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小話番号1336
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初夏の義母

ほたる (東京東部)   2025-09-07
  感想集


暑い夏の日に妻の実家に帰った
それは良いが、妻はいつも友達と連れ立って遊びに行ってしまう。
私には知り合いもいないし、もっぱらそこら辺を犬を連れて散歩をしたり昼寝で英気を養っていた。家は旧家らしく大きな家で、その周りには田んぼが広がりもう稲穂が出て美しい眺めだった。
あるときのこと父親は仕事、母親は裏の菜園で何かをしていた時のこと、毛虫の集団に触ったとかで、あわてて帰ってきて浴室の方に走りこんでいった。
二言三言、言葉を交わしたが、いつもの温和で笑うとかわいげの残る義母だが、この時はよほど毛虫が気になったのか、余裕などまるでなかった。
その動作が何となくユーモラスで、一人で吹き出してしまった。
さらに「啓介さんすまないけどその棚のタオルを取って頂戴」と頼まれた、あわてたので余裕がなかったのだろう。
浴室の前まで行って「はい」と言うと少し扉を開けて「ありがとう」と言った。出した腕は白く細い指にドキッとした。
義母に女を意識したことは今までなかったが、22歳の妻の幼さと間もなく30の大台に乗る私のギャップはそれなりに大きい。
考えてみれば義母はまだ40半ばだから当然女盛りだ、そんなことを思いながら庭を見ていたが,女盛りと思った瞬間わけもなく欲情が起こってきた。そして湯あみをした女の裸体が目の前をちらついた。
そして義母は、営みをどのようにしているのだろう、小柄なやせた義父との間で満足な営みをしているのだろうかと思った。
やがて義母が、部屋着に着替えておかしを出してくれた、その柔和な顔、垣間見える胸元の白さ、、、お菓子をを食べながら娘の行動をそしり、詫びながら穏やかに話しかける義母に、隠してはいたが欲情した視線を向けた。
そして義母が立ち上がり、奥の部屋の方に行った時、反動的に私はその後を追い後ろから義母の体を抱きしめた。
驚いた義母は「ああ、ちょっとどうしたの」といったが、その時は私の手の中に小ぶりだけども豊かな乳房があった。とうぜん義母は事情を呑み込むと「やめなさい啓介さん」と厳しい声で繰り返し抵抗したが、そんなことは何の役にもたたなかった、
畳の上に押し倒し、首筋に唇を当て足を絡ませていくと、やめてと必死に抵抗をしていた力は徐々に抜けていった。
あらがう義母の下着に手をかけ、何とかおろすとあとは足に引っ掛けて脱がした。
これには本気で女の怒りの声で「止めなさい」といったが、ここまで来て止めたら収まりがつかないと私も観念をした、
そして体をよじり、腕にかみつこうとして抵抗する女の股間に一物を当てると湿った感触があった。ここまで来て躊躇はないと私は委細構わず押し込むと、それは意外とすんなりと入りかけた。
尚もあらがう女の耳元で「観念して」と私は小さな声でそう言い、そしてぐっと腰に力を入れた。その瞬間「あああっ、、」と悲鳴ともつかぬ声を出した女は、すこしはあきらめたのか、ひどい抵抗はしなくなった。
私はやっと女のシャツをめくり、その小ぶりな乳房を口に含み、舌でなぞるように乳首を愛した。やがて女は時折声を漏らしながら、私の動きに連動するように小刻みに動き始めた。
そして細く目を開け「中はだめよ」とつぶやくように言うと私の背に手を回し低い声を漏らしながら自らの欲望に身を任せ始めた。
それは妻の子供っぽい未熟なSEXと違い、快感が募るほど激しく欲望に身を任せ、私のものを奥深くくわえ込んでほとばしる快楽の声を上げる、四十女の性ともいえるまぐわいになった。
やがて「中は、、」と又言った。あってはならない関係に、冷静な部分が脳内にあるんだろうと、私は義母のパンツの中に出しながらそう思った。
済んだあと放心したような女の首に手を回し、ステキだったといいながら耳元と言わず胸と言わず、優しく唇をを当て「ありがとう」と言った。
結婚して以来、Sexの何かを忘れていたような気がしていたが、それがやっとっ分かったような気がしたからである。
そして、またいつかこの義母、いやこの女と心行くまで欲望をむさぼりたいと思い耳元でそう言った。
すると義母の声で「ダメッ」と言ったが、私に唇を近付け少し嚙んだ。
暑い夏の始まりの頃のことであった。