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小話番号1109
 ★
俺の知らない咲喜 Ⅱ

人生で一番興奮した夫 (横須賀三浦)   2017-10-24
感想の投稿 感想集

「パパご飯出来たけど先にシャワーするー?」

「そうする」

ぬるめのシャワーを浴びボディーソープで体を洗いながら
恐ろしく勃起した肉棒を激しく扱いた。

「凄いこれ凄い」「逝く逝く」「今までで最高のセックス」
ついさっき直樹の電話で聞いた咲喜の言葉と
あのデカい肉棒を咥えたり騎乗位で逝く咲喜の姿が
頭の中で重なり。。。我慢できずに
ドピュドピュッ!と大量に射精してしまった。


いつもと同じテンションで団欒しながら食事を終え
激しい射精後ならではの冷静さを取り戻した俺は
ソファで横になってキッチンに立つ咲喜の背中を見つめていた。

最近の二人の間にあった流れを薄々感じとった咲喜が
それを受け止めて直樹に抱かれたのだろうか。
詳しく聞きたい欲望を満たす為に早々と
全て仕込みだったと教える必要はあるのか?
咲喜の心の奥深くにある本性を知りたくて
始めた計画だったはずだ。

夜、抱いた。

いつもと違う女を抱いているような変な興奮で
風呂場での大量射精にも関わらず直ぐに勃起した。
しかし、やはり咲喜から何かを話す気配も
いつもと違う反応も無かった。
体位を色々変えながら
あの直樹に抱かれた細い咲喜の体を貪るように抱いた。
俺から直樹との事を聞き出したくもなったが
言葉が見つからないまま一人、只々興奮していた。
四つん這いの咲喜にバックから突き入れていた時
咲喜が直樹を思い出して喘いでいるように見えて
不覚にも。。。我慢できずに射精してしまった。
咲喜は小さく笑いながら黙ってトイレに行ってしまった。
自然に任せてみよう。
好きなように泳がせて咲喜の生の本性を覗いてみたい
そう決めた俺の上にピンクのシャンデリアが光っていた。


数日後、
再びやって来た直樹と咲喜は貪りあうようにキスをし
お互いの服や下着を黙々と剥ぎ取りあって裸になり
リビングで一回戦、
そしてシャンデリアの下で何度も昇りつめ
燃え尽きるまで狂ったように激しく求め合ったらしい。

多忙な直樹からは短い報告だけで詳しく聞き出す会話も出来ず
電話はいつも短めで切られ、悶々とした数日を過ごした。

昼も夜も普段通りに暮らす咲喜には
そんな気配さえ感じられなかった。
子供のサッカークラブへの送り迎えや
学校行事の準備や家事を
変わらぬ様子でこなす愛おしい嫁。

二度もそんなことをしておいて
この表情や会話のできる女の不思議さに戸惑ってもいた。

聞きたいという欲望も限度を超えて
半強制的に呼び出した直樹は
待ち合わせたバーのドアを開けて笑いながら歩いてくる。

ピタッと貼りついたロンTは鍛えた分厚い胸を強調して
デニムパンツの中央右寄りに窮屈そうに収まる
モッコリ膨らんだ肉の塊も俺にはとても眩しかった。

奥のテーブル席にいた俺の前に座り
デカい手でワシ掴みにしたグラスから
ハイボールをゆっくり味わい
一息ついた直樹が話し始めた。

「落ち着いて聞けよ。
やっぱ凄いわ。。エロい。。咲喜はエロいわ」
下の名を呼び捨てにされるのは
さすがにちょっとムカついた。

「直樹直樹ってよ。。。もうセフレだぜ?
あの厭らしいフェラお前が仕込んだのかよ」

「それはいいから!どうやってヤッたんだよ」

「正規のパッキンに代えるとかいって10時に電話してよ
昼前には家に上がり込んで仕事してさ
きっかけ作れずにちょっと焦りながら
サッサと帰るふりして片付けてたらよ

『カッコいいからモテるんでしょ?』って
向こうから振って来たんだぜ。

パンツ見えそうな短っけ―スカート穿いてよ。
もうムラムラきたよ。。。んでよ
『まあ。。たまにはね』って言ったら

『たまにはって。。何するの?』
ってくるんだ。

『何って。。奥さんも可愛いから
色々してんじゃないの?』ったらよ

『さあどうかなあ?。。。どうでしょう』
って。。やる気満々なんだよ

でさ、お前の許可もあるし勇気だしてさ

『なあ。。。やる?やらせろよ。いいじゃん』って
ちょっと強引によ

ガッ!って抱いたら。。
もう向こうからベロキスさ。
すんげえ舌回し入れてくるしよ
俺、痛てえ位起っちゃってよ。
ズボンとパンツ下げたら
バキーンってチンポ飛び出してさw」
と小さく笑う。

「なんだよそれ-。んで、それから」

「そしたら咲喜ビックリしたみたいでさ
しゃがみ込んでハァハァ言いながら
『やだ凄い。。。え?ウソ』とか言って
チンポに見惚れてるんだよ。

でよチンポでピタンピタン!て往復ビンタしてやったんだよ
したらさトロンとした顔しちゃって

『何この××。初めて見た。。嗚呼××。。これ凄×アア嘘!』とか
訳わかんない位メッチャ興奮してんのw

チンポに頬ずりしてよ
下から舐め上げて。。ス―ハ―匂い嗅いでよ。。。
上から。。ジュポジュポかぶり付いてくんの。
まあ~そりゃメッチャメチャエロいんだよ。

髪や耳撫で回してやるとピクピクしちゃってさ。
裸にして黄色のソファに押し倒してよ
脚おっぴろげてクン二してやったんだわ
もうビッショビショ!
大洪水!
自分で乳首つまんで
ダメェ〜こんな事ダメ〜とか大絶叫w
マンぐり返しして真上からカチカチのぶち込んでやったらよ
そりゃもう半狂乱よ
アアきつい!無理!大きい。。。ダメもうダメえってさ
俺もガンガン叩き込んださ
イクイク何度も叫んでよ
痙攣しながらベロチュして
のけ反って。。
昇天!

良かったあ。。マンコも狭くて気持ち良かったよ」

黄色のソファとはクリーム色のレザーのソファだろう。
俺がいつも寝そべってテレビを見るあのソファの上で
咲喜の華奢な白い足を広げてクン二する直樹の姿が浮かんだ。

乾く喉に流し込むジントニックのピッチや
吐きだす呼吸の荒さから俺の興奮を直樹は見抜いたようだった。

「これ。。。言っちゃっていいんだよな。。。
お前。。。嫁が誰かにやられると嬉しいんだよな。。。。な」

「なんだよ。。ああ悪かったな。。。もったいぶんなよ」

知らないのは間抜けなお前だけだと言わんばかりに
追い打ちをかける様に話を浴びせかけた。

「シャンデリアの部屋で少し休んでたらよ
何これ!とか見た事ない!とか言って
またフェラ始めるんだわ。

でさ、聞いてみたんだよ。。。
『お前しゃぶるの何本目だよ。。。
結婚してからもやってんじゃねえの?。。。
一本や二本じゃねえだろ。。
何本目だか教えてくれよ』って
なんも言わずにジュポジュポしゃぶってるんだけどさ。。。

しつこく聞いたんだよ。。。顔抑えて奥までつっこんでさ
ゲボゲボ言って咳き込んだ後によ
ビビるなよ。。

『10か20?』だって。
結婚後だぜ!。。マジかよ―――って」


??????
一瞬時間が止まったようだった。
まともな思考が戻るまで10秒位かかったような気がする。

なんだそれ!。。。始めての浮気じゃないのかよ!
20年で10か20って。。。
焦った。。
「パパ以外にいいなって思う人いない」
「いたらするのか。。。いたら教えろ!ヤッテもいいぞ」
そんな会話が今更ながら空しく浮かんで、少し笑えた。
そっと火をつけて見守るとかいって余裕こいてた俺は
まるでピエロだ。

俺が本当に知らなかった咲喜の告白は
望み描く今後のストーリーをぶち壊した。
予想外の情けない展開に恥ずかしくて
このサイトへの再投稿もためらった。

只。。。。あまりに新鮮で興奮が期待できる展開に
内心歓喜のパニックで鼓動が速まって呼吸は乱れた。

口をポカンと開けて
怒涛の打ち明け話を聞くしかなかった。
何でも受け入れる覚悟を決めた。

「お前の兄貴とか。。。まだ5人までしか
昨日は聞けなかったけどよ」

兄?
ドクドクドクと脈が速く打ち始めた。
脳内の記憶や感情が定まらなくなってきた。

俺には5歳上で仲の良い種違いの兄貴がいる。
再婚した母の連れ子だ。
仲良く平等に育てられたが、
兄は会社の関係でその頃は大阪に移住していた。
頼りになる優しい兄貴だ。

新婚当時、大阪の兄の所に2,3泊した事が確かにあった。
もう20年も前だ。
いつ?。。。どこで?
「なんか。。海行ったときお前と甥っ子達残して
二人で買い出しに行ったんだって?
咲喜だけ缶酎ハイとか飲んでちょっと酔ってたってさ。
人気のない山道の脇道入り込んで
キスとか強引にされたって。。
車に手ついて、水着下ろされて、後ろからヤラレタって。。。。
でもな聞けよ。。。
抵抗したんだけどな。。
言葉とかいやらしくて激しくて、メチャ逝かされたって。
少し泣いたって。
泣くくらい良かったのかなw」

和歌山の海だ。
遅かった理由を車のバッテリーがあがって
誰かに助けてもらったとか。。。
まさかの兄貴に。。。泣くほど逝った?。。。ほんとかよ

ゴツイ顔と体で人間味のある優しい兄だが
ちょっと強引でワイルドな所もあった。
確かあの時、白いヒモの様なビキニの水着の上に
Tシャツを着て嬉しそうについて行った咲喜が
強引に犯され。。。しかも。。逝かされたって?

店内のBGMが変わる瞬間の静けさには会話を止め
キョロキョロしながら、又得意げに話し始める直樹。

「兄貴には5年前だか久しぶりに大阪行った時も抱かれたって」

久々の大阪旅行の時か?
子供二人と俺達夫婦の部屋を2部屋
手配してくれたのも兄貴だ
手狭な兄貴のマンションでは気の毒だと言って
大阪市内の小奇麗なビジネスホテルを予約してくれていた。
ワンボックスカーで中学生になった甥っ子と俺達4人を
USJやら串カツ屋にも送り迎えして
食事も振る舞ってくれた。

仕事の都合で、一泊した後最終の新幹線で
一人帰京する俺を送ってくれた。。。あの夜だろう。

「兄ちゃん、咲喜が一人で寝てるホテルの部屋に来たんだと。
困ったけど相変わらず強引でケダモノみたい激しくて
夜中までヤリまくって。。何回も逝ったらしい
兄貴。。縛りとか。。結構変態らしいぞ」

十数年ぶりの咲喜の体を。。兄貴は待ち焦がれていたのだろう。
お礼の酒や菓子を手紙にそえて送った俺も相当間抜けだった。

衝撃過ぎて無言になった。

俺でなく何で直樹に言う?
誰かとヤッてもいいぞと言ってあったし
告白のチャンスもあったはずだ。
兄貴との事。。。直接咲喜から詳しく聞きたい欲望が
ムクムク頭をもたげてきた。

「子供産む前にさ、バイトしてたんだよな。
咲喜に惚れてたマスターに拝み倒されてよ。。。
店の奥の小部屋で軽いキスだけの約束だったのが
手コキしてフェラまでしたんだと。
んで。。。流れで。。。ヤラレタって。
『凄かった』としか言わねえけどさ
多分デカかったんじゃね?
聞きながら手マンしてやると
思い出してもうベチョベチョなんだ」

バイト先でおっさんマスターとフェラとかセックスって。
「嘘だろ。。マジかよ。。。」としか返事も出来ないものの
咲喜の告白話は脳天に突き刺さりクラクラした。

「あと誰だよ。。誰とやったって」

「町の夏イベントの手伝いでさ、
売り子のバイトで来てた大学生だって」

(あああ、いたいた。。。あいつか)
イケメンで好青年のサーファーだ。
町内会長の高校生の娘達もキャーキャー言って
会長から電話番号聞いてくれって頼まれていた記憶がある。
確か祭りの日は俺は手伝うのが面倒くさくて留守番していた。

「会長に頼まれた咲喜がさ、
電話番号聞いたんだよ。したらそいつ舞い上がっちゃって。
人妻好きでよ。咲喜に惚れてメッチャ、アプローチしてきて。
話すだけってしつこくお願いされてたんだと。
打ち上げ中の俺も知ってる○○屋でよ
スタッフ達に散々飲まされてた時
そいつに電話で呼び出されて
どっかの駐車場の車の中で、やったって。
凄いキスされてケツの穴まで舐めまくられて
メチャメチャ逝ったらしい。
『若い子ってほんと凄い』だと」

「打ち上げで遅くなってごめーん!」と酔って帰宅した咲喜を
疑りもせず抱いた俺の鈍感さには自分で驚く。
イケメンの大学生とカーセックスして
抱かれて逝ったその夜にだ。

他の男にチョット貸し出して嫁の悦ぶ姿で
ドキドキしたいと言う程度の計画だった。

とっくに大勢の男達に抱かれていたと言う急展開に
心の中の何かがガラガラと崩れた。
そして怒涛の話は容赦なく続いた。

「震災の翌年にさ
同級生の浅草のマンションに泊まりに行った?」

15年も前だろうか、まだ子供はいなかった咲喜が
実家に帰ったついでに子持ちバツイチの旧友のマンションに
泊まってきたことがあった。
旧友の2歳の娘の写メを「可愛いでしょ!」と見せてくれた記憶がある。

「前の日からさ、二十歳過ぎ位の就職浪人が二人
泊まってたらしいんだ。
そいつら震災ボランティアした帰りにそのマンションに
毎年泊まる付き合いらしくてな。。その年もな。。。。
一日中一緒に遊んでその小さい娘もメッチャ可愛がって
体育会系で子供好き、爽やかで好みだったって。
夜、宅呑みで盛り上がってさ
ママと娘は寝室。
泊まれる部屋リビングだけでよ
咲喜がソファベッド。二人は寝袋で寝る事になったんだと。

二人が風呂んときよ
ママがこそっとコンドーム持ってきてさ
『昨日はわたしお先に頂いたから、
今夜はあんたが相手』『癒してやって』とかいって。
『うちの子すぐ起きるから。。。今日はお願い!
あの子達咲喜に一目惚れでもう心臓バクバクだって
スゴイエッチなのよ。。。あの子達』
なーんてことでさ。
咲喜も酔っ払ってて男が欲しかったんだって。

なんと。。何と若いボランティアに3P奉仕とは
俺には最高にツボで羨望の展開。
これほど興奮する話はなかった。

「二人に両乳首吸われたときは死にそうだったとw
なんか分かる気がしねえ?
リビングのソファベッドで一晩中だよ
二人相手によ
朝までヤリまくって、逝きまくったんだって。。。
聞いてる俺が勃起する話しぶりでよ
俺のチンポ握りながら話すんだ」

「あとの話は又そのうちね。。だってさ。。。
な?びっくりだろ。
関係ねえ俺でもちょっと嫉妬したよ。
咲喜の魅力に気がついてねえのお前だけかもよ。
あの顔はヤッてみたい顔だよ。
いつか誠もオカズにしてシコるとか言ってたぞ。
でもよ、俺のチンポとセックスは別格だって
今迄で最高なんだと」

携帯をイジリながら「ホレ」と見せてくれた画像は
髪を耳に掛けデカい口を開け、鼻の穴を広げて
直樹の太いチンポを咥える咲喜の横顔だった。
「マジ。。。かよ」
あの塩サウナで見たダランとした肉棒が勃起すると
こんな化け物になるのか。。。
ウットリと目を閉じ愛おしそうに咥えている。

俺の兄貴のチンポも!
マスターのチンポも!
大学生のチンポも!
ボランティアの二人のチンポも!
そして目の前にいる直樹のデカいチンポも。
こんな顔して。。こうやって。。ああ。
俺の知らない間に。。。嘘だろ
みんなのチンポをしゃぶった咲喜!!
みんなにぶち込まれた咲喜!!
みんなに逝かされた咲喜!!

「こんなこと。。お前。。。他に漏らしたら娘に言うぞ!」

「わかってる!わかってるよ!それだけは勘弁」


その時
ポン!と咲喜からメールが来た。

咲喜「遅くなる?誰と呑んでるの?
もう寝るよ。
誠君と?」


俺「直樹だよ二人で飲んでる」



既読になったのに
5分起っても返事が無い。


俺「いろいろ聞いて起っちゃってる。
もう泣きそうだけど。。。。
好きだよ咲喜」


咲喜「ちゃんと話すから
すぐ帰ってきてパパお願い!
全部話すから」


絵文字で「OK」を返した。

残りの告白もゆっくり聞きたいし
何より咲喜を抱きたかった。

10人だろうと20人だろうと。。。
どんな相手だろう。いつしたんだろう。
沢山の男達の欲望を受け止めた汚れた咲喜も悪くない。
咲喜が経験したすべてのセックスの話を
咲喜の声で咲喜の言葉で早く聞きたい。

呼んだタクシーに乗り込んで窓を開け
急に寒くなった深夜の街の空気を吸い込んだ。

そして送らせた画像を開いて
世界一大切な、最愛の嫁咲喜が
直樹の太い男根にかぶりつく横顔を
眺め続けていた。











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