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日記番号:1100

セカンド・バージン

子供のままの性器改め、リストラ包茎(皮の中)


  感想集

妻の確信

妻の顔には嫌悪感が少し浮かんでいますが、その本心を見透かしたように、柏木さんは気にせず続けます。
「今日、旦那様も打ち明けられたんですが、彼は・・・オナホールも使えなかったらしいんです。
オナホールはご存知ですか? 女性器を精巧に模したオナニーの道具がオナホールっていうんです。」

ここで、妻が嫌悪感を露わにして怒りました。
「初めて会った女性に、何をおっしゃってるんですか。失礼です! 私帰ります。」妻は席を立とうとしました。
「唯香! 大事な話なんだ! セクハラなんかじゃないんだ!」
普段使ったことがないような強い口調の私に、本来大人しい妻はびっくりしたようでした。
「大丈夫だから。ユイちゃんの嫌なことはしないから。本当に大切なことなんだよ。」私は、やさしく妻の肩を押さえて座らせました。

「まあ、まあ、唯香さん、そんな高校生みたいに怒らなくても。男は一つや二つ独身時代にお世話になっているもんなんです。風俗なんか行ってないんだから、誠実だとお考えになった方がいいと思うんです。
大抵の奥さんは面白がりこそすれ、責めはしませんよ。」
「・・・けれど、私・・・そんな話、他の男の人と・・」
「私は、面白がって話してるわけじゃないんです。少し我慢して聞いてもらえませんか。本題はここからなんです。」と柏木さんは真剣に話します。
私も妻を席に押しとどめます。「ちゃんとした話なんだよ。少し落ち着いて聞いてもらえないかな。」
「そいつは男性器を刺激できるように女性器の構造そっくりに作ってあるんですが、正弘さんはご自分のオチンチンが小さすぎてそれを使っても刺激が分からなかったっておしゃるんです。
一般男性用に作られたそういう道具でも歓びを感じないくらい小さいんですから、受け入れる女性も、もちろん快感なんて得られるはずもないんじゃないかっておっしゃるんですよ。
それこそが、包茎短小とバカにしていた奥様方がおっしゃっていたことであり、旦那様も自覚しておられて私に相談されたことなんですよ。」
妻は、話の内容を理解しました。内容は女性に話すようなことではなくても、今自分が抱えている問題そのものだということが分かったからです。

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