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小話番号125
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学生時代の恋人と10年振りに

ひでき (中国地方?)   2005-10-19
  感想集

《学生時代の恋人と10年振りに》

 私はT市から電車で40分ほどの田舎で育ち、高校は、T市の県立で進学校であるW高校に進んだ。私は入学と同時に野球部に入り、2年生の時から、3番バッタ−、×塁手のレギュラ−になった。W高校の野球部は、××年も前に、甲子園に出場したことはあるが、当時はせいぜい県予選で2回戦進出程度の力しかなかった。しかし野球部レギュラ−の私は、自分で言うのもおかしいが、モノスゴク女の子達にモテタものだ。1学年約400人のうち、半分は女生徒である。3年生になるまでに、次々と3人の子と付き合い、そのほかにも、私に声をかけて欲しそうな子は何人もいた。付き合った3人の子たちも、私が思いきって、手を出せば、相当なトコロまで、行けそうな感じはしていたが、手を握った程度で、それ以上のことはしなかった。私達の学年での一番の美人は、「ひろみさん(仮名)」と言う子だった。美人だが、「少し、お高くとまった」ところもあり、近寄りがたいのか、彼女と付き合ったという男生徒は、いなかった。私は前々から彼女を狙っていたが、3年の始めの頃、一寸したことがきっかけとなって、付き合いが始まった。3年生の7月には、甲子園の県予選の3回戦で負け、厳しい練習から解放され、彼女との付き合いは、急速に深まっていった。T市内の彼女のの家にも、しょっちゅうお邪魔するようにもなった。ひろみさんのお母さんにも、気に入られたのか、嫌な顔もされず、歓待してくれた。夕食も時々ご馳走になった。映画を見に行ったり、××城公園を散歩したり、××川のほとりで話しあったりで、ひろみさんとの交際は加速度的に、深まって行き、彼女は私を本当に好きになってくれたようだった。学校内でも、私たちの仲の良さは有名になったようだった。とは言っても、来春は大学入試である。今までは野球の練習、練習で、ロクに勉強もしてなかった。デ−トもしたが、勉強もした。しかし、第一希望だったの○大は不合格、地方の国立H大にはなんとか合格することが出来た。でも、ひろみさんは勿論のこと、彼女のお母さんも本当に喜んでくれ、将来の二人の結婚を望んでいるようだった。合格発表の数日あとだった。私とひろみさんは、夕方から、××川べりのベンチで、遅くまでデ−トし、真っ暗になるまでいろいろ話し合っていた。そして、星空を見ながら初めてのキスをした。そして、ひろみさんを膝のうえに横抱きにし、手をスカ−トの下にのばしてしまった。ひろみさんは何も抵抗しなかった。パンティの横から手を入れ、初めて女性のアソコを・・・。大学に入ってからも、夏・正月・春の休みにはデ−トばかりで、夜の××川べりのベンチやひろみさんの部屋で、ペッティングばかりしていた。でも一度もパンティを脱がせたことはなく、横から指を入れてアソコを愛撫するだけだった。そのうち、ひろみさんも大分積極的になり、私のズボンのチャックを下ろし、そこから手を入れて私のモノを愛撫するようにもなった。時にはそこから私のモノを出して、眺め、そして頬ずりしたりして、愛撫していたこともあった。しかし、フェラまではしなかった。大学2年の時だったが、ひろみさんのところのお祭りの時、泊めてもらったことがあった。二人で仲良く、二階からお祭りを見たあと、私は二階で一人で寝ることになったが、私が布団に入ってしばらくすると、ひろみさんが二階へ上がって来て、ゆかたの前をはだけて、私の上に乗っかって、抱きついてきた。パンティだけ はいていたけど、ひろみさんの胸、下腹部、太股の感触はたまらなく良かった。その格好で抱き合っていたのは、わずか10秒程度だったかも知れないが・・。そして「おやすみ」と言って降りて行ってしまった。「結婚しようね」などとは、互いに口にしたことはなかったが、二人は勿論、彼女のご両親も将来は当然結婚をと言う雰囲気だった。
 こんな調子で仲良く付き合っていたが、大学3年の5月連休のデ−トの時だった。些細なこと(何だったか、はっきりした記憶はない)から口論になり、私の制止を振り切って、帰ってしまった。その後、何回電話をしても、とりつくシマもなかった。お母さんも「あなた達、どうしちゃったの?。ひろみは、なにを聞いても答えないし・・」と心配していた。こんな状態が2ケ月くらい続き、私はあきらめる決心をした。私に、そんなに彼女を怒らせるような言動が思いあたらず、「勝手にしろ!」と言う気持ちにもなった。後から考えると、この口論のときに、余程 ひろみさんを傷つける様なことを言ったんだと思うが・・・・わからない。こうして、私とひろみさんは別れた。
 大学を無事卒業後、1年半ほどで、私は早い結婚をし、H市に住むようになった。しばらくして、ひろみさんも結婚して、T市から50㎞ほど離れたZ市(H市からだと約100㎞)に移り住んだと、風の噂に聞いた。その後、同窓会名簿で新しく変わった姓や住所、電話番号も知った。どんな男性と結婚したんだろう?。どんな生活をしてるんだろう?。子供は生まれたのかな?。私とあんなにペティングばかりしていたのに、旦那さんとどんなSEXしてるんだろう?。・・・といろいろ気にはなったが、いつの間にか、別れてから10年の歳月が過ぎ、30才になっていた。
 久−しぶりに、ひろみさんの夢を見た。夢はお祭りで泊まったの時のものだった。浴衣の前をはだけ、ひろみさんはパンティ、私はパンツをつけていたが、半裸で抱き合った時のものだ。これをきっかけに、思い切って、電話をしてみようと決心した。一度目は、若い女の子?が出た。もしかしたら娘さんかな?と思い「すみません。間違えました」と言って切った。数日後、また電話する。「モシモシ、○○ですが」と電話に出た声は、間違いなく、ひろみさんの声だ。「久しぶりだけど、誰だかわかる?」と聞くと「わかるわよ−。貴方の声、忘れる筈がないでしょ」。こうして、近況やT市の実家のことなど、話しに花が咲く。その後、数回の電話で、一度 会おうかということになった。○日にT市の実家に用事で行くから、その時に・・と決まった。
約束の日、10年前よくお邪魔したひろみさんの実家へ向かう。塀などは昔と変わっていたが、家は昔の面影がある。電話で約束したように、クラクションを2回鳴らすと、ひろみさん、すぐ続いてお母さんが出てきた。彼女は、顔や体型は昔と変わっていない。しかし、美しさにミガキがかかり、貫禄がプラスされたというような感じがした。なにせ、昔と変わらず、美人だ。私はなにか気後れさえ感じた・・。お母さんは、もう60才台半ばの筈だ。昔と変わらず、やさしく迎えてくれた。そして、家にはお邪魔せず、ひろみさんを助手席に乗せ、ドライブに出かけた。
 10年振りの再会だ。T市郊外をドライブしながら、話がはずんだ。なんだか、10年前にタイムスリップしたような錯覚・・。嫁いだZ市の家は、旧市街地に隣接し、昔はお百姓だったので、土地は沢山持っており、ス−パ−マ−ケットに土地を貸したり、マンションを何棟か建てたり・・・とか。旦那さんは、まあまあの会社の営業関係の課長をしているが、最近は遊ぶことを覚え、お給料は全部小遣いに消え、2号さんも持っているとのこと。このことを話すひろみさんは、寂しそうな顔だった。お金がありすぎるのも・・・。私だって、同じ様な環境になれば・・・遊ぶだろうなと思った。T市郊外に、○○峠と言う、下界の景色が美しく見えるところがある。次はそこに行こうと車を向ける。峠の頂上にほど近い、下の景色の良く見える駐車場で車を止め、小1時間話し込む。ひろみさんの手を握りに行ったが、何も抵抗はなく、ずっと手を握りあったまま、話し込んでいた。「そろそろ帰ろうか」と峠を下り始める。峠を下りた所には沢山のラブホテルが林立している。「ひろみさん、寄って行こうか?」と恐る恐る、きりだしてみた。・・・しばらく無言だったが「いいわ」と返事がかえってきた。
 一番 新しそうな豪華なラブホテルを選んで入った。ソファでしばらく話をし、「お風呂に入ろうか」と声をかけると「後から行くから、先に入ってて」の返事だ。先に入っていると、しばらくして、ひろみさんが来た。アソコだけタオルで隠して・・。女性の体を見て、この時ほどマブシク感じたことはなかった。そして、私に背を向け、浴そうに入って座った。私は彼女を引き寄せ、膝に乗せて乳房をもみ始めたが、勃起したモノがひろみさんのお尻に押されて痛い。風呂では乳房に触っただけで、先に出て、裸のままベットに入り彼女を待つ。浴衣を着たひろみさんが、横に入ってきた。私は長いキスをしながら、アソコに手をやり、いじり始める。「ここに触るのは10年振りだね」と言うが、彼女は無言のままだ。もの凄い濡れ方だ。昔ペティングした頃は、こんなに濡れてはいなかったのに・・。浴衣を脱がせて、足を開き、アソコを指で開いて眺める。ココを見るのは初めてだ。魅力的な○○○○だ。私はソコに顔を埋め、30分位眺めたり、舐め回したりした。ひろみさんが、うめき声を上げ始めた。私はシックスナインの体勢に体を入れ替える。彼女はすぐに、私のモノに手をのばし、手で愛撫していたが、まもなく口に含んでくれた。そして、舌、指で上手に愛撫してくれた。「ひろみさんにフェラされてるんだ」と、すごい幸福感というか、満足感というか・・・。「そろそろ入れてもイイ?」と聞くと「入れて」との返事。正常位で挿入する。「ズブズブ」という感じでスンナリ入った。「遂に、ひろみさんとヤッチャッタ。バンザ−イ!」と叫びたくなる想いだった。だんだん彼女のウメキが大きくなり、騎乗位、座位といろいろ楽しむ。ひろみさんも数回イッタようだ。バックでピストン運動を速め、フィニッシュしようとすると「中はだめ!」と腰を動かし、私のモノを抜いてしまい「中はあぶないから、口で出してあげる」と言って、すぐフェラに。射精寸前だった私は、1分ももたずフィニッシュとなった。ひろみさんは、喉深くで受け止め、飲み込んでくれた。暫く、裸のまま抱き合っていたが、ひろみさんは、私の腹の上に頭を乗せ、私の小さくなったモノを、口に含んだり、手でもてあそびながら「貴方とは、一度はこういうことになる運命だったのね」「小さくなってる貴方のを触るのは初めてだわね」と言っていた。10年前、何回か愛撫されたが、大きくなっている時ばかりだったからな。最後に長いキスをかわし、後ろ髪を引かれる思いで帰路についた。夕食は寿司屋さんですませ、お母さん達の土産の寿司も握ってもらい、ひろみさんを実家に送りとどけてサヨナラした。10年前、何故別れるようになったのか、なにが、そんなにひろみさんを怒らせたのか、また、彼女が結婚するようになった経緯たどは、遂に聞かずじまいだった。その後は、2ケ月に一度位電話してはいるが、2度目のデ−トはまだしていない。