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日記番号:475

処女だった妻をスワッピングの世界へ・・・

hiro(東京都下町)


  感想集

できる?・・・

先ほどから妻は膝の間に頭をのせて、二人の様子を凝視していた・・・
私はあぐらをかいていた・・・
膝の間というのは、私の股間を意味する・・・
私はずっと勃起を保っていた・・・
刺激がなければ勃起は持続しそうもないものだが・・・
実はやさしく繊細に刺激を受けていた・・・
それは妻の髪の毛だ・・・
妻の髪の毛が、あぐらをかいた私の股間で陰茎と、その周辺をさわさわと刺激していた・・・
妻は何かをたくらんでいる・・・
怒髪天をつく、というが、髪の毛が別の生き物のようにさわさわと陰茎の周辺を刺激するのだ・・・

 女性がフェラチオをやめた・・・
陰茎はといえば、先ほどと比べればさほど違いはないものの、いくらか大きくなったという程度だった・・・
男性は目をつぶっていた・・・
少し目をあけると腰の付近にいる女性に目をやった・・・
目が合ったようだ・・・
言葉はない・・・
気まずい空気が部屋に流れた・・・
多数のカップルがいれば、さほど問題にならないかもしれないが、二組しかいないこの部屋では、やはり空気は重くなる・・・

 私は妻の耳に顔を近づけた・・・
かなり苦しい姿勢ではあるが・・・無理をしてささやいた・・・
「起たないね・・・」
「・・・」妻は返事をしない・・・
「緊張しているのかなぁ・・・」
「・・・」今度は小さくうなずいた・・・
「できる?・・・」
「・・・」妻は返事をしなかった・・・
 「できる?」という言葉は奥が深い・・・
相手の解釈でいかようにもとれる・・・
私の「できる?」の意味は「起たすことができる?」で・・・
場の空気が重いから、盛り上げてくれる?・・・
そんな意味だった・・・
もちろん妻がどのような意味で理解をしたかはうかがい知れないが・・・
極論をいえば「セックスができる?」ととってもまったく不思議はなかった・・・
 やはり私はベテランの域に達しているのかもしれない・・・
普通、妻が他人の男とセックスをする場面に出くわせば・・・冷静ではいられないだろう・・・
しかし・・・いまの私は冷静だった・・・
心地よい興奮が全身を包んでいた・・・
それはそうだ・・・
いままで妻の経験をかえりみれば・・・
いまのシチュエーションは・・・

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