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小話番号1077
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嫁のゆり子と壁耳男

大東 (西東京)   2017-08-12
感想の投稿 感想集

大きな河を渡れば他県になる西東京の片隅の街に
夫婦で引っ越してきてから一年半になりました。
女優の石田ゆり子さんによく似ていると言われる嫁は
もう43歳になりました。

千葉出身の俺と岐阜出身のゆり子とは都内の
スポーツジムで知り合い、結婚してもう10年経ちます。
子供はできませんでしたが安サラリーマンの俺は
恥ずかしながら嫁にしか興味のない一途な男で
とても仲の良い夫婦だと思っています。
清楚な雰囲気で優しい性格の嫁は
商店街のベーカリーで働いています。
クロワッサンやパイが評判な地元では人気のパン屋です。
職場の仲間にもお客さん達にも
明るいゆり子は好かれているようです。

地下鉄の駅に近い、最近外壁をリフォームした
古いコーポ(ボロアパート)は上下合わせて8部屋あります。
築30年を越えた古臭い間取りですが
駅から近くて便利なせいで案外人気もあり
家賃も安くない賃貸アパートです。

2階左隣の角部屋に住む一人暮らしの高尾は
商店街のドラッグストアで働く(多分)バツイチさんです。
客商売らしく感じの良い高尾は俺と同い年くらいでしょう。
下戸の俺が「飲めないから」と言って
戴きものの酒類を持って行くと「ホントにいいんですかあ」
と恐縮しながら喜んでくれます。
善人と悪人を区分け出来る特技を持つ俺が
確信する人柄の良さは会話や行動に滲み出ていました。
ゆり子の好物が梅干しだと知った高尾は旅行先の梅干しとかを
時々持ってきてくれるそうです。
玄関と一体になった通路側高窓の狭いキッチンの右手には
ユニットバスがあって押入れを挟んだ奥一部屋には
棚と箪笥テレビとセミダブルのベッドが詰め込まれています。

一年半前に越してきた時の右隣は
どこにでもいる新婚の夫婦でした。

古い部屋の構造上のせいか
建材の手抜きのせいか未だに解りませんが
部屋を仕切る壁の向こうからかすかに
毎夜営みの喘ぎ声が聞こえるのです。
生々しい声は俺には嬉しいものでした。
学生時代の貧乏旅行で泊った安いビジネスホテルで
隣室のおばさん達の会話が聞こえ過ぎて
困った記憶もありますがこの部屋も同じで、
音を消して耳を澄ませば
「あの声」がはっきり聞き取れます。

壁に耳をあてるとその声はさらに
思ったよりリアルに聞こえました。
集中して聞けば話し声や会話の内容までが分かる程でした。
「そんなことやめなさいよ!そんなの聞いてどうすんの?」
ゆり子にたしなめられても綺麗で若い奥さん
の「あの声」だと思うと堪りません。
「いい声で鳴く奥さんだなあ」と勃起を撫でながら聞く
俺を責めながらも
刺激を受けた俺の欲望をしっかりと受け止めてくれるゆり子は
清楚に見えて実はエッチな特技を持つ隠し持つ嫁でした。

俺の大好きな「な○え監督」の激しいキスの特集ビデオ〈当時はVHSビデオ〉
これ以上にイヤラシイ接吻は無いと言う位
舌を絡めて吸い合う・・
その動画に影響されたのがきっかけだった気がします。
レンタル期間中「ヤダエッチ・・・凄いー厭らしいわあ!」
ツボだったのでしょうか、ゆり子が動画を
食い入るように見つめていた記憶があります。
ゆり子の達人と呼んでもいいような官能的なキスは
俺の後頭部やあごを掴み、首の角度を何度も変え
一度吸いついたらスッポンのように離しません。
エロさに負けてこちらの体の力が抜けると
厭らしくて絶妙な手コキが始まるのです。
普段は照れ屋で清楚な雰囲気のゆり子が
まるで娼婦のように相手の興奮を楽しみながら手コキをし
ネットリ、ジュッポリと吸い尽くすキスは絶品です。
「変態みたいなキスしてね・・・カチカチに起ったオチンチン
扱くの好き。ドキドキしてメッチャ興奮するの」

こちら側と言えばお隣さんに対抗するのも変だし
聞こえている事を知られて声を控えられても勿体ないからと
自分たちの営みの声は抑え気味にしていました。

でも、その(聞こえている)と言う事実と
それをオカズに隣人の俺が勃起させて扱く姿を
ゆり子に見せていたことが
後々の行動に影響したかも知れません。

半年間楽しませてくれた新婚さん夫婦も
隣駅の新しいマンションに越してしまいました。

その後に東北出身の大学2年生の大野君が引っ越して来ました。
きちんと挨拶に来た大野君も背の高い素朴な好青年で
感じの良い笑顔に一安心したものです。
イケメンの大野君が可愛い彼女でも連れ込んで、
再び「あの声」聞かせてくれたらと不埒な期待をしましたが
残念ながらその兆候さえありませんでした。
桜並木が売り物の商店街のお祭りで
満開の桜をバックに自撮りしている俺達に遭遇した時も
「撮りましょうか」
と笑顔でシャッターを押してくれた大野君。
Tシャツ姿は鍛え上げた細マッチョな上半身を
隠しきれないのに「彼女いない歴1年です」
などと笑うのは不思議で魅力的です。
「若~い。ちょっと見た?カッコいい!
あの体。でもなんか可愛い~」と
大野君の後姿を見つめる嫁にキュンとして股間を硬くしてしまう俺でした。
実家から送られて来たお餅をお裾分けに来た彼に
ゆり子もお返しに職場で人気の食パンを
持って行ったりしました。

高尾さんも大野君も駅前や階段で会っても
軽い挨拶を欠かしませんが
それ以上プライベートには踏み込んでこない
よくある都会的な普通のお付き合いでした。

ツ○ヤで借りた、寝取られ物のDVDに刺激を受けた俺が
両隣一人暮らしの男という状況に変わって以来
妄想し始めたのが
(俺が若妻の声をオカズにした様に、ゆり子の喘ぎ声を
聞かせたら二人も興味を示すだろうか。
聞かせてみたいわ)という事でした。

嫁好きが高じて「寝取られ願望」を持ち始めた俺は
仕事先のパン屋の奥に見かける渋い中年のパン職人に
「立ちバックで激しく犯されているゆり子」の姿を妄想して
一人扱いて射精することもありました。

夫婦お互いの仕事のシフトの関係もあって火曜と金曜の夜は
約束したようにゆり子を抱きました。

大好きなゆり子の顔。
狂おしく情熱的で厭らしいキス。
豊かな胸と尖って起ちあがる乳首。
「アン!アッ!アア・・」と耳元で小さく喘ぐ声を
聞かれない様に気を遣うセックスは
かえってドキドキ興奮しました。
正上位でスッポンキスしながらの中出しは
仕事のストレスを吹き飛ばす心からの楽しみでした。

前の新婚さんの件もあって、声を漏らさないように
必死でこらえるゆり子の小さな溜息のような嗚咽が
ひょっとして両隣の高尾さんや大野君に
聞こえていたら、と期待もしました。
ある晩、フィニッシュ直前の正上位の体勢で
心の奥に隠し持っていた欲望に、ついに負けて、
ゆり子の耳元でおかしなことを囁いてしまったのです。

「ゆり子。高尾さんや大野君、聞いてないかな。
あの時の前の俺みたいにさ。壁に耳あてて」

「ぴくっ」とゆり子が体を震わせたのを見逃しませんでした。
反応したのです。
間髪入れずに小声で囁き続けました。
「聞いてるよ。今オカズにして扱いてるよ。
聞かせてやろうよ。
お隣さん達にエロい声。嫌じゃないと思うよ」

「ヤダそんな・・・ダメ」

「オカズ」という単語を聞いた後の
ゆり子の反応が変わった気がします。
首を振ってイヤイヤしながらも何故か吐息が
徐々に徐々に、喘ぎ声として段々はっきりとしてきます。
これが妙にエロくて興奮しました。
想定外の反応でした。
いつもより興奮した俺も勃起度が増し攻め込み体勢で
深くゆっくり力強く突きました。
小さな声で「アアダメェ・・アンアアーン・・アン
ハァ・・ハァ・・ハーッ!アッハ―・・ハー」

「絶対聞いてる・・壁に耳あてて
今興奮してチンチン扱いてるって。
ほらゆり子!オカズだよオカズ!
オカズにしてる!!
ほら!もっといい声・・ちゃんと聞かせてあげて」
ギュッと抱きしめて小声で囁きながら
必死に突き入れ続けました。

そして何と!それは期待以上の展開でした。
自分をオカズにされていると言う興奮からか
耐えきれなくなったゆり子は俺にしがみついて
吐き出すように声を

「ハッハッ!ハアーー!オオオーーッ! 
 オオ・・オオオオオーーーッ!!
アンアアアーーーッ!ダメ!
アアーーーッ!ダメエエ――ッ!
ヤダ・・ヤダ!・・・イイ!イキソオオーーー
オオーー・・アアー・・アーー・・・
アアーーアーーッ!!!」

「ああ聞こえちゃうよ!!ゆり子!そんなにデカい声!!
皆に聞こえちゃうって!
いいのか?なあ、みんな聞いてるよ!」

「ダメッ!モウダメ!アッ!イクよーー!
アーアアー!!イッチャウ!
・・・・もうアカン!・・アカンて!
イッ・・・・・・クーーーー!
イッ・・・・・・・・ク――――ッ!」

美濃弁の名残のある「アカン!」の後に
少し息を溜めてから逝く
ゆり子独特のエクスタシーの絶叫は
明らかに聞かれる事を意識していました。

ここに住んで以来始めての異常な状況は
俺の脳を強烈な悦びで満たして
俺まで声を上げながら射精してしまう凄い出来事でした。

隣りの二人は聞いていたのか?嫌でも聞こえるはずです。
ひょっとして喜んでくれたでしょうか?
それともうるさくてムカついたでしょうか。
壁の向こうの事は全く解りませんでした。

この夜の出来事はゆり子が俺の願望に
ついてきてくれるかもしれないと
嬉しくもなった出来事でした。

冷静になると
周りに変態認定されないか、苦情の一つでも言われるかも
と不安にもなりましたが
階下の住人にも幸い気にされてはいないようでした。
火曜と金曜のほんの数分間の事だし、迷惑って程の音量でもないだろうと
勝手に解釈して又あの興奮が味わえる夜が楽しみで仕方ありませんでした。

聞かれる恥ずかしさは徐々にエスカレートして
その異常さが二人の悦びにもなっていきました。
壁耳で聞いているかもしれない隣人に
やり過ぎかとも思いながら壁に手を付かせて
バックスタイルで突き続けました。

「ほら!高尾さん聞いてるよ・・大野君も扱いてる・・」

「アアー!オマンコイイーーッ!オマンコー!
気持ちイイーー!オオーダメダメダメーー!
モット!モット!オマンコシテ!
アカン!!もうアカンて・・・
アア・・・イッチャウ・・・・イクよーーー!
イッ・・・・・・ク――――ッ!!」

その後の付き合いでも二人に苦情や嫌味を言われる事も無く
会えば普通に挨拶を交わし、たまにゴミ捨て日や
天気のことで立ち話をして・・

しかし週2度でひと月間。
計8回も「アカン!イッ・・・クーーー!」を叫んだゆり子。

「夕方ね、『どーも』って。
表通りで大野君に会って・・一緒に帰って来たよ。
私達親子みたいだったかなあ。
大野君サッカーしてたんだって、高校まで。」

「凄い鍛えた体してるもんなあ。で、それから?」

「別に・・・黙ってね・・・なんも言わずに歩いてきた。
近くまで来たとき『奥さんって綺麗ですよね。
旦那さんが凄くうらやましいです』だって。
うらやましいって。
やっぱりあれ聞こえてるんかな。
なんか・・・めっちゃ照れたよ」

聞かれている事は確実なのに。
大野は度々ゆり子の働くパン屋にも買いに来るようです。
少なくともゆり子を嫌いではないはずでした。

「ドラッグストアでねティッシュが安くなってたの。
高尾さん、レジに並んでる私を笑顔でジーって見てた。
優しく笑ってるんだけど。
ちょっと、エッチな目?
わかんないけど。 
そういう目?ジ―――って体とか」

ドキドキした火曜と金曜の夜の営みの始まりには
「もう、やっぱり恥ずかしいからやめとこうよ。
やり過ぎると、周りから変態夫婦って呼ばれるよ」
と拒みながら
「ほら!オカズ・・・なあゆり子、オカズにされたいんだろ?
エロい言葉聞こえるように・・二人とも握りしめて待ってるよ」
とスイッチを入れてやると

「ダメダッテ!アア!モーキカレチャウー!アアーー!
ヤダあ!チョット!モー・・ダメ!アア・・
オマンコイイ――ッ!
オオー!オオー!イイよイイ!

チンポスキ-!チンポチョーダイ!
モットモットシテー!

アカンて!・・も―アカン!オオオオ
イッ・・・・・クーーー!
イッ・・・・ク―――ッ!!」

いつもの逝き声もそのたびに大きくなるのですから
ゆり子も聞かれる事に興奮しているのは
間違いなかったでしょう。

「聞いてるのかなあ。エッチだけど、それってメッチャ恥ずかしいよねえ」
「多分、聞いてると思う。オカズにしながら扱いてると思う」
「やだああ。一人で?出すのかな。・・精子」
「たっぷり・・たっぷり出してるさ」
「ちょっとエッチだね。やだーエッチすぎる。ドキドキする」
少しずつ変わって行くゆり子の言動に
興奮を抑えきれない俺でした。

ツ○ヤのアダルトコーナーの18金マークの
暖簾の向こうに消える大野君を見かけた時、
やっぱり彼も性欲の溜まった若者なんだと変に興奮しました。
深夜に音を小さく絞ってAV鑑賞する様子も
嫌がるゆり子に聞かせました。
「そんなの聞いてどうすんの」と言っていたゆり子が
自分からそっと壁に耳を当てて目を閉じていました。
「へー・・ホント案外きこえちゃうんだね。
見ながら・・・
大野君オナニーしてるのかな・・ヤダ・・・」
下着の中はグッショリでした。

大野君も高尾も俺がゆり子を抱くタイミングで
物音を完全に消します。
聞き耳を立てているのは確実でした。

そして衝撃的な事がありました。
ビール好きと言っていた高尾に
貰い物のクラフトビールを3本、
飲めないから、と届けに行った時
ドア越しに
「この間又梅干し頂いたみたいで。有難うございます。
洗濯機の音やら掃除の音やら・・・
うるさかったら、言ってくださいね。」

「ワァ!地ビール!旦那さんホントに飲めないんですか。
いいんですか。御馳走様です。
全然。音なんて・・・全然ですよ。
うるさいなんて。
いつも・・・・楽しみなんですよ。
お盛んで・・・羨ましいです。奥さんの・・・」
茶化すような優しい目を大小させながら微笑む高尾には
悪意もなく嫌味の無い穏やかな歓迎ムードに溢れていました。

マジかよー嘘だろ。それ・・言うかなあ普通。
高尾は以外にも大胆不敵でした。

薄々わかってやっていた行為でしたが
はっきりと聞いてますと宣言されてしまったのです
それも「楽しみにしてる」って言います。
俺の趣味や気持ちまで見透かされているようで
少し焦ってしまいました。

ドアを閉める直前の高尾の思わぬ返答に固まってしまった俺は
廊下でチョット放心しながら軽く勃起していました。
慌てて部屋に戻るなりキッチンに立って夕飯の支度中の
ゆり子の下着を無理やり引き下げました。
「チョットなになに-。いきなり、アアア!こらー」
訳も解らず突き入れられながら、
その高尾の言葉を聞いたゆり子の喘ぎ声はマジになりました。
「楽しみなんだってさ!高尾さん。ほら!その声聞いて
お前の事。羨ましいってさ!聞いてたんだ。
羨ましいって。分かるか?俺もしてみたいってことさ!
カチカチにしてるんだよ!」

「ウソーヤダ!オオオーー!オオーッ!ダメーキカレチャウ。
声出チャウッテーーッ!」

「聞いてるよこの声。ホラ!聞こえちゃうんだって!」

「アアーー!スッゴイ!スゴイエッチ!ヤバイーー
アアァ!オオォ!ハアアアッ!ヤダァ!ヤダッ!
アッ!アッ!アカン・・・アカンって!
アア・・イッ・・・・・クーーーッ!
ダメダメ・・イッ・・・・クー―――ッ!!」

隣で高尾がそれを聞きながら楽しんだのは
間違いないでしょう。

これ以上おかしなことになるのはヤバいと思いながらも
聞かせるだけでは物足りなくなるのは自然な流れでした。
おかしい事になっても、いざとなったら引越せばよい事だし
相手は素性のわかった両隣の二人。
近所のサ○ゼリアでバイトを始めた大野君と
スケベそうだけど善人っぽい高尾。
それほど危険人物ではなかろうと言う安心感でごまかしながら
ゆり子への寝取られ懇願が続きました。

「でもやっぱりそれは無理よ。ここで止めとかなきゃね。
恥ずかしすぎるし…それに常識的にも変よ」
と言って踏ん切りがつかないゆり子に
「話だけでもいいんだよ。軽くさ。
向こうだって用心して何もしないかもしれないし」

夜の行為中に隣で聞いている高尾さんや大野君との行為を
想像させたりしました。
いつも以上に激しく燃え上がるゆり子に期待が膨れました。

「でも無理、やっぱりもう、やめようよ。
聞かれてるのを知ってるってこと自体が異常なのに・・
お隣の男の人の部屋に、こちらから・・・なんて・・・
結婚してるのよ・・人妻なのよ。それ普通じゃないこと・・
気が付かんの?」

「もう、収まりがつかないんだよ。ゆり子。
あんな声・・聞かせっぱなしで、向こうだって可哀想さ
ゆり子のあのスッポンキス・・・他の男にもお前を分けてやりたいんだ」

「ダメ!諦めて!お願い。冷静になろ?」

その後、話しの展開が変わって来たのは1週間後でした。
俺がスネて小さな喧嘩をした夜です。

「私自分が怖いの。正直に話すとね・・・」

ゆり子の高校時代の森川という担任に
高尾がそっくりだった事。
高尾を始めて見た時から会うたびドキドキした事。
その森川先生に想いを寄せていた真面目な女子高生のゆり子は
毎夜担任を想いオナニーに耽ったと言います。
女子高時代のゆり子のオナニーシーンが頭に浮かんだ途端
フルに勃起してしまいました。
告白ついでに、パート先のパン屋に買いに来る
スイミングクラブの若いマッチョなコーチ達に
ちょっとムラムラしてしまっている事。

「で・・先生に似てる高尾をオカズにオナる事あるのか?」
どうなんだ。若いコーチ達や大野くんは・・
オカズにするのか」

「・・・・・あるよ。あるから困るの。
凄く・・したくて・・・・昼間からオナニーしちゃう。
でもそれがホントに現実になったら・・・・
もう私おかしくなりそう。
だからやっぱり、ここまでって。
そんなこと考えるの止めなきゃって!
貴方のこと愛してるし・・・
結婚してるのにそんなこと・・・」

衝撃のゆり子の秘めた欲望と昼間のオナニー告白。
「してみたいよ・・でもやっぱり駄目・・危険よ」
切ないほどの俺への愛情と抑えきれない背徳への欲望。

押したり引いたりの夜が続いた後の昨夜
「もう負けたよ・・・話すだけよ。いいんよね・・
期待しないでよ・・なんにもないかもよ」

「一緒に飲むだけでもいいのさ。そのくらい変じゃないし。
それは・・・成り行きで。・・・ね」


俺に言われるままワインの二本入った袋を下げて
高尾の部屋のドアを不安そうにノックするのを確認しました。

いつもチノパンかデニムスタイルのゆり子が
自分で選んだのはカジュアルでピチッとした
紺のワンピースです。
これで期待度が高まったのですが
スイッチが入ったらブレーキの利かない
ゆり子への不安も同時に沸いたのでした。

そっと壁耳すると女性の話し声は男より鮮明に聞こえますが
外からの雑音が混じったり聞き取れなかった部分は
後で本人に確かめて書き記します。


「主人。出張でいないから。
もし。お邪魔じゃなかったらですけど。
一緒に飲んだりしません?」

「おお・・・全然。全然オッケーですけど・・・・どーぞ!ま、どーぞ」

「なんか・・変でしょ?突然こんなこと」

「全然!全然!大歓迎ですよ」

世間話・・・(高尾はやっぱりバツイチでした)

あの話・・・(ゆり子の声は楽しみでもあり、独身の身には辛くもある事)

思い通りのやり取りに、舞い上がるくらいに興奮して
早くもこちら側では過呼吸状態でした。
喘ぎ声だけをいつも聞かされている隣の人妻と二人きり。
高尾の興奮は手に取る様に解ります。
ワインも一本空けた頃。
少し迫られていたのでしょうか

「エ?・・ン・・・ダメ!やっぱりダメ・・ごめんなさい、そろそろ帰る」

「でもひょっとしてこれ・・旦那さんの趣味っぽいと思うんだけど・・
違うかな・・・寝取られとかいう・・」

高尾はやはり見抜いていたようです。

カサコソと言う音が雑音と共に聞こえますが
会話は全く止んだ様です。

キス?・・・スイッチが入ったゆり子が?・・
まさか・・・・
あのエロいスッポンキスを高尾にしている!!??

初めての夜はあのキスと手コキから始まったようです。
無音なのはあのベロキスをしていたからでしょう。
激しく手コキもしているはずです。

数分後
突然でした
「奥さん!もうやばい!ア!イク!」
射精する高尾の声がはっきり聞こえました。
あのエロいキスと手コキを高尾に・・・
嫉妬!凄い嫉妬でした。

ガサガサと処理の音の後は
暫くの間、囁き合うような小声やグラスの音
注いでは飲み直すような音が暫く続きました。
「お邪魔しました」とか言って帰って来てくれてもいい。
もう充分興奮する出来事なんだし。
という勝手な期待は裏切られました。

二人は無言で裸になり、弄りあい激しいキスを交わし
再び立派になった男根に興奮して
自分からフェラをしたそうです。
回復どころか前より勃起度を増した高尾が
想いをぶつける様な豪快なピストンを始めたようでした
「アン!ヤダ、アン!アアーー!これスゴイ!
アア、スゴイ!イヤーアアーオオーーッ!」
ああついに!俺の大事なゆり子が!高尾と繋がっている!
他人を受け入れたゆり子の声を初めて聴いたときの
興奮は今でも忘れられません。
抱く立場から聴く立場に逆転した瞬間でした。

「スゴイ!ダメーー!アア気持イイ!モーダメー!
オッキー!・・・オッキイよ!
コワレル!ダメ!コワレチャウ!
コンナノウソオオオー!ウワアーーー・・
アア・・スゴイ!スゴイ!これスゴイ!
アアアアア――――ッ!!イイ!・・イイよ!
アカン!アカンッテ・・・もう・・・もう・・・アカン!!
イッ・・・・・・・・・・・・・・・・クー――ッ!イク――!
イクイク・・イッ・・・・・・クー―――ッ!!」
あのゆり子のアカンと独特の溜め込むような逝き声が
他人によって叫ばされて壁の向こうから聞こえる!

「聞くだけだった」声の主に対する欲望が爆発したように
狂ったように黙々とゆり子を抱く高尾の息使いも聞こえます。
「オオ―ッ・・オオー・・奥さん」
勘の鋭い高尾は
「ご主人も聞いてるんでしょ。ほら!ほら!
もっといい声出さなきゃ!
チンポ好きなんでしょ!」

「アア!!チガウー!チガウノオー
もうダメエエ!又イキソオオオー!
ア―オ――マタイク――!アカン・・イッ・・・・・ク――!
又イク゛ーーーーッ!」

「奥さん!俺・・奥さんイク!!」

その後もゆり子は何度も何度も逝かされ続けました。
そんなゆり子の喘ぎ声は今まで聞いた事が無いものでした。
想定外の迫力と大きさだったそうです。

俺が与えた事の無いような快感を高尾に与えられ
取り返しが付かない事が始まったことへの不安もありましたが
それ以上に得難い快感と興奮に包まれた俺の
亀頭はテカテカに腫れ上がって
聞きながら、堪らず怒涛の射精をしました。


怒ってない?気持ちは変わってない?と心配しながら
「私疼くの。体が疼いちゃうの。どうしよう・・
セックスの事ばかり考えちゃうの」
と私に度々悩みを打ち明けるようになりました。
それがまた特別に可愛くて仕方ありませんでした。

そして木曜の夜。
「うちの人。出張で一人だし。暇なの」
缶ビールを持って大野君の部屋に上がり込むのは簡単でした。

DVDの音と混じって聞き取れなかった部分は
これも後からゆり子に確認しました。

「彼女、いなかったら、どうしてんの?
ねえ・・・ひょっとしてまさか自分で?」

テンプレな誘導会話はスムーズに運びました。
「初めて見た時から綺麗な奥さんだなあって・・・
ホント!ホントっすよ。
憧れてたんですよ俺」
「またまたーー。私みたいなおばさん、からかわないの」

自分で処理するだの、レンタルAVだの
ついには「奥さんの夜の声」だのに発展。

「嘘――聞こえてんのー?恥ずかしいんですけどーー」
とは白々しいです。

「もし持ってたら。恥かしいんだけど。見たこと無いの(嘘)
エッチなDVD見て観たいなあ。だめかな」
機器の準備の音の後
AV鑑賞は「素人の人妻物」だったそうです。

「うわー!起ってる!すごいね大野君凄い!」
見たのか?触ったのか?
暫くの間の無音は得意のスッポンキス中?

「うちの人・・ちょっと変わってるの。
寝取られって・・・言うの?
こういう事して来い。してもいい・・してくれって」
「奥さん!!」
大野君は鼻を膨らませてむしゃぶりついてきたようです。

「アア!オオノクン!ステキ!イイ!オオオ!ナニコレ・・
スゴイコレ・・アン・・・ン・・オイシイ・・
アアーーイレテ!イレテ!
アア・・・カタい!スっごくカタい!
コレスキ!モット!モットシテ!モットチョウダイ!」

ゆり子はこちら側の壁に手を付いて私に聞かせるように
一時間近く鳴き続けました。

「サイコー!サイコーーよ!オオノクン!キモチイイイイー!
ハァハァハ―――ッ!硬い硬い!スゴイよーー。サイコー
もうアカン・・アカンてー・・・イッ・・・クー――イクーーー」

「奥さん!ゆり子さん!!アアもう」

その晩もゆり子の帰宅が異常に待ち遠しく感じました。


そして一か月がたった今。
相手にも恵まれたのでしょうか心配した事は全く起きません。
いつも俺としていたスッポンキスやフェラチオを
隣の高尾や大野にも分け与えてあげるだけの事です。
どちらに教わったのか今までにない
フェラのテクニックも上達していることも
俺の興奮を増加させます。

ゆり子が俺からでは得られない
セックスの快感を与えられる事。
そのことで嫉妬しながらも凄い興奮をもらえる事。
シェアという言葉が一番しっくりくる言葉かもしれません。
二人の隣人がゆり子の体で欲望を処理をするだけなのです。

帰宅時間に隣にいるなんてことは有りえないし
彼等と食事をするなんて事もありません。
ちゃんとルールはある方が興奮します。
浮気を盗み聴く興奮のシチュエーションを
大事にする気持ちを隣人達も判ってくれているようです。

性癖にもそれぞれ違いがあって
高尾は四つん這いで突き出したゆり子のアナルや
尻の肉を後ろから眺め、
たっぷりと舐めるのが好きらしいです。
下から伸ばした手で乳首を転がされるのは
堪らなく気持ちが良いんだそうです。
「森川先生にお尻の穴を舐められる気持ちって・・・どう?」
意地悪な質問をするといきなり
スッポンキスをしてくるゆり子。
口を離せば「ああ先生・・森川先生」と演技するゆり子は
俺の興奮のツボが解って来たようです。
返事を聞けないまま思わず射精させられます。

大野君はAVの見過ぎからなのか「顔射」が好きだそうです。
「アアゆり子さん!!奥さん!!逝きます!おおお」
とつぶやきながら
引き抜いた竿を顔の前に突きだして
生温い大量の精液をゆり子の顔にぶっかける快感は
理解できなくもないです。
「大野くん凄い体してるのよ・・・・オチンチンもね、硬いの」

3部屋に分かれて4人で暮らすような不思議な生活です。

だいたい火曜の夜は高尾の部屋に。
金曜夜は大野君の待つ部屋にゆり子を貸し出す俺ですが
せいぜい20分間程のセックスの10分目くらいで我慢できず
射精してしまった時のみじめな時間はとても長く感じます。
そして貸出し2時間後には堪らなくなって
「もう返してコール」を3回鳴らします。
何度も逝かされて帰って来たゆり子に突き入れると
最近緩くなった穴からブーブーとマン屁が鳴ります。
貸し出し日以外の合体は俺への報告が必須条件です。
高尾とは違って不規則な学生生活の大野君との
短い合体やキス手コキは場所と時間を選ばないようです。

そんな嫁の話を聞きながら濃厚なキスと手コキで逝くのも悪くないですが
鍵をオープンにして直接セックスを覗きたいと言う俺の願いは
来月までお預けだそうです。
他人の勃起した竿を直視できるのか、
ゆり子がどんなされ方でどんな表情で鳴くのか・・・

問題は大野君が右隣の左官屋さんに少し嫌味を言われた事。

壁一枚向こうの隣の部屋に数時間遊びに行くだけなのに
シャワーを浴びてコロンをふり新しい下着をつけて
ゆり子は今夜も隣に出かける準備中です。
先程も化粧中のゆり子の尻を撫でると
「後でね・・・あとで」と
ピシャッと跳ね付けられてしましたが
強引にTバックの中に指を捻じ込んでやると
ヌルヌルに濡れているのが又いじらしいのです。。







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