「美津夫さん・・・・・あかんわぁ・・・あんなんずっこい・・・・・気持ち良過ぎるわぁ・・・・・」
美津夫は微笑みを湛えた顔をゆっくりと響子に向けて言った。
「ん・・・・・響子さん・・・・・・せやけどこれは、まだ序章やで・・・・」
「序章・・・?どぉゆぅ意味?」
「まだまだ、こんなもんちゃうで・・・・・・・・もっと・・・・・恐ろしいほど・・・・・気持ちよぉなるで・・・・・」
そう言って美津夫は左手の中指に人差し指を添え、響子の前に意味ありげに翳した。そして優しく微笑んで、唇を重ね、舌を優しくも強く入れた。
響子は美津夫にしなだれかかり、舌を入れ返してくる。
美津夫はキスをしながら、左手の指二本をゆっくりと響子の蜜壺に近づけ、周辺をフェザータッチでなぞりながら場所を確かめると、ゆっくりと深く奥まで、湿りきった膣の中の肉壁を這わせていった。
予想通り指が伸び切る前に、まるで固く閉じた唇を縦にしたような子宮口に達した。その周りも含めて優しく二本の指で愛撫を始める。
地味ではあるが厳かな、生命の奥に働きかけるような心地よい愛撫に、徐々に辛抱堪らなくなった響子は唇を美津夫から離して叫んだ。
「な・・・・なにぃそれ・・・・・・・・ん・・ん、ん・・・・・・っんあああぁぁぁぉぁぉぉぉぉおおぁ、あ、あ、あ、あ、あああ、ぁぁぁぁあああああ、あ、あ、あ、そんなのだめまたいぐぅいくいくいくいくぅわぁぁぁぁぁぁあああぁああああああああああああああああああっ!ぁっぁっぁっあ、あ、あ、あ、あぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・」
二度目のオーガズムだ。しかし美津夫は止めない。
ぐぶにゅっにゅっぷぷっにゅっぐぐっにゅにゅんぷにゅっぐぷっぐぷぅぷっぷぶぶぶぶぶぶじゅぶづぶぢゅぶぶぶぶぶぶぶぶ・・・・・
部屋の中には蜜壺から溢れだす隠微な薫りと、湿ったリズムを繰り返す肉の音が充満している。
あっ、あっ、あっ・・・いぐっ、いぐいぐまたいぐぅぅうううううっ、いくっ、いくっ、いくっいくいくいくいいぐいぐいぐぐぐぐぐゎぁぉぁぉわぁおおおおおおおおお
三度目のオーガズム。まだ美津夫は彼自身の肉棒を、挿入していない。
少しずつ変化をつけながらの指での愛撫で響子は四度目、そして続けて五度目のオーガズムを立て続けに味わった。美津夫は響子を見詰めて言う。
「響子さん・・・・・唇でおれのん湿らせてくれるかな・・・・・・・」
立て続けの絶頂感に上気しつつ、虚ろな目になった響子も深呼吸をひとつして言う。
「ぅ、うん・・・・してあげる・・・・・」
美津夫の股間に蹲った響子はしばらく沈黙した後・・・・驚いたように口を開いた。
「え?美津夫さん?・・・・・・凄っ・・・・・・美津夫さんのん、めっちゃ大きいんやね・・・・・・・・」
美津夫は照れ笑いをしながら、上体を起こした。
優しくいやらしく、唇も巧みに舐め上げられ肉棒は、響子の唾液に映る照明によって、濡ら濡ら、照ら照らと妖しい光を放つ。そして美津夫は響子の眼を見詰めながら、優しく彼女の上体を押し倒した。
響子の両脚をゆっくり開くと、露わになった蜜壺の入り口から仄かな、しかしパワーのある熱気が立ち昇った。
美津夫は響子の両脚の膝の裏に手を当てて、蜜壺の入り口を真上に位置させた。
「ぁ、ん・・・恥ずかしいやん・・・」
そのままの態勢で、首を響子の方に伸ばして優しくキスをしたあと、天を向いてそそり立つ、反り返った肉棒の先端を、手を使わず腰の動きだけで、そっと蜜壺の入り口の真上に持っていった。
響子は心地良さげな、笑みを含んだ面持ちで眼を閉じている。
腰を使って亀頭の先端に角度をつけ、ぐ・・・ぐ、ぐぷっと蜜壺に肉棒をゆっくりゆっくりと滑り込ませる。充分過ぎるぐらいに壺の中は蕩けているので、やすやすと入っていった。
ああっぁぁわ・・・・・・・・・す、す・・・凄ぉいぃぃぃっ、凄いっ、凄いっ、凄い凄い凄いわぁあああああぁぁぁあぁぁああああああああああ・・・・
第四話に続く