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小話番号21
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案ずるよりも産むが易し

3579 (東京都品川区)   2004-09-24
  感想集

結婚して13年目の39才と35才の夫婦です。夫婦生活は円満で順調にいっていますが、妻は私以外に男性経験がありません。妻の32才の誕生日記念に私のほうから3p・sw等の世界を紹介し、以来3年がかりで説得していましたが、なかなか了承が得れずにいました。過日彼女に内緒でネットの掲示板に投稿したところ、多くの方から熱心なオファーをいただきましたが、いっこう関心を示しません。
 ところが先日、取引先の大手上場会社の部長を接待した帰りの車中で商談がまとまったら、妻と一度だけでいいからデートさせろと耳元で冗談めかして要求されました。アルコールが入っているといえ冗談でいえることではないことは私にも分かりました。
 妻と部長の接点はいままでなく、私が何年かまえゴルフの帰りに車の中で家族の写真を見せたことがあるくらいです。
 この契約が取れれば30代で部長昇進も夢ではありません。早速妻にこの経緯を話すと、以外にも渋々ではありますが、若干の条件を出して私の提案を受入れてくれました。
 当日は品川のパシフィックホテルで部長と待ち合わせ、妻を紹介し、ラウンジで軽く一杯やってから二人を部屋まで案内しました。一泊5万円の部屋は彼女には内緒ですが私がアレンジしたものです。
 当初は私を含めた3pが妻の条件でしたが、彼女がシャワー使っているあいだに、部長から部屋の鍵は開けて置くから、15分くらいかけてタバコでも買いに行ってくれと頼まれそれに従いました。
 この15分がどれほど長く感じられたことか。部屋の前に立ちドアーを少し開けると、衣擦れの音と妻のすすり泣くような声が部屋の中から漏れてきます。私は一瞬脳天がしびれて、その場に立ちつくしましたが、すぐ我に返り辺りに人の気配のないことを確認してから、二人に気づかれないように忍び込むように部屋の中に入りました。
 壁際から覗いてみますと、フローアーランプの明かりの中そこはもう彼女と部長の世界がダブルベット一杯にくりひろげられていました。妻が上になっての69の最中でした。下から攻められながら部長のものを含み嗚咽の声もくぐもって聞こえます。時には感極まってくわえたものを離し、あー、あーと喘ぎ声を発しまた気を取り直しては含みます。
 もう私の入っていくタイミングも余地もありません。しかたがないので、デスクの椅子に座って妻と部長のやり取りを耳で聴いていました。覗きだとか盗聴もなかなか趣があるなーと感心しつつも、15分であそこまで登り詰めた妻も妻だがその気にさせた部長も噂に違わぬ凄腕だなーと妙なところに感心したりしました。
 数分して、妻が許してー、許してーと彼女独自の慣用句を発して入るのが聞こえてきます。それに呼応して部長がXXX を入れてほしいと妻に確認します。
 コンドームの袋を破る音がして、しばらくしてから、部長の入っているー、ねー入っているーと妻に確認させる猫なで声がします。そういえば部長は太鼓腹のため普通の体勢では深い挿入感が得られないとのうちあけ話しを思い出したりしました。
 どんな様子かなと覗いて見ますと、妻は両脚を部長の両肩に担がれ、大腿部が自分の胸に接するくらいの海老固めに近い屈曲した姿勢をとらされていました。私との間では深く入りすぎて痛いからとなかなか許さない体位です。
 しかも、両腕を部長の首に回し部長と見つめあってる妻、ゆっくりした律動に同期する妻の表情、私は今まで自分が引き出せなった彼女の情感たっぷりの身のこなしや表情、声に感動しながら、指定席へ戻った。よく女性を楽器に喩えた話しがありますが、奏者によってこれほど音色に変化がでるとは、部長には少なからず嫉妬を感じたことはいうまでもありません。
 ベットの軋むリズムと妻の弾む声、肉体のぶつかる音から、同じ体勢が続いていることがわかります。そのうち部長も妻の反応に自信を持ったのか、彼女に猥褻な言葉を言わそうと努め、機嫌を損ねないよう精一杯それに答える妻。妻の口から出たその言葉にさらに刺激される二人。私も聞いた事もない男女のやり取りに部長のしたたかな計算と経験を感知して、言葉の世界がこれほど刺激的だとは想像の域を超えていました。
 部長は私が気を利かして部屋に戻っていないと思ってか、喘ぐ妻に今度は二人きりで会おうと盛んに誘います。堪忍してと哀願する妻がいじらしい。腰を使いながら今度はお父さんよりいいて言ってと要求する部長。ふるえる声でお父さんよりいいわーと応じる妻。部長の一物の抜き差しに妻の体液がピチャピチャと反応している音が悩ましい。
 その後頂点に登り詰めた妻の部長さん許してー、許しての声に、部長は行っちゃう、行っちゃうを連呼して果てた模様。
 私はそっと部屋を出て10分後に部屋に戻ったが、こんどは妻が仰向けになった部長の脇に左肘をついて横たわり、ディープキッスを与えながら萎えた部長のPを右手でゆっくり包み込むように愛撫していました。ときには頭を起こし部長の一物に視線を送ります。
そのたびにセミロングの彼女の髪が部長の胸元を走り、そしてまたキッスに戻ります。
 しばらくして、部長がやや堅さを取り戻すと迷うことなく右手でPを支えながらフェラチオに移行しました。妻のすぼめた口元がゆっくりと上下に動くたびに、つくり出される頬の陰影が何となくエロチックであった。ややして部長も完全復活したのか彼女の上下運動も大きくなり、添えていた右手を股間に移動し左手は部長に両手でつかまれていました。
動きつれて揺れる妻の髪がフロアーランプの灯りでベット際の壁に映っているのが、アイスキャンデーを子供がしゃぶっているような音とあいっまって印象的であった。
 彼女が攻守ところを変えたように積極的になったのは、夫の要請とはいえセカンドバージンを男に与えたのか奪われたのかはともかく、一線を越えたという開き直りか自信みたいなものを掴んだのだと思います。 
 頭を少しあげて妻の口元を覗く部長にその気配を察した彼女が目を開き見ないでくださいというサインを目線と左手で出すが、奥さん綺麗ですよ、みとれていますと意にかいしません。そして彼女の左手をたぐり寄せるようにして半身を起こすと、右手で髪をつかみ妻のフェラチオのリズムをコントロールしながら、左手で彼女の髪を掻きあげ顔を覗きこみます。そのとき壁際から半身なって覗いている私と部長の視線が合いました。私が見ていることに気が付いた部長は私に何のサインも送ることなく、自分は元の位置に戻ると顔の上をまたぐように妻に要請します。恥ずかしいわーと甘えるようにいいながらもそれに従う妻。
 前回と同じ69体勢ですが、今度は妻の表情が斜め前から観察できる位置です。気づかれないように身を隠すと、前と同じ経過をたどりながらコンドームを装着して挿入となりました。妻の両脚を双肩に抱えての部長得意の体勢です。奥さん綺麗ですよー、奥さん本当に綺麗ですよーとのささやきにいいわー、いいわーとうわごとのように応じる妻。部長は私に二人の結合部分がよく見えるようにと両脚を肩に担いだまま両手を妻の肩にかけ体の位置をベットの斜め中央に移動しました。小刻みな出し入れに素直に反応する妻の表情を確かめながら、部長は私にそばにくるようにと手で合図を送ってきますので、靴を脱いで四つん這いになりながらベッドサイドまでたどりつきました。
 部長の律動に合わせ花弁が開き、はざまから愛液がキラキラ光りながら流れ出ているのを目にしました。私がそばにきたのを確認した部長はいっそう抽送を強めると、妻は許してー、許してーと哀願するように声を震わしました。担がれた両足の親指ば中に反り返り両手は万歳の形で投げ出したまま相当登り詰めた様子であった。
 部長は妻の反応をみながら、お父さんに来てもらうーと彼女に聞きながら、携帯に手を伸ばそうとします。妻は一瞬我に返りその手を押さえて堪忍してと首を振って訴えます。ゆっくり腰を使いながら、本当に私一人でいいんですねと念を押す部長にうなずく妻。本当に奥さんを愛しちゃいますよ、いいんですねと自分の言葉の調子とリズムに合わせて抽送を繰り返す部長に、足の裏全体を硬直させながら、いいわー、いいわーと震えた声で答える妻に、感極まったのか、奥さんのXXXXが動いている、奥さんのXXXXが動いているよー、いく、いく、いくよーと果てた。部長の巨体に組み敷かれた妻が両手を彼のうなじに当てながら余韻にひったっている様子を見ながら気づかれないように部屋を出た。
 一時間後に部屋に戻ったが、二人とも身繕いをすました後だった。部長は私にオケーサインを指で示すと奥さんとごゆっくりと言って耳元で囁くと出口に向かいました。見送る妻をドアーの前で振り向きざまに抱きしめるとありがとうといって深々とキスをした。相手の首に両腕を回しそれに応じる妻。180cmの部長、162cmの妻つま先立ったふくらはぎがこんなに美しいとは。
 そのご二人で食事をして九時頃ホテルの部屋に戻りましたが食事の間は部長とのことは一切話題になりませんでした。wベットのシーツの中央が妻の体液で座布団大の範囲で濡れているの悩ましい。私との14年の結婚生活ではシーツが濡れるなんてことわあまりないのに。このことを彼女にただしますと自分でも分からないとのことでした。ただ部長の言葉と動き、そして自分が夫以外の男に身を捧げているとの思いで今までにないほど興奮したそうです。3pが妻の条件でしたので約束違反を謝ると、恥ずかしそうにため息まじりに大変だったのよと答える目に私は実は見ていたんだとは言えませんでした。
 妻の告白と濡れた瞳に興奮した私は彼女を抱き寄せベットに倒し、ワンピースの裾をたくしあげてそっと泉に手を遣るとそこはもうあふれていた。そのことを告げるとごめんねーと謝る彼女の表情は満ち足りていた。私はセカンドバージン喪失記念と称してベットの上でワンピース姿の写真を数枚とると二人でホテルを後にした。勿論大きなシミも入れて撮ったことは云うまでもない。