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小話番号1125
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香織が竜也に堕ちるまで

洋平 (北関東)   2018-05-28
感想の投稿 感想集

10歳の長女が竜也に馴れ馴れしくするのを妻の香織は嫌います。
従妹の家にお泊りに出かける長女を駅まで送り
ママの顔から女の顔になって「いつもの儀式」を済ませた香織は
軽く化粧を直し 竜也の車に乗って出かけて行きました。

今日も香織の帰宅は深夜になると思います。
ここに来るまでの流れを、記憶を頼りに書いてみようと思ったのは
私の趣味を共有頂ける読者の方がこのサイトに多そうだったからです。

昭和62年(1987)公立中学のバスケット部で
私(洋平)とスタメンを争っていたのが竜也でした。
いわゆるイケメンで高身長の竜也は女子たちの注目の的でした。
意地でもスタメンの座を勝ち取ろうと必死に練習を重ねた結果
二人ともスタメンに選ばれ 強豪チームのメンバーとして共に戦う事になったのです。

いろいろな面で競い合った二人でしたが
確実に竜也に負けたのは童貞を捨てた早さでした。
いつの間にか校内ナンバー1のオナペット女子をモノにし
竜也の実姉の友人とセックスの体験談を聞かされた夜は
悶々としながら覚えたてのオナニーで欲望を解消したものです。

事業を成功させていた竜也の実家は裕福で 私服も持ち物も最先端でした。
そんなイケメンで手足も長い竜也が女子にモテたのは当然でした。

勉強だけはイマイチだった竜也は私とは別の高校へ入学しました。
私立の男子校に入った私との付き合いも少なくなりましたが
家が近いこともあり月一位で仲間と遊ぶこともありました。

中学時代のマドンナ的な女子と街でばったり会っても
「竜也君ってどうしてる?あの人付き合ってる子いる?」
・・・女なんて皆同じようなものだとガッカリさせられたものです。

竜也の仕込みのお蔭で、誰とでも寝る女子高生とセックスをして
無事童貞を捨てる事も出来た私ですが
女子二人とのダブルデートでは 美人は竜也、
イマイチな女は私の相手 と相場が決まっていました。
竜也目当ての女子高生の「おこぼれ」を頂戴するのが目的の私にとって
それは仕方のないことでしたが、
私に紹介された相手までが竜也目当てだとわかり
揚句にその女子まで竜也に寝取られるようになると、さすがにムカつきました。

「悪い洋平!悪かったよ・・ついつい流れでそうなっちゃってさ。
でもブスな女のほうがエロいんだよ・・・あの子・・まじ凄かったぜ
俺さ・・女をコテンパンに逝かせてよ チンポで顔ビンタしたりしてさ
最後にズタズタにしてやるのが興奮するんだよ。
どうだ!このドスケベ女!みたいな?・・征服感っていうやつ?
俺のチンポが一番いいっ!て狂わせてやるの・・最高だぜ」

鼻につく生意気な言葉を自慢げに並べたてる金持ちの馬鹿息子でしたが
竜也にくっついてさえいれば女にありつける便利な友人ではあったのです。

数日前にやっと手を繋ぎ 少し恋心も芽生え始めた初恋相手の和代という子が
竜也のデカチンでスタボロにされたと聞かされては
もう私のプライドもズタズタでぶん殴ってやりたくもなりました。

少年時代から憧れていた母方の従妹の舞ちゃんは 巨乳でモデル体型の
友人たちのアイドル的存在で、駅の構内で立ち話できる私は羨ましがられたものです。
「お金持ちでかっこいい男の子紹介してよ」などと言う残念な従妹でしたが
顔やスタイルはズリネタとしてはもってこいのオカズ女ではあったのです。

私の高校の学園祭に遊びに来た舞ちゃんを連れて、いい気になっていたとき
ナンパ目的で来ていた竜也に遭遇して まんまと舞ちゃんを持ってかれました。

「従妹の舞ちゃんさ・・・ヤッちゃったよ・・ツレの部屋で3P。
乳首だけで逝っちゃうんだ。 えらい好き者だったぜ」
数週間後に竜也に聞いた話は強烈でした。

しかしその初恋の和代や従妹の舞ちゃんが竜也に抱かれて悦ぶ姿が
頭に浮かぶと・・勃起してオナニーしてしまう変な私もいたのです。
悔しいのに ムカつくのに・・・興奮してしまうのは何故だろう
少し変で異常かも・・と自分の深層に悩んだりもしました。
しかしこの 「妙な興奮の味」は読者の皆様と同様
その後も常に付きまとう「甘い禁断の味」なのでした。

完全にブチ切れたのは2度目に私がマジで好きになった女の子本人の口から
「竜也と寝た」と告げられた時でした。
そして当然のように自然と付き合いも無くなっていったのです。

人に紹介した女まで食ってしまう竜也は周りの友人達からも嫌われていましたが
ボコられたりしなかったのは気前よく奢ることのできる金の力もあったからだと思います。

二流の私立大に入った竜也が派手な女達と遊びまくっているという噂が聞こえてきました。
「あい変わらずな奴だな」と聞き流してはいましたが少し羨ましくもありました。

私の入った六大学の構内にも今風でセクシーな女子学生が闊歩していましたが
縁のない私はそんな女子学生を物欲しそうなエロい目で眺めるだけの
虚しい学生生活を続けていたのです。

竜也と寄りを戻してあんな女子大生を紹介してもらって・・
なんとか抱きたいものだと考え始めていた二年の初夏。

天の神様から人生最大の奇跡のような贈り物が届いたのです。

大学近くの名門女子大の学生と付き合っているという友人が
何を思ったか 私を神宮の野球の応援に誘い
2ペアで夢のダブルデートが実現したのです。

球場前で紹介されたその女子大生は品のある白いサマーセーターで
ベージュ色のチノのミニスカートからは長くて健康的な脚が露出していました。

印象的で大きな瞳、軽くカールした長い黒髪、
160cmの均整のとれたスタイルは
女子高時代まで陸上競技の選手だったと言います。
正直ビックリしましたが、それよりまず
自分には釣り合いも取れないのではと内心タジタジでした。
その香織を初めて見たとき私は勝手に恋に落ちたわけですが
「奇跡」は、そんな沙織が私に好意を持ってくれた事でした。

一日だけの片思いで終わることもなく 喜んでデートに応じてくれる香織は
穏やかな物言いと言葉遣いで 私の話に興味津々に耳を傾け
容姿や学歴を鼻にもかけず 最高の笑顔で私の肩をたたいて笑う
天使のような女でした。

もう一つの「奇跡」は5度目のデートの夜、私のアパートで抱いた香織が
正真正銘の処女だった事です。
初キスの時に歯をカタカタ震わせパニくっていたのを見て予想はしていました。

大学の男友達の羨望の目が眩しい、夢のような学生生活が始まりました。

どこからか噂を聞きつけた竜也が「お茶でも飲もう」と連絡してきた時も
余裕でオッケーしたのは言うまでもありません。

ただ約束の日の朝には香織が竜也に好意を持ったらどうしようかという不安や
高校時代の悪夢の思い出が蘇ったりもしました。

渋谷の喫茶店にモデルもしているという派手な女子大生を連れて
さっそうと現れた竜也のキョトンとした表情は今でも忘れません。

「へー・・・・香織ちゃんっていうの・・どうしたの洋平・・
こんなかわいい子と付き合っちゃって」

3、40分の会話中、連れてきた彼女のことも忘れて
香織を見つめて なれ初め話を聞きたがる竜也に
「もータツヤァ~~どっかいこうよお~~!おなかすいたし~」
と切れ始めるモデルちゃんは
鶏ガラのように細いだけの脚 ぺったんこの薄っぺらい尻
熱帯魚みたいな化粧に強烈な香水の香り。

正直、勝敗はついていました。(勝ち負けではないにしても)

「な、また今度俺たちと遊ぼうよ!連絡待ってるから!な洋平」
すがりつくような竜也と別れた後
夕食に入ったとんかつ屋で香織に心配をぶつけてみました。

「背も高くてイケメンだろ?金持ちだし・・いい車乗ってるんだ。正直・・どう?」

「無理無理~。軽そうだし・・チョット胡散臭い・・よね。
顔もちょっと濃いかな。イケメンのジャンルだとは・・思うけどねぇ
一般的にはモテるのかも・・・でも私は正直お断りなタイプ」

「ザマぁみろ竜也!」香織の感想に飛び上がりたい気分でした。
お前にチヤホヤする女は 金やセックス目当てなんだよ・・香織と一緒にするなよ!

「顔じゃなく中身だよ」と盛り上がる香織でしたが
私には見た目も、お金も、アレの強さや上手さも何ひとつないわけで・・
・・それでもいいのかと聞く勇気はありませんでした。

都内をくまなく歩き回ってデートを重ね、神宮で野球の応援、
大学周辺のカレー屋巡り、同じ趣味の洋服屋探検、日帰りの小旅行
性格も体の相性も抜群の二人の楽しい学生生活は続来ました。

海に行っても林檎のように丸く突き出した乳房は歩くたびにセクシーに揺れて
形良く張り出した尻に食い込むビキニの水着は周りからも注目の的でした。
湘南の海岸でも眩しいくらいの裸体を小さな水着でくるんだ香織は
見られることも少し楽しんでいるように見えました。

「見てたよ香織・・後ろ姿のお尻なんてもう・・男の目、集中してた」
海の家の男性スタッフに犯される香織を妄想して
自慰射精する快感を覚え始めたのもこの頃だったでしょうか。

中高一貫の女子高から名門女子大に入り、初めて私に抱かれた沙織は
私の好み通り 少しずつM系な性癖に仕上がり始めていました。
残念なのは大学受験後 ストレス系の腰痛が慢性化していた私が
激しく力強いセックスで香織を「中逝き」させることが出来なかった事です。

私に無理をさせまいと考えた香織独自のフェラチオのテクニックは
鬼頭を強く吸引しながら左右に首を傾けて吸い付き、スポンッ!と弾き出したり、
咥えながら顔と口をグラインドさせる舌技や
握った手首をローリングさせるような手コキはとろける快感でした。

「凄いよ香織・・どこで覚えたの」
「こんなの感じる?・・・エッチじゃないかなぁって・・自分で研究中なの」
と笑うエロ可愛い香織にどっぷりハマってゆく私でした。

早漏気味の私が勝手に果てた後に
香織を手マンしながら言葉責めで逝かせたり
私にキスや乳首責めをされながらクリオナした香織が一人で「逝く」
といった情けないプレイでしたが
何の疑問も持たずに嬉々として付き合ってくれていました。
そんな流れからプチ変態っぽい露出での興奮が二人の楽しみにもなっていました。

海岸で小さな水着に注がれる男達の性的な眼差しは私を勃起させ、
香織を濡れさせたのが始まりでした。

遠征してまで条件の整ったラブホテルに出向いて「窓見せ」も楽しみました。
下の駐車場に停めた数台の車から見つめる男たちに丸見えの裸を晒し
尻を突き出してオナニーまでするようにもなっていました。
「ヤダぁ見てる・・見られちゃう・・・凄い・・・イクよぉぉ・・」
他人を意識するような その趣味の延長が「寝取られ」といった行動にまで
繋がって行く事位は 賢い香織なら薄っすらと感じていたとは思います。

しかし気弱でネガティブ思考で用心深い私に
一気にその世界に突き進んでゆく勇気はありませんでした。

大学3年ごろだったか、行くところもイベントもネタが切れた夏休み終盤です。

「新しい彼女が出来たから熱海の温泉に俺の車でダブルデートなんてどうだ。
ホテル代も奢ってやるからさ・・・付き合えよ
雑誌のモデルもやってるメッチャ可愛い子だぜ」

久々にかかってきた竜也からの電話は悪くない新鮮なイベントに思えました。

連れてきたのは相変わらず遊び人風のツンと澄ました彼女エリカちゃんでした。
空気を読む香織の 楽しい雰囲気作りにも助けられて車中もワイワイ盛り上りました。
ハンドルを握る竜也の大きな手や横顔を助手席の後ろからじっと見つめ
くだらない冗談に思わず吹き出す香織に
何故か「あの妙な興奮」が顔を出しました。

「初めて渋谷で会ったときは、いけ好かない遊び人だなって思ったけど・・
あの人・・・天然なの?悪い人じゃなさそうね。
馬鹿みたいなダジャレとか・・・・たまに笑える」

「まあ確かに悪人じゃないし、全身が性器で出来た天然のドラ息子って感じ?
エリカちゃんもぴったりの相手だな」

香織が竜也に悪くない印象を持ち始めたことが少し嫌でもありました。
嫌というより中学時代のトラウマからなのか
自分の持つあの性癖が芽を吹くのが不安だったような気がします。
「女はみんな俺の物」的なムカつく馬鹿男を
香織が男として見る事に耐えられない嫌悪感もありました。

和風旅館の隣同士に部屋を取り大浴場の温泉も楽しみ夕方の海岸散歩の時
「まいったよ・・大喧嘩しちゃってさ・・原因?・・どうでもいいよ・・」
一人で出てきた竜也は困り顔です。
「いいよ、あんな女ほっといて・・さあ散歩行こうぜ!」

三人で海岸を歩きながら真ん中を歩く香織と手を繋いで見せつけてやると
「いいなあ・・俺もこんな感じで付き合えたらいいんだけど・・ホントあのバカ女!」

「そんな・・バカ女なんて言わないの。竜也君ももっと優しくしてあげなきゃ・・・
ちょっと言葉も荒いし・・エリカちゃん可哀そうよ」
叱られた竜也が反省したような顔で無言になるのは少し愉快でした。

海を見ながら黙って歩いて・・気が付くと・・
なんと竜也とも手をつないでいる香織・・
マジかよ・・と覗き込む私に
「いいじゃん洋平・・減るもんじゃないし」とつぶやく得意気な竜也。

「あらぁ大きな手ねぇ・・」
いたずらそうな目で私を見ながら私より一回りも大きな竜也の手を握る
香織の鼻の膨らみは少し興奮しているようにも見えたのです。

170cmの私。160cmの沙織。185cmの竜也の3人は並んで手を繋ぎながら
微妙で切ない思いを引きずって30分以上、海岸や堤防を散歩しました。

夕食時もまだ機嫌の悪そうな彼女に3人が気を使って話しかけますが
竜也と美人で明るい香織の仲良さそうな雰囲気が気に入らなかった
エリカちゃんの妄想と嫉妬が原因だったようで、
こればっかりは なだめ様がありませんでした。

四人でバーコーナーで数杯カクテルを飲んだあと
10時半頃、白けた雰囲気の竜也達二人が部屋に消えました。

しかし部屋に戻って10分もすると
「あっ!・・・あっ!・・・ああ~っ!」
隣から・・「あの声」が微かに漏れ聞こえてきます。

「ヤダぁ洋平 聞こえる?・・・嘘でしょ・・」

激しい喘ぎ声が20分続いた後には
「あああ~!おおお~~!すごーい!ダメ-ダメェ~~!おおお~っ!
ああ・もおダメ・・・もお死んじゃう~!死んじゃうよーー」


「凄いね・・お隣さん・・何?あれ・・・・聞こえちゃうくらい
・・感じちゃってる・・・・・死んじゃうって・・」

「久々に風呂で見たんだけど・・・あいつのチンポ・・とにかくデカいんだよ・・
あれが起ったら・・・・喧嘩も中断して仲直りしちゃうかもな」

そんな情報など教えなくてもいいという自分に
悪魔がささやくように言葉が出てしまいました。

「へ~・・・・・凄いんだ竜也君・・・・おちんちんも」

「そう・・手だけじゃなく・・凄いデカチンなのは有名な話さ。
そんなデカチンで・・・今・・・思い切りヤラれてるんだよ」

「おおお・・おおお・・凄~い~竜也~!好き~好き~
いっちゃう!いっちゃう・・だめだめ!・・・・いく!いく!いっくぅぅぅぅ」

始まってから一時間近くたつというのに
時間をかけた竜也お得意の「コテンパンに逝かせる渾身の攻めのセックス」が
延々と繰り広げられているようでした。

エリカちゃんの生々しい声を壁に耳を当てて聞き
興奮してきた私が
「こっちもやろうよ」と言いながら振り返ると・・・

なんと布団に寝転んで浴衣の胸元に左手を入れ乳房を揉みしだき
裾をまくりあげてパンティーに右手を入れ
恍惚の表情で弓なりになってオナニーする香織がいました。

「おい何・・・沙織・・・何やってんだよ・・」
唖然とする私を気にもせず
自分でパンティーを脱ぎ
乱れた浴衣を全裸にひっかけたまま
四つん這いになって尻をまくり、高く突き上げます。

下から伸ばした白い手で丸見えのオマンコを激しく指でまさぐる香織は
それはもう 初めて見る ものすごく厭らしい姿でした。

日常の沙織からはまず想像もできない ギャップのある
艶めかしい姿を初めて見せられて驚く私に
「あぁぁ・・入れて洋平・・ねえ・・おチンチン早く入れて!」と懇願します。

付き合って以来最大に勃起したチンポを
バックでぶち込み始めた瞬間
「あ!・・ぁぁぁいくぅ・・いっちゃう・・・・いっくーーっ!」
なんと沙織は激しく体を震わせて久しぶりに「中逝き」したのです。

めったにない香織の中逝きや その早さに驚き
極端に興奮した私も1分間のピストンで果てました。
ピストンの間、いつも呼ぶ「香織!」ではなく
竜也の使う「香織ちゃん!・・ああ香織ちゃん!」と声を荒げてやりました。
その声を抵抗なく聴きながら香織は2度逝きました。

冷静になってから香織を抱きしめて聞きました..
「どうしちゃったの・・逝ったね・・凄く逝ったね香織・・
竜也に?・・興奮したんだ」

「う~ん・・わかんない・・・竜也君にじゃなくて・・
二人の声かな・・・・エッチな雰囲気に乗せられちゃったお遊びよ・・
でも、わかんないけどあの声とか言葉・・・・
死んじゃうとか・・・・そんなに感じるものかなあって
・・ちょっと興奮しちゃった」

「俺も変な感じ・・なんか想像した?・・かわいいよ!沙織メッチャ可愛い!
でもさ・・・ダメだよ香織・・少し悲しくなるから」

「悲しくなるから」という言葉の意味も当然悟った香織は
それ以上に今起こった事の具体的な会話をするのを避けました。
弱気な私の本心を包み込むように小さく笑って
「洋平君・・好きよ・・安心して」とキスをしてくる香織にドキドキしたものでした。

竜也達の性行為に触発された香織のオナニーには正直ショックもありました。
誰かを思い描きながらバックで逝き果てた香織の姿。
「遊び」と言い訳されても どこか切ない空しさが胸に迫りましたが
一方、何故かその姿を思い出す度 軽い勃起が起こるのでした。
翌朝の朝食は照れもせず 見つめあう仲の良い竜也達二人にあきれながら
刺激の強い一泊のダブルデートが終わったのでした。


学生時代が終わるまで、特別な事件が起こることもなく過ぎ
友人達や同級生も私の可愛い彼女として香織とも楽しく付き合ってくれましたが
熱海の件をどこか心の片隅に引きずり続ける私がいました。

普段の顔からは大きくギャップのあるエロい香織のフェラで射精を終え
お返しに手マンで逝かせようと囁く話にも少しずつ性癖が見え隠れしていたと思います。

「ゼミの教授は?相変わらずエロい目で香織のこと見てくるの?誘われたらどうするの?」

「キモいのよあの教授・・そういう目で見られると・・なんか」

「なんか感じたりして?]

「ナイナイ・・無い・・だけど・・ちょっとエッチな気分にも」

乾いていると思って撫でていたサラサラの薄い陰毛とクリトリス。
「じゃあさ・・・竜也ってヤリタイ対象?」

「またそれ?やりたいからって皆がやってたら世の中めちゃめちゃになるよ」

「だから、やってみたいのか、やりたくないのか」

「それは・・・やっちゃダメだと思う、それに洋平・・竜也のこと嫌いなんじゃない?
嫌いなのに・・なんで竜也にこだわってるの」

「じゃ俺がやっていいって言ったらヤルの?」

「やらないわよ・・もう・・・馬鹿」

陰毛をかき分けて指を滑りこませてやると、
生ぬるいトロトロのマン汁が蜜壺に大量に溜り 
溢れ出した愛液は肛門に向かって流れ落ちます。
「凄いね香織・・・こんなに」
竜也の話を振った時だけ起こるこの現象に
嫉妬と興奮と不安が入り混じった感情で胸を締め付けられたのでした。


竜也は勝手な男で自分の都合だけ、自分が会いたい時だけ連絡してくるタイプなので
こちらから連絡を取る事は意地でもせず 殆ど付き合いもなくなっていました。

大学卒業後、中堅の広告会社に無事就職した後も 香織との結婚前提の付き合いは続き
人気のケーキカフェで販売やウェイトレスをする香織は活き活きして過ごしていました。

住まいが変わったという竜也も 相変わらずフリーターしながら遊んでいるという噂でしたが
なぜ引っ越したのか、誰とどうしているかとか、どうでもいい位の浅い関係ではありました。

「今日竜也君がケーキ買いに来たよ。またモデルみたいな子連れて」

「えーッ?香織のこと・・・どこで知ったんだろ。」

「お茶も飲めるんだよって勧めたけど、また今度・・だって」

またしても・・香織の前に現れた天敵・・いや架空のライバル?・・
うっとおしい馬鹿息子め・・
妙に心がざわついたのを覚えています。

10日後くらいです
「今日は一人で来て紅茶とケーキ・・笑っちゃうけど・・・かわいいの」

「また来たんだ・・暇な奴だな・・働いてないのかな」

「友達とプールバーをやってるんだって・・遊びに来ない?ってしつこく誘われたよ」

「行きたかったら行けば?」

「行きたくないよ・・別に」

懲りもせずに香織にちょっかいをかけてくる竜也に腹が立つのと
この際、結婚前提に仲良くやってるのを見せつけてやろうと考えた私は
その月末、香織と二人で竜也の居るプールバーを訪ねたのです。

タレントみたいな美形の女のスタッフが2名。
共同経営者とかいうホストっぽい友人とタバコを片手にビリヤードをしていた竜也は
驚いた顔で大袈裟な歓声を上げて迎えてくれました。
「ウワーオ!来てくれたんだあ!」

こちらも仲の良さをアピールするだけにすれば良いものを
香織には裾がフレアになったセクシーな白いミニワンピースを着せていったのです
丸く形のいい尻が透けるようなフレアミニワンピ―スに
品のいいレース使いのピンクのカーディガンを羽織って
「私にもビリヤード教えてほしいな」と竜也の友人に甘えます。

ほかの男性客の視線も集めていました。
見られることに快感を覚えるように仕込んだ香織の行動は自然でした。
竜也の友人のコーチを受けながら
前のめりになってキューを突く香織のワンピースの裾から
生々しく尻にめり込んだ白いパンティーが 突き出した尻の裾から
チラチラと現れるたび 竜也と共に数人の男性客に視姦され続けました。

ゆったりした胸元も前屈みになると大きく口をあけ
豊かな谷間を見せるブラも見放題だったでしょう。

気のせいか、私と竜也がいる角度に来た時だけ
そこまで見せろとは言ってないぞ、
というくらい大胆に見せつけて
食い込んだパンティーをタップリ晒したのです。

「相変わらず可愛いし・・・今日はまたエロいよな 香織ちゃん・・・
すげえな・・・・・すっげえ エッチじゃん・・
洋平が羨ましいわ・・・・・くそー・・・・一人で来てくれたらなあ」

一人で来たらヤレると思ってるのか・・この馬鹿男!・・
いちいちムカつく竜也でしたが
酔った香織をこのあと自由に抱けるのは自分だけという優越感に浸っていました。

帰り道、腕を組み歩く香織は少し興奮気味でした。
「おパンツ見られちゃったかなァ」

「ばっちり見えた・・お尻に食い込んでたよ・・・
やり過ぎだよ香織・・・俺も起っちゃったよ」

「やだあ・・ホントに~?・・・・・・竜也君も見てた?」

「やっぱり竜也が気になるわけ?・・・めちゃめちゃ興奮してたよ、すげえすげえって」

「でもあの女性スタッフさん達・・・綺麗な子が揃ってたね・・彼女かなあ」

「彼女でもそうでなくてもヤリタイだけの種馬男さ・・
周りの女は全員抱けると思ってるから・・あの子達もコテンパンに逝かされてるんだろ」

「へェー・・・みんな抱かれちゃうんだ・・・ほんとに?」

竜也を悪く言えば言うほど興味を示す香織に焦っていました。

就職と同時に新しく借りたワンルームマンションの玄関に入るなり
香織のワンピースを捲りあげてパンティーをずらし
いつもより大量に濡らした沙織のピンクの蜜穴めがけて
立ちバックで入れてやると、ぴくぴく震えて喘ぎます。

「竜也見てたよ・・このお尻・・・入れたかったろうな・・・
ああ沙織ちゃん・・・沙織ちゃん・・・気持ちいいよ沙織ちゃん
・・・・・なあ・・・竜也っ!て言ってみて・・」

「駄目よそんなの言わない・・・ダメェー!イクっ!ああイっク――!」
竜也の名前は呼びませんでしたが
竜也がらみの時だけはあっという間に「中逝き」する香織に変に興奮しました。

最低限の操を守ったというか背徳の欲望に打ち勝ったような香織に
本当は名前を呼んで欲しかったのか・・自分でもわからない私がいました。


一年後の初夏。
大型スポーツ用品店で簡単に組み立てられるしゃれた形のキャンプテントに
一目ぼれしてから毎週キャンプ用品コーナーに通いつめ
香織まで巻き込んだアウトドアのマイブームが始まりました。

キャンプ場でテント窓から香織の窓見せができないか等という不謹慎な妄想もありましたが
BBQセットやランプや寝袋を買い集めるにつれて
純粋にキャンプを楽しみたい気持ちになっていました。

同じ趣味の大学時代の友人やカップルを10人位誘い集めて
県外のオートキャンプ場まで出かけて行き、整った施設の芝広場で初キャンプもしました。
もちろん偶然を装ってテント内の着替えを「チラ見」させたり
パイプベッドでのお昼寝はタンクトップの中の
ノーブラ乳首を視姦させて興奮したりして遊びました。
伝え聞きですが香織をオカズに抜いている友人たちが多い事を聞いて
激しくオナニーしたことも思い出します。

「久しぶりに竜也がお茶しにきてね・・ケーキ食べながら・・
洋平どうしてるって聞くからアウトドアキャンプにハマってるって、
ついつい話し込んじゃった」
出来れば香織に近ずいて欲しくない・・なのに香織はそこまで拒絶していない
逃げることもできない腐れ縁の竜也には少々うんざりしていました。

「またかよ・・・やっぱ香織に惚れてるのかな・・もう香織に恋してるって感じ?」

「もっとマニアックなテント専門店やってる奴知ってるからとか
竜也一人で盛り上がっちゃってさ、洋平に対抗心あるんだね」

「超負けず嫌いな奴なんだよ。セックスだって俺が一番だって」

「そんなの勝ち負けじゃないのにね。変わった人・・・」


「洋平?一度また熱海みたいにダブルキャンプデートってどうよ・・
俺もテント手に入れたし飯や酒の費用も出すからさ」
と誘いの電話がかかってきたのは数週間後。
予想はしていました。

また綺麗どころのモデルの逝き声を
テント越しに聴かせてやろうかってことでしょうか。
お前らなんかと行きたくないわ!と言いたいところですが
自己中で負けず嫌いで自信家のムカつく男なのに、
なぜか無下に断れない不思議な雰囲気を持つ男です。
香織を羨望の目でみてくれる数少ない男の誘いを受けてしまう私なのでした。


こちらの意見を取り入れたキャンプ場は前回行って慣れているオートキャンプ場ですが
予定と違う状況は後部座席にカップルでなく竜也一人が座っていることでした。

前回のように旅先で大ゲンカ勃発ではなく、出発の朝に取り返しのつかない言い会いで
帰られてしまった竜也のテンションはダダ下がりでした。
助手席から何度も振り返って竜也を慰める香織もさすがに困惑気味でした。

「じゃ来なきゃよかったのに」と言う言葉は禁句。
「せっかくだから一緒に」とついてくる図々しい天然思考は竜也独特のものでした。

テントは芝広場の敷地の一番隅っこの離れた場所に2張り並べて張りました。
汗を拭いて着替えをするからという香織がテントに入ったのを確認して
残りの片付けをする竜也を残してトイレに行きました。

私の願望に応えるえるように 
さりげなく「覗かれ演出」した香織は
竜也に生の両乳房と生乳首、ティーバック姿の尻を突き出して見せることに
うまく成功したようでした。

じっくり覗いた竜也が私に代わって
長い時間トイレに入った意味もよくわかりました。

ザマ見ろ・・・馬鹿女と喧嘩して帰られた揚句
俺の香織のおっぱいや尻見せられて
臭いトイレでオナニーしやがって・・ばーか。

「見せちゃった・・竜也君に見られちゃった・・」
見られて濡れていた香織の蜜壺を手マンして逝かせてあげました。

お互い自慢の調理器具やナイフを使って楽しくキャンプ飯を平らげました。
昼間に見せた乳房や尻の衝撃を引きずっているのか
ティーシャツの上からもオッパイをガン見する「わかりやすい」男でした。
そのことしか考えていないというか・・生まれつきの「好き者」でしょう。

その熱い視線を香織も十分感じていたでのしょう。
竜也のつまらないギャグに大袈裟に反応しながら
いつもの癖も出始めて、張り付いたようなカットソーのホットパンツの半尻を
香織は自然に見えるように 何度も突き出して見せつけました。
そのたびに会話の止まるわかりやすい竜也を楽しんでいたようです。

持ってきたビールやワインも底をつき、洗顔歯磨きを一緒に済ませ
それぞれのテントに潜り込むと
香織がいきなりキスを迫ってきます。

やっぱり・・私が困るくらい香織が激しく興奮して舌を絡ませて来ます。
とても複雑で不安な気持ち・・・明らかに竜也を意識して興奮していました。
しかし反面・・蜜穴をどろどろに濡らして舌を絡めてくる香織に手コキされながら
香織以上に大興奮している私もいました。

当時のお手頃テントは一重で淡色だったせいもあり
騎乗位で腰を振る香織のシルエットはランプの灯りに浮かび上がって
確実に竜也に見られていたでしょう。

「ああすごい・・・チンポ硬い!して!してェ!もっとオマンコしてェ!」

四つん這いで突かれて叫ぶ喘ぎ声も
香織のキャラからは想像もできないエロい隠語も
隣の竜也にはっきりと聞こえていたでしょう。

両手で頭を抱え騎乗位で腰を振る香織のシルエットも
ランプの明かりに浮かび上がっていたでしょう。
「おぉ!おぉ!・・・イクょぉ~洋平イクイクーオマンコイクぅぅぅ!」

ティッシュで後始末をした後 抱き合いながら
「チンポだのマンコだの・・・竜也・・引いちゃってるんじゃないか?」

「ゴメンねもう・・なんか興奮しちゃって・・聞こえちゃったかな」

「そりゃもうシルエットだって声だって丸見えで丸聞こえだよ」

「竜也興奮してるかな・・」

「そりゃ・・・ビンビンに起ってるさ・・・・・・・隣・・・行ってやる?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」返事をしません。

返事がないのでもう一度「沙織・・・・寝ちゃった?」と聞きました。

「・・・・・・・・・・・いいの?・・行っても・・・・・・・・」

心臓がバクバクし始めます。
逝かされる香織の顔・・勝ち誇った竜也の顔が脳裏に浮かびます。

恐くなってしまいました。

「冗談だよ」

「もう洋平・・・馬鹿」

「いいの行っても?って・・・なんだよ・・それ」

「それも冗談よ」

私が覚悟さえ決めれば・・
香織は竜也のテントに行ったのかもしれない・・そのことが
切なく・・胸を締め付け
別な私が激しく興奮していました。

朝食時は少しテンションの下がっていた竜也も
帰りの車では一転饒舌になり
お返しとばかり今まで付き合った彼女たちの自慢や
企画中のビジネスの話を目を輝かせてする天然の竜也に
チョット悪いことしてしまったかなと反省もしましたが
「すべての女は俺の物」という竜也にも抱けない女がいるんだってことを
教えてやれた気がしたのです。

諦めたのか 冷めたのか プライドの傷ついた竜也は
しばらく音沙汰なしの時期に入っていました。
実家の事業が芳しくなく一時の勢いも無くなったとも噂されていましたが
人の不幸は蜜の味と感じながらも殆ど竜也には無関心でいる時間は過ぎました。

二人が25,6歳の頃だったか 確か結婚の数年前です。
ケーキカフェを辞めてハワイに1か月半の短期留学した香織は
帰国後女子大時代の親友でもある美紀が始めた
ハワイアンやアジアン雑貨のショップを手伝うようになっていました。

そして数か月後どこで聞いてきたのか竜也がまたその店に現れたというのです。
「ビックリしたよ。突然。元気~?だもんね」

「またかよー・・あいつ俺には何も言ってこないくせに」

「でね・・美紀が・・一目ぼれっていうか・・
竜也のことメッチャ気に入っちゃったの」

「あの お嬢様育ちの美紀ちゃんが?・・・相性はイマイチだと思うけどなあ」

その月の終わりには竜也は車で美紀を迎えに来るようになりました。

「レジのお金とか計算してるとね、お金のこともあるから用心するのよ。
竜也もいると安心とか言って・・お店閉めたらすぐ二人で出かけちゃうの」

お金持ちのお嬢様とアホの種馬男のカップルがどうなろうと知りません。
かえって香織に言い寄られるよりましだと考えていました。

派手で軽い女や細いだけのモデル体型の女としか付き合ってこなかった竜也も
品のあるファッションで気の利いた会話を楽しめる美紀は
香織と同じジャンルの「新鮮な女」だったのでしょう。

休みが重なった香織との久しぶりのデートの夜
「美紀がね・・・もう竜也に夢中なのよ・・・特にね・・エッチがすごいんだって
言わなくてもいい!って言っても・・・もう興奮しちゃってしゃべるの。
キスが最高に上手とか、おチンポもすんごい大きい!とか
激しすぎて失神しそうになるんだって。
初めての快感でハマっちゃってもうやめられないんだって」

「あいつは高校の頃からそうさ・・女をコテンパンに逝かせて
ズタズタにする事に興奮するんだって言ってた。
征服感というのか・・・でも・・みんな虜になるらしいよ
香織・・・・羨ましいの?」

「うん・・凄く羨ましい・・私も竜也に思いっきり抱かれたい・・・・
・・・・・・なーんて言ったらちょっと感じちゃう洋平君だったりして?」

「驚かすなよ・・ちょっとビビったよ。
でも・・・読むね~・・複雑だよ・・・香織もいまの言葉半分本気だったりして」

「洋平の変な趣味・・なんか分からなくは無いけど・・美紀の彼氏なのよ・・・
そんなこといいから・・・ね・・・久しぶりなんだから・・・ね」
以前にも増して感度のいい体を密着させて私を求める香織のエロい仕草や
フェラのテク・・
垂れ落ちそうな愛液が光る蜜壺にむしゃぶりつけば
叫んで一気に上り詰める香織が美紀の話に出てくる竜也に
影響されていないわけがありませんでした。

美紀からの竜也との「のろけ話」は週に2度3度電話で聞かされていたようです。
一泊旅行の間もほとんど観光もせずにセックスばかりしていたとか
もう竜也のセックスなしでは生きて行けないとか。

そんなお熱いカップルとダブルデートで飲み会することもなく
時間は過ぎていきました。

それから一年後にはいよいよ結婚の挨拶や儀式の準備であれよあれよと時間も過ぎ
私が密かに持ち続けたあの願望が叶うわけでもなく平凡な日常が流れていました。
ゼミの教授も 海の家のバイト君も ケーキカフェの店長も キャンプ仲間も・・・
現実世界では小説や実話投稿のような刺激的な事件に発展することもありませんでした。

そして28歳の春 
香織と私はめでたくゴールインしたのです。

披露宴には「高校大学の友人」と限定して、竜也をスルーしました。

「よく遊んだ相手なのに呼ばなくていいの?」

「香織は呼んで欲しいの?」

「もう、またそれ・・私は美紀を招待するのになあって思っただけ」


結婚後も美紀からの「竜也の浮気の心配」とかの悩み相談を聞いた後には
必ずエッチの報告大会になるらしく
「『期待することは何でもしてくれる竜也に
命令されることは何でもしてあげちゃうの・・・
乳首もあそこも泣きそうになるくらい上手に吸ってくれるの
もう…おかしくなる』んだって。
完全にハマっちゃってるよね美紀」

興奮冷めやらぬ香織は話を続けます。
「避妊は大丈夫?って聞いたらね・・『竜也逝く時・・・この雌豚!ミルクの時間だ!』
って言いながら・・・・お口におちんちん捻じ込んでドクドク出すんだって!
ヤクルト一本分くらい・・飲み干しながら・・・美紀も逝っちゃうんだって・・
オエーっ!て感じよね。よくそんなの飲めるよね・・・
酷いよね・・・酷い扱いだと思わない?・・・ちょっとやり過ぎよね」

そんな話を聞いた夜、私に伝えながら息を荒くして愛液を垂らす香織とのセックスは
竜也とのバーチャルセックスなんじゃないかと疑う時もありました。

一度だけ二人が新居に遊びに来たときも
仲良しアピールが激しすぎて香織も引いてしまったこともありました。。

もう一度雑貨屋に復帰したいという香織の希望をなだめて専業主婦のまま
家に縛ったのも 竜也との接点からくる良からぬ流れを警戒したからでしょう。


「倒産しちゃったんだって 竜也のパパの会社・・知らなかった?
両親も離婚したそうよ・・なんだか暗いのって美紀が心配してた」

「経済力」という竜也の武器が一つ消えたような思いがしました。
家庭が崩れ始めている竜也が少し気の毒になって
言わなくてもいいエピソードを香織に話してしまったのです。

「イケメンでさ 金持ちで、人の女にまで手を出す嫌な奴だったのに
憎めないところもあったんだよな。
ほら 駅前で自分たちが焼いたパンを売ってる、障害者の青年達・・・いただろ?」

「ああ・・そういえば見たことある」

「可哀そうだって・・竜也・・有り金はたいて 大量に買い占めちゃうんだ」

「・・・へー・・・・いいとこあるんだ」

「極端なんだよあいつ・・・可哀そうだから全部買ってあげたい・・・
・・・ヤリタイから・・全員抱きたい・・みたいな・・ほんと馬鹿」

「ピュアと言えばピュア?・・自分勝手で・・お人良し?・・」

興味深げに話す香織に、言わなきゃよかったと思う私でした。

子供も出来なく(作らず)新婚生活を楽しむ私達に聞こえてきたのが
竜也と美紀の別れ話でした。
資産家の美紀の父親には両親が離婚して倒産した竜也は結婚相手として認めてもらえず
セックスだけの魅力に飽きた美紀もそんな流れには逆らえられず悩んでいたのです。

「パパが薦める人とも会ったよ・・・それがまたイケメンでね・・
エリート医師さんなのよ・・・竜也とはもう・・・・終わりかな?」

女をフル事はあってもフラれた経験は生まれてこの方 一度もない竜也にとって
初めての経験は衝撃的だったのでしょう。

三日三晩泣いたと電話が来ました。
なんで俺に?と疑問でしたが香織経由で関係修復をサポートして欲しい竜也の
ワラをもすがる思いの表れだったのでしょう。
プライドも投げ打った初めて見せる竜也の女々しさに
適当な慰め言葉を選びながら 心中では「自業自得だよお前」・・・と
心地良ささえ感じる私は最低な友人だったのかもしれません。

「竜也自殺しないか心配。悪いけどサポートっていうか慰めてやってくれない?
ねえ香織お願い。ショックが大きいのかな・・落ち込んじゃって連絡してこないのよ」
と美紀から懇願された香織が真面目に心配を始めます。

連絡してこないという割には私からの着信には瞬間で出るのです。
「飲みに行く?。香織も一緒に行ったほうがいいかな」

「恥ずかしすぎる・・もう泣けてきちゃうんだわ・・抑えられなくてさ」

飲み屋やバーで泣かれても・・と困っていると
「家来れば?いいじゃん・・話聞いてあげれば」
と横から小声でささやく香織に押されて
次の日の夜、竜也一人をマンションに招待することになったのです。

8時の約束だったのに どうしたのかと心配するほど遅れ
少し髪も乱した、らしくない様相で11時過ぎにやってきた竜也は
照れ隠しの苦笑いをしながらソファに深く腰を下ろしてビールを飲み干し

「まいったよ・・ホントにもう、どうしていいか分からなくなったよ。
俺、美紀に遊ばれてたのかな・・・倒産とか親の離婚が原因かな・・」

「お前がフラれるなんて・・・ありえないもんな・・・人生初?」

香織は聞き役に徹していました。

「親父の会社もヤバいとは聞いていたんだ。
親戚の保証人になってたのも決定的でさ。
別れたお袋も倒れちゃって・・看病や費用のことで大変だったのに
弟が事故りやがって・・・死ぬか生きるかさまよってさ・・・」

不幸のオンパレードみたいな竜也の話に 
二人とも声のかけ様もありませんでした。

「馬鹿なことばっかりやってた俺もさ・・実は大学も中退したんだ・・
その頃つきあってた奴や女達はもう・・・酷い奴が多くてさ・・
正直、洋平が羨ましくて仕方なかったよ・・
友達も親戚も金がなくなると冷たいもんさ・・
弟も可哀そうでさ・・リハビリとか必死に付き合ってやってるところに
美紀からの別れ話だろ・・・・がっかりだよ・・・
俺の扱いも大概だったけどな・・」
うつむき加減でこらえるように話していた竜也の目から大粒の涙。

「竜也君大変だったんだね・・・泣かない泣かない・・・」
隣に座って聞く香織も少し目に涙を浮かべ、
最悪の事態の中でも弟のために頑張る竜也を思いやります。

「なにもかも・・・お前の勝ちだよ。
洋平には勝てない・・・・全敗・・全敗だ・・綺麗な嫁さん貰ってよ」

香織の存在が一番のコンプレックスだという事を
思わず口にしてしまう竜也。
「勝ったとか負けたとかじゃないだろ竜也・・俺・・勝ったなんて思ってないぞ」

「そうよ・・竜也君・・・勝ち負けなんかじゃないよ」


女にフラれて泣き、自虐的になる竜也を冷めた目で上から見ていた私も
不可抗力でボロボロにされてゆく旧友を少し気の毒になってきました。

「やけくそになってオカシなこと考えるなよ・・
俺もできるだけのことはするし・・人生まだこれからだぜ・・ほら飲もうぜ」

「そうよ竜也君。美紀のことなんかもう忘れて・・家族のためにも・・・
弟さんだって竜也君が頼りなんだから・・竜也君・・優しい男なんだもんね」

訪問が遅くなったのは弟のリハビリや母親の世話が重なったからと言います。

障害者のパンを買い占めた竜也の話も香織の脳裏に浮かんでいたでしょう。
話している間も鼻をすすって素直にうなずく竜也に
香織は寄り添いながら大きな肩を叩いたり撫でたりしていました。

「もう生きてるのも恥ずかしいよ・・何の楽しみも無いしよ・・」

深刻になり過ぎて危険水域の竜也を何とか慰めようと
中学時代のバスケ部の話や香織と初めて渋谷で会った時の話・・
暗くならないような話題を持ちかけながら
3人でワインも一本半空けました。

常に竜也をどこかで馬鹿にしていたものの
女関係や経済力にはコンプレックスを持っていた私。
女にフラれ実家も倒産した竜也にはもうコンプレックスを感じる要素がありません。
その竜也から聞く弱気な本心をドロップアウトされて
今までの恨みや疑念が徐々に薄れていったような気がします。

「お前・・飲み過ぎだし・・疲れてるんだろ、
電車も終わったし 狭いけど泊まってけよ」

物置に使う予定だった玄関脇の洋室には私の独身時代のベッドがあり
押入れを挟んだベランダ側に私達の寝室がありました。

俺のジャージをパジャマにと用意すると
「何もかも悪いな・・甘えさせてもらうわ」
と泣き腫らした顔の竜也はフラフラと照れながら洗面歯磨きを済ませ
ベッドのある客間に消えました。

後片付けの洗い物を済ませてシャワーや着替えをした香織と
残ったワインをチビチビやりながら
「救いようも無いくらい どん底ね・・これから大変そう・・可哀そすぎない?
竜也君のイメージも・・ちょっと変わっちゃったよ・・必死に頑張ってるんだね
優しいとこ・・あるんだ」

私の長風呂は1時間程と香織も知っていました。

「俺・・ゆっくり風呂・・入ってくるから・・・慰めてやったら?」

「チョット・・なにそれ」

「・・・・・・・」

「ねえ洋平・・なんて言った?」

香織の追いかけるような声を無視して風呂に向かい
心臓をバクバクさせながら30分・・・
我慢できずに30分で切り上げて そっと風呂を出ましたが

香織は一人寝室にいました。

「なんだ・・・・行かなかったのか」

「洋平期待したの?・・また冗談だって言うと思った・・
まさか・・ほんとに行ってほしかったの?」

「自分でもわからないんだ・・なにと戦ってるんだか」

「私も・・よくわからない・・・でも・・もう寝ようよ・・お休み」


5分10分・・・
私の胸の中で寝息も立てず考え込んでいる香織の気持ちが
何故か手に取るようにわかりました。

「香織・・・・行ってやれよ 早く・・一度だけさ・・・人助けだと思って
あいつに勝たせて・・自身持たせてやれよ」

「勝たせるって・・・・?」

「あいつに死なれちゃ困るし。ひとときでも…忘れさせてやっても」

「でもやっぱり私・・・怖い」

「香織も何かと戦ってる?・・プライドとか?不安とか?・・背徳感ってやつ?」

「いいの?洋平・・・エリカちゃんや美紀みたいに・・・おかしくなる位・・
狂っても・・・いいの?・・・ほんとにいいの?」

「俺・・もう・・・・しちゃって欲しいかも」

ゆっくり起き上がってベッドに腰を掛けた香織は
また数分考えていましたが
振り返って私に数秒間気持ちのこもったキスをして
「知らないからね」と囁くと
すっと立ち上がり竜也の部屋に向かいました。


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小話番号1125番:香織が竜也に堕ちるまで(洋平さん)についての感想を投稿します。

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