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小話番号997
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大人の初恋 5

幸恵の夫 (大阪)   2015-07-17
  感想集

私は事前に幸恵の初恋の山下さんと打ち合わせて、サプライズで○○温泉の旅館で会わすことにしたのです。

私が幸恵に 「今度の連休に○○温泉に行かないか?」 と言うと、幸恵が 「私も○○温泉に行きたいと思ってたの」 と言ったのです。

そして、私達夫婦が○○温泉の旅館に着くと、旅館の仲居さんが 「お連れ様がお待ちです」 と言ったのです。

私達夫婦が、仲居さんの案内で部屋に行くと、幸恵の母親が、「あら、健さんも一緒だったの」 と言ったのです。

私は何のことか?解りませんでした。

すると、また仲居さんが、「こちらの部屋でも、お連れ様がお待ちです」 と言ったので、私達が仲居さんの案内で部屋に入ると、山下さんが 「あっ、幸恵さん」 と言ったのです。

幸恵が 「えっ、山下先輩なの」 と言ってビックリしていたのです。

幸恵が 「あなたと母を、昔を思い出して温泉でのんびりして貰うつもりだったの」 と言ったのです。

私が 「俺もね、昔の思いを遂げて貰おうと思って、山下さんを探して、この温泉旅館に誘ったんだ」 と言うと、幸恵は 「あなた、ありがとう」 と言って泣いていました。
幸恵の母親も 「幸恵、ありがとう」 と言っていました。

私が 「幸恵、今夜はゆっくり山下さんと一緒にね」 と言うと、幸恵が 「あなたも、母と二人っきりで昔を懐かしんでね」 と言ったのです。