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小話番号1339
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特別な日常 2

うたかた (北のまち)   2025-10-14
  感想集

この投稿は「特別な日常 1」の続編のつもりで書いています。
初めての投稿で、ルールも作法もわからずに書き進め投稿したので
このようなことになりました。
初めての方は恐れ入りますが、「特別な日常 1」からお読みいただけると
話しの筋がご理解いただけると思います。
ご迷惑をおかけすることをお許しください。


「いつもこうして遊んでいるのですか?」
妻の隣にいた男性が話しかけてきます。
《たまに…気が向いたときに、刺激を求めて遊んでいます》
「今日はどうですか?」と訊いてくる声は真剣です。
《初めてお会いした方なので…》言葉を濁すと
「失礼しました」名刺を取り出して挨拶をしてくれました。
聞き覚えのある会社でスーツ姿もしっくり来ている好感の持てる青年です。
二人は会社の同僚で、こちらには出張で来ているそうです。
《こちらにはいつまでの予定ですか》
「明後日には会社に戻ります」
「ここで出会った方とプレイされることもあるんですか?」
《結構ハードルを上げてるんですよ》
「参考のためにぜひ教えてください」
《まず、第一印象ですかね》
《身元がしっかりした方で、信用のおける方》
「今のところはどうですか?」
《いいと思います》
「あ~だんだん気合が入ってきました」
《それと病気の心配がないこと、診断書は見せてもらってます》
「大事な奥様を守るためですから当然ですよね」
《女性を大事にしてくれて、喜ばせてくれるテクニックのある方》
「がんばります‼」
《太くて・大きくて・持続力のある方なら最高ですね》
「う~ん 高いハードルですね」
そんな話をしていると上気した顔の二人が戻ってきました。

私と話していた方が(おそらく先輩でしょうか)手招きをして
戻ってきた男性を隣に座らせました。
「奥さん最高ですね。いつまでも抱き合っていたかったです」
そう話す男性の股間は大きくなったままでした。
私とのやり取りを話す二人はだんだんと真剣になっています。
その様子を見ていた妻は「なにを話してるのかな?」私に尋ねます。
先ほどの話を手短に話すと、「そうだよね~」と妻は微笑みます。

《ダンスの相手はどうだったの?》
「最初から大きくなってた!奥さんノーパンなんですねっ!て耳元で囁かれて
ジュワーッと濡れてきた」興奮した声で話してくれました。
「テーブルの下で見たノーパンのオマンコに興奮したこと。
キレイな脚を舐めたい欲望に耐えていたこと」
踊りながら耳元でそんな話をされて、とても興奮したと話しました。
私も先ほどからの状況と妻の話しにときめいていました。
妻の腰に手をまわし抱き寄せて右手で腿を撫でます。
《やりたくなった?》
そう訊ねると尻をもぞもぞと動かしながら悶えていますが、
『やりたい』という言葉を飲み込んで我慢しているようです。
《もう少し脚を開いてあげたら》抱き寄せた耳元に囁きます。
腰に廻した手で少しずつスカートをたくし上げます。
向かいの二人の視線を感じたところで、妻がトイレに立ちました。

《この次の出張はいつですか?》訊ねると笑顔になって
「来月の今頃の予定です」と答えます。
『私の問いかけは言外に、条件を満たすならOKです』
との意味だと理解したのでしょう。
《私は参加しませんが同席できますか?》
「勿論です。楽しみが膨らみました」
アドレスを交換し来月の連絡を待つことにします。

お店のママが私のところへやってきて
「少し疲れたので奥で休んでいるから、
帰るときには声を掛けてね。ネオンは消しておくからね」
そう言って奥へ行きました。