初めてだった。車の助手席で、片足をダッシュボートに乗せ。運転席に、尻をむけ、双臀を割り開いていた。

マコトは、喉がカラカラになり、水を飲んだが、声が、掠れていた。「当然、相談する時間が、ほしいです。」「いいですよ~ただし、今夜0時には、ネット上にupします。この手の写真は、すぐに拡散します。永久に削除は、無理です。」

「親族にも、影響します。あんたら夫婦だけの問題じゃなくなります。」
「20万…払えばいいのですか…」
「わし、子供やおまへん…今まで通り、生活して構いませんが、朝帰りや外泊は、認めてやってください。温情的な提案ですよ。この件は、一切、夫婦の会話は、禁止です。」

「お宅のマンションで、AV撮影しましたが、マコトさんのPC見たら、マコトさんもいろんなエロサイト…見てはりますな。」
(やっぱり、こいつらが、キーボードを触ったんや…)

「まだ、奥さんの未編集の動画、送りますわ…」「今、家内は、どこに…」
「今、…北新地のホテルで、客と遊んで、はりますわ。夜は、桜ノ宮のラブホ…人気ありますねん…圭子は。」

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