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日記番号:1100

セカンド・バージン

子供のままの性器改め、リストラ包茎(皮の中)


  感想集

妻の狼狽

やがてマスターに連れられて妻が個室に入ってきました。「奥さんこちらです。」
「どなたかご一緒なの?」「ウン・・スポーツジムで知り合った方がなんだ。」
「・・・コンバンワ・・・」

内気な妻はその大きな体と、引き締まった筋肉、それに少しいかつい風貌の男性に戸惑ったみたいです。何しろ、私たちの交友関係にはいないタイプの男性がいるのですから。

私たちは差しさわりのない会話で飲み始めました。
他の男性とあまり話したことのない妻は、その風貌とはかけ離れたジェントルな柏木さんの会話に夢中になっていました。特に柏木さんの芸能関係の仕事に興味を持ったようです。
いつもより早いペースでワインを2杯ほど飲んで、いい感じに出来上がりました。

頃合いだと見た柏木さんは、私の方に目配せするとおもむろに妻に本題を話し始めました。
「実は、今日は大事なお話が正弘さんから奥さんにあるんです。私は相談役としてご一緒させてもらっています。」
「ねぇ、ユイちゃん・・・この間からの僕たちの話を柏木さんに聞いてもらったんだ。」
「この間からの話って?」
「僕が小さな包茎で、ユイちゃんは不幸だって・・・」
「な、何を!!・・・わ、私、そんなこと言ってません!!」
妻は真っ赤になって私に抗議します。
「柏木さんは凄いんだよ。僕も学生時代から今まで、会社の寮やスポーツクラブの風呂やトイレでいろんな男のアレは見てきたけど、柏木さんほどのは見たことがないんだ。
奥さん自慢の三上のも風呂場で見たことはあるけど、比べ物にならないよ・・・見たくない? 本物の剥けた大人の男を。三上ママさんも知らないスゴイのだよ。」

心を撃ち抜かれた唯香は明らかに狼狽しています。やはり妻も私と同じことを考えていたのです。
「な、な、何言ってるの、マアちゃん! バ、バカなこと言わないで!」
「唯香さん、成熟した男を見たい知りたいっていうのは大人の女性としては、当然の本能じゃないですか。恥ずかしいことじゃないですよ。子供のままの包茎の小さなオチンチンしか知らなくていいんですか? 唯香さん、他の奥さんたちが知っている剥けた逞しい男を知らなくていいんですか? 
女性として、それでいいんですか?」

私は妻が膝から崩れ落ちるように見えました。でも知れは、私が見た妻の心であり、実際の妻は嫌悪感を露わに立っていました。その仮面のような怒りは、私には本心には思えなかったのです。

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