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日記番号:844

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幸治(都内)


  感想集

3章-4

直接壁に耳をつけると、予想以上に隣室の状況がはっきり聞こえる。
(奥さん、いい気持ちだよ・・・)
私はその言葉を聞いて想像が当たっていた事を確信し、横にいる陽子にも同じようにすることを促す。
陽子は私と向き合うように壁に耳を当てる。顔は好奇心でいっぱいだ。
その時、女性の大きな声が聞こえた。
(あ、あ、あぁぁぁ・・・、すごい・・・、あ、あ、あ・・・、すごい・・・)
(奥さん、何がすごいんだ?)
女性の淫声の間に男の声が前より大きく聞こえる。
(あ、あぁぁぁ・・・、すごくいいの・・・、すごい、すごい、いいぃぃぃ・・・)
(何がすごいんだ?お、お、お、お、何がいいんだ?)
(おおきいの・・・、あ、あぁぁぁ、すごい・・・、すごくいいわ・・・)
(奥さん、何がいいんだ?はっきり言わないと止めるよ)
(いやぁ、止めないでぇ~、貴方のアソコが・・・いいの、あぁぁぁ、すてき・・・)
(旦那さんのチンポと比べてどうですか?)
(あぁ~ん、うちの人より大きいわ・・・、とってもいいの・・・)
(お、おぉぉぉ~奥さんのオマンコもいい具合ですよ・・・、うちの奴より狭いようだ。オマンコの汁も溢れてチンポが溺れそうですよ)
(あぁぁぁ、そんないやらしいことを・・・、もっと、もっとしてぇ・・・、あ、あ、あぁぁぁ、いいの、いいの・・・)
その後、隣室のカップルはセックスに集中し始めたようで、女性のすすり泣くような喘ぎ声と時折甲高い叫び声だけが聞こえるようになった。
私が陽子を見ると、陽子も私を見る。二人の目が合う。陽子の目が濡れ始めている。
私たちは静かに壁際を離れもつれ合うように布団の上で抱き合う。
帯を解いて浴衣を剥ぎ取る。
ライトブルーのビキニショーツの中に手を入れるとぐっしょり濡れている。
ショーツに手を掛ける腰を浮かせて催促する。最早、前戯の必要は無く、両脚を抱え上げてブスリと突き刺す。

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