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日記番号:1074

単身赴任と夫婦交際!そして今日

潮風 (四国)


  感想集

ある日の日曜日

 ホームトークと出会い、夫婦交際を画策したくても自宅と遠く離れ妻と別居生活の赴任先ではどうする事も出来なかった。そんなある日の日曜日。
朝遅く目覚め、朝風呂に入って遅い朝食を済ませテレビを見ながらコーヒーを飲んでいた。 休みといっても田舎町ゆえこれと言って何も無い、パチンコ店くらいは在るがあいにくその趣味も無い
テレビを見てゴロゴロして一日終わる、そんなパターンが多かった。 そんな時玄関チャイムが鳴った。集金?そんな思いで出てみると、以外隣の都築さんだった、
「先日はどうも、今日は何か御予定でも?」「いえこちらこそ、ご覧のとうりでゴロゴロしてます。」
「まだ日は高いですが、チョット一杯やりませんか?」手には缶ビールのパックとレジ袋が下げられていた。」
「ちょうど良かった、暇していたところです。御承知の通り男寡で恵散らかしていますが、さあどうぞ!」
「貰い物ですが地元の焼酎と夕べの魚が・・・」並べてたちまち酒盛りになってしまった。  ビールが空き焼酎に進む頃には、話はお決まりの下ネタに・・・・・・
「やあ~~~都築さんあなたの奥様お美しい・・・・!失礼ながらあそこまでとは想像していなかった・・・」 「可愛い系ではなく完璧な美人系ですよね、どうやって騙したんですか???ハハハ!」
「いやあ~~!そう言っていただけると、嬉しい様な、恥ずかしい様な」「タダひたすら拝み倒しです面目ない!」
「それと、おしゃったとおり壁は筒抜け鮮明に聞こえましたよ、声も音も。」 「それは良かった計算どうり。オカズに成りましたか?」
「はい、久しぶりに興奮しました。奥さんの顔想像しながら堪能させてもらいましたよ、御馳走さんでした。」 
「そうそう、私もホームトークの今月号買って着ました。作戦を立てて妻の首を立てに振らせようと思います。しかしそう簡単には行きそうにありませんね。」
「私もあれから色々作戦考えているのですが、家の場合もう一つ難しそうです、なんと言っても家のは超が付くほどノーマルセックスなんですよ」
「ほう!例えるなら??」 「はい、まずベッドの上でなければ絶対挿入させてくれません、 ですから、この歳になってもカーセックスも経験ありません」
「本当ですか?俄かに信じられないなあ」 「ですからよその御夫婦と奥様交換してセックスしようなんて言おうものなら・・・・殺されかねませんアハハ!!」
「家はそこまで無いですが、難関には変わりありません。先日来た時もホームトークを目に付くところにさり気なくおいてみました」「なるほど!!それで反応は?」
「なにこれ!こんなの読んでるの、オカズにするのは好いけれど、まさか実行しようなんて考えてないでしょうね?」「という訳で先に釘を刺されました。でもへこたれません。」
「私も長期戦を考えています、まずアブノーマルでセックス出来る様に、家の中でベッド以外のセックス。慣れたら妻の好きな温泉ドライブに誘い、プチ露出カーセックス、等々徐々に・・・」
「急いては事を仕損じると言うじゃあありませんか」「ええ!この世界の存在を教えてくれた栗原さん御夫妻と最初の夫婦交際を御願いしたいものですがいかがでしょう」
「全く依存はありませんが、都築さんは家内の写真すら見た事ないでしょう」 「いえ、こう言うお付き合いですから外見より中身でしょう、栗原さんの人間性はわかった様な気がします」
「その奥様ですから大丈夫です。とは言うもののやっぱり顔胸お尻と気になりますが・・・・」
「そうだ、写真と言えば栗原さんは奥様のヌード写真撮られる事ありますか?」 「ええ!若い頃からカメラが趣味で自分で現像もしますから、但しモノクロですよ」(まだデジタルカメラなど無い時代)
「カラーと成るとポラロイドですから画質が悪いです。」「よければ交換しませんか?私は現像なんて出来ませんからポラロイドですけど。勿論顔カットでも目線入りでも結構です、ポーズもお任せで」
「お互い妻には絶対内緒ですね。ハハハ!!!」「新しいオカズが出来ると言うものです。」
男たちの勝手な話は盛り上がり、酒も進み、焼酎も残り少なくなったところで、都築さんは隣の部屋へ引き上げて行った。




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