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小話番号1036
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嫁にスマホを見せながら

直樹 (千葉県)   2016-09-12
感想の投稿 感想集

俺、直樹は39歳で飲食店を経営しながら
嫁の絵美子36歳には欧米雑貨の店を任せている。

俺の精子の数や元気の無さが原因だとかで
子宝にはまだ恵まれていない。
子作りの為には俺が我慢して溜め込んだ濃い精子を
排卵日に絵美子の子宮にたっぷり注ぎ込むことが必須だ
と指導されてはいるのだが、結婚生活も8年目の今ではもう
夫婦のセックスに新鮮な刺激も無く
理想的なスタイルである絵美子の全裸を見ても
気持ちの高ぶりや興奮は少し薄れてしまっている。

156cmと小柄だが、笹崎アナ似の綺麗目な顔立ちと
形の良いCカップの胸そして色っぽい下半身のラインで
絵美子が周りの男達からも「いい女」として見られている事は
おそらく間違いなかった。
デニムのショートパンツからのびる白くて形のいい素脚を晒し
黒髪をなびかせて颯爽と歩く嫁の姿は俺を幸せにする。

雑貨の仕入れ先の若い営業マンにもそれとなく誘われているようだったし
時々飲み屋で遭遇する俺の後輩達からの評判も上々だった。
俺の実兄からもその明るい性格からか、とても可愛がられていた。

俺に対してだけは強気で上から目線な態度で接する絵美子が
営業マンや後輩達や兄には社交的で色っぽいオーラを発しながら
楽しげに接する事も何故か不快には思わない。
絵美子が男達から「そういう目」で見られることに快感さえ覚えるのだ。

絵美子の高校時代の同級生理恵は
健一という女癖の悪い旦那に手を焼き
二人に時々呼び出されては夫婦の揉め事の仲裁をする。
いわゆるイケメンの健一は理恵が席を外した隙を見計らって
小声で「絵美子、ほんと綺麗だわ。お願い!!
一度でいいからエッチしよ!頼むよ、俺いい仕事するよ」などと
ボディ―タッチしながら本気で浮気を誘う
スケベモード全開の遊び人らしい。
天然の友人理恵も「健一のアレはデカくて気持ちいいの」
などと言う下ネタを、照れもせず平気で話す、
言わば似た物同士のあけっぴろげの元ヤン夫婦だ。

俺を含めた四人で飲みに行く店で写メを取る時、
健一は理恵ではなく強引に絵美子を抱きしめ、
キスのふりまでして絵美子を困らせる。
「ちょっと健ちゃん!何もう・・やめて・・セクハラよ」
助けを求める様な視線を俺に向けながらも
健一にきつく抱きしめられ
頬を染めて鼻を膨らます嫁の写メをニヤニヤと
笑顔で撮る俺も少し変わった夫かも知れなかった。

そんな健一のストレートな自分への欲望を
絵美子はどう感じているのだろうと考えたこともある。

「ホント最低。あの馬鹿やたらと触ってくるし。
健ちゃん・・どうしようもない男ね」

「でもあいつ絵美子をオカズに絶対オナニーしてるよ」

そんな話題を幾度と切り出してみても何故か
「まさかぁ・・それはない」とスルー。
絵美子には毎回話をはぐらかされてしまう。

その日も理恵夫婦の揉め事の仲裁に一人で出かけていた絵美子。
嫌ならそんな恰好しなければいいのに
露出度の高いブラウスやミニスカートは健一からのセクハラを
心のどこかで期待していたのだろうか。

帰宅後の休日前夜のお約束の種付けセックスは
いつもと同じく儀式のようにスタートした。
なんとか絵美子の尻を掴み後ろからバックで犯している最中だった。

(女って・・・こうやって・・後ろからパンパン突かれている時
他の男を妄想したりはしないんだろか・・・?
今夜だってつい先程まであの健一の半端のないヤリタイオーラを
浴び続けていたわけだし・・・・・・まさか・・・・?)
と考えた俺は思いつきの行動に出た。

手元にあったスマホをクリック、スクロールして
健一に抱きしめられる危ないツーショット写真を探し
アンアン言っている絵美子の耳元から差し出して見せてみた。
高身長で手足の長い俺にとってそれは難しい体勢ではない。

「エ?何・・・・・アッ・・何なの直樹・・」

「イイから・・絵美子・・これ見ながらヤろうよ・・」

「嘘・・チョット待ってヤダ・・・なんなの・・
・・意味解んない・・・こんな・・・アア・・・・」

差し出した俺の左手にあるスマホの画像を見せながら
しばらく勃起を突き入れると・・・つい顔を逆にそむける絵美子。

「イイから見て・・・な・・・少しだけ・・いいだろ。
想像とかなら・・別にいいし」
諦めずに顔をそむけた右側にスマホを持ち直し
目の前に差し出すと・・・・

なんと驚いた事に今度は拒否もせず画面を見つめ
ハァハァと徐々に息を荒くしはじめて・・・
「アーッ・・・最低・・ちょっとヤダー・・・オオーッ!!」
それは俺が期待した以上の変わりようだった。

(何!オイオイ・・絵美子、どうした!画像見つめちゃって
・・マジで健一に反応してるのか?)

「もう・・ヤダあああ・・ハア・・ハア・・」
確実に先程までとは違うテンションだった。
濡れも締まりも良くなり喘ぎ声も大きくなった。

明らかに絵美子の頭の中でそれが誰かの違うチンポ・・
健一のチンポのイメージに切り替わった瞬間だったと思う。
(やったぜッ!)て感じだった。

枕元の見えやすい位置に置いてやったスマホの画面を見つめながら
「ア―ッ!・・・・アーッ・・イヤイヤ・・イヤーッ・・
オオ―ーーッ!ああ止めて・・・・・止めてオーッ!」
いつもより激しく興奮する絵美子に驚き
俺までメチャメチャに興奮して
フル勃起をグイグイ突き入れた。

(健一の画像で・・・これ!これだよ!こんな刺激が欲しかったんだ!
いつもと全然違うじゃないか!・・
見てるよ・・健一を見てる・・四つん這いで後ろから突かれながら・・
嫌とか・・止めてとかなんなんだよ
いつもはそんな事言わないぞ・・
誰に言ってるんだよ絵美子!
間違いなく健一に後ろから犯されている事を想像して・・
あの絵美子が逝きそうになって喘いでいる!)

絵美子の尻やひくひくするアナルを見下ろしながら
ガンガン突き入れていた俺の限界が一気に近ずいた時・・

絵美子も堪らず登り詰め始めた

「やだ!!・・・健ちゃん!・・・ああ健ちゃん
やだいくッ!・・いきそー!・・
・・・あ・・いく・・いく・・・・いくーーッ!」

「・・ウォーッ絵美子!ヤバい!出すぞ!」
フル勃起した俺は溜め込んだ精液を一気に子宮に吐きだした。

「精子沢山出た?・・・・もー何考えてるの直樹。
馬ッ鹿みたい!そんな事しないと興奮しないの?
もう絶対やめてよね・・あんな男の写真なんて」

精液が垂れ落ちるマンコにティッシュをあてながら
絵美子に上から目線で叱られる俺も
「疑似寝取られ」を味わう事が出来た事に大満足だった。
確かにその時「あんな男」をセックスの対象として興奮し
絵美子が絶頂を叫んだのは間違いない事実なのだから。

子作りの為だけの種馬の様なセックスを強要される不満から
一気に抜け出した俺は、そんなセックスが楽しみになった。

そんなスマホ事件の後からは、毎回「暗黙のお遊び」として
嫌々仕方なく変な趣味に付き合う体の絵美子だった。

絵美子のプライドを傷つけないように・・そして
四つん這いになった絵美子の丸い尻を後ろから犯しながら
いつものようにそっとスマホを差出すと
待っていたようにそれを見つめ、オカズにして感じ始める。
絵美子だってその背徳感を伴うような危ない刺激は
新鮮な悦びだったのかもしれない。
間違いなく二人の間には
バーチャルで存在する健一と言う男がいた。
その「想像する名前をもう一度呼んで欲しい」
という俺の願いは
プライドの高い絵美子にはあれ以来完全に無視された。


41歳になる俺の兄「誠」には年少の息子があり
俺達夫婦とも仲良く交流している。
嫁さん同士も仲が良く、夏には一緒に旅行にも行く仲だ。
子供好きな絵美子は無心で兄貴の息子と戯れる。
プールサイドではしゃぐ白いビキニ姿の絵美子はセクシーだった。

「絵美ちゃん、絵美ちゃん」と可愛がってくれる義兄を絵美子が
悪く思っていない事も薄々気が付いていた。
絵美子のフェイスブックには、いの一番で「イイね」してくる兄、誠。
絵美子も兄の投稿には「おいしそう!」とか「凄いですね!」
等と必ず好意的なコメントを入れているようだ。

元水泳部キャプテンである兄は家族旅行でもいまだに
ピチピチの競泳用パンツで泳ぐ。

絵美子の薄く貼りついたような白いビキニが食い込んだ
丸い半尻に反応したのだろう。
あの日、ヘソ下にモッコリ膨らんだ兄の太い陰茎と
はちきれそうにデカいカリ高の亀頭が
薄い生地に張り付き、生々しい程勃起したような男根の形を
くっきりと浮かび上がらせていた。
男の俺から見ても恥ずかしい程、それは異形を放っていた。

超モッコリパンツの兄に肩を抱かれて照れ笑いする絵美子。
そんな瞬間をとらえた二人のツーショット写真。
それを見た絵美子が「ハ―ッ!ヤダーこれ・・もう・・」と顔をそむけた
記憶がある位とても卑猥な香りがするいやらしい画像だ。
そんなことに使うつもりで撮った写メではなかったのだが。

無言で楽しむ「健一との妄想セックス」に少し飽きてきた頃
その画像を種付けセックスのオカズに使おうと決めた俺は
アプリを使って画像をiPadに移動させて保存した。

排卵日のその夜も四つん這いの尻を突き上げて
クン二を求める絵美子の秘部を後ろから
たっぷり舐め上げた後、尻を掴み、ゆっくりと
バックから勃起を挿し入れると
「アアー・・アア・・アンアン」と言いながら
振り返って何かを待つ仕草。
(スマホの健一画像を見せろってことか)

ドキドキしながら、いつものスマホではなく
画面に競泳パンツ姿の兄貴のあのモッコリ写真を開いたiPadを
絵美子の目の前に差し出した。

「エッ・・何・・・もう!・・ヤダ!アア・・アア・・・
これ・・・困る・・・そんなの変・・」

「たまにはいいだろ・・こんなのもさッ!」
と言いながら期待を込めて後ろからパンパンと打ち込んだ。

次第次第に太腿の内側に絵美子の愛液が垂れ落ちてくる・・
「アア・・アア・・アアアッ!!・・・オオ・・オーッ!」

兄貴に声が似ていると言われる俺は
兄貴しか使わない呼び方をして
そっくりな声色で囁きかけてみた。

「絵美ちゃん!・・いいよ絵美ちゃん!
セックスしたかったんだ・・・絵美ちゃんの・・水着のお尻・・
最高だよ・・可愛いよ・・可愛い絵美ちゃん!」

堪えきれずアッ・・ハ―ッ・・と深い溜息の様な声を漏らしながら
黒目を寄せる様な恍惚の表情で
画像を食い入るように見つめる絵美子。

期待通り、兄貴を妄想し始めたような恵理子の腰使いは
エロいなんてもんじゃなかった。
「ダメよ・・そんな無理!・・出来ない!」などと言いながら
無意識に勃起を挟み込むように尻をギュッと締め付ける。

勃起を叩き込まれながら泣きそうになって喘ぐ絵美子の目は
顔の下に置いたiPadの画面に・・そう
笑顔の兄とその勃起した太い男根の膨らみに
釘付けだった。

「・・アア・・・・・そんな・・・・駄目・・・・
オオオ~ッ!!ヤダ――・・・アン・・アン・・ヤダ~ッ!!
ダメッ!ホントにダメッ!・・困る・・・・・・・
アンッ・・・・・・アンアンッ!・・・・・・・ア―――・・」

確実に兄を思い浮かべながら限界にきている絵美子の尻に
最大に膨れ上がった勃起を鬼のようにピストン。
俺は兄貴になりきっていた。

「絵美ちゃん!好きだ!・・・いいだろ?ねえ・・いいよね・・
もう堪らないよ!絵美ちゃん!!」

パンパンパーン!パンパンパーン!!

「すごーい・・・ああ・・・凄い凄いすごーい!!」


「絵美ちゃん・・・したかった・・・最高だよ・・
ハア!ハア!・・絵美ちゃん好きだ・・・最高だ・・・」

・・・そして
そしてついに・・・絵美子の理性は陥落し
頭の中に浮かべているはずの男の名を思わず、
正直につぶやいた。

「・・・・兄さん!・・オオオーッ!!兄さん!・・
・・ダメ・・・ああ困る・・嫌だーアアアーー・・
でも・・・・好き・・・お兄さん好きーッ!・・・」

絵美子はiPad画面に頬ずりする位顔を寄せた。
そして遠慮の無い願望が噴出した絵美子は叫んだ。

「ああいいッ!・・いい・・凄くいい・・・ああ
もっと!!もっとしてッ!・・凄いよ凄い凄い凄い・・
幸せ・・したかった・・・お兄さん・・最高!・・・・
・・・もうだめ・・・だめ・・

誠兄さん・・・・・好き・・・・
もういく・・・・・・
いくいく
いっちゃう!いっちゃう!
いっちゃーーーーーーーう!!!」

絵美子の中に熱い精液を大量に噴き出した時、その予感はあった。

見事に受胎して子供を授かった事が判明したのだ。

リスクの無い、ささやかな「妄想寝取られ遊び」で
他人棒を思い浮かべながら咽び泣く嫁は最高だ。
最高にエロくて可愛い。

妊娠後の性行為は控え目になったが
時々横に寝かせた絵美子の後ろから抱いて
営業クンや後輩たちの写真を選ばせて妄想遊びを楽しむ。
画像を見つめながら指で自分を慰める絵美子もセクシーだ。
俺も友人や兄や営業クンに、なり切りながら、触ったり囁いたりして
彼等の興奮を妄想して楽しむ。

もう名前を呼ぶ事にも抵抗がなくなった絵美子は
自分から妄想の中に入り込んで興奮するようになった。

「ああ兄さん!気持ちいい・・好き・・好きです!」
「だめよ健ちゃんそれはだめ・・でも凄い!凄い・・健ちゃんいくッ!」
「田代君!キス!キスして・・」「いいよ宮本君もっとして!」

絵美子は男達の名を呼びながら、激しく絶頂を叫ぶ。
その声を聞きながら自分で扱いたり、手コキされたり、
フェラ抜きしてもらうのも
とても楽しみな時間だ。

寝取られは「ウォーミングアップ」だけで済まさなければと思っている。
何故ならそれが一番安全でリスクのない行為で、充分楽しめてもいるし・・・

しかし・・・最近のこのムラムラは何だろう。
最近の健一や兄の誠を見つめる絵美子のまなざし・・・

「本当にしてみる?」と言う俺に
「してもいいの?」と絵美子。
「したいの?」と聞くと
「無理かな・・でも直樹が喜ぶなら・・仕方ないかな」と
 人のせいにしようとする絵美子。
「嫌ならいいんだよ別に。無理にとは・・・言わない」と俺。

「・・・したいかも・・やっぱりしたい!すごく・・したい
・・でも・・・どうなっても知らないよ。

 ああ・・いいの?・・ねえ・・・ホントにしても・・・・

 ホントはしたいの・・・みんなとセックスしてみたい!!

 あああ・・みんなの・・・みんなの・・・ああいきそう・・

 ごめん・・・いくっ!・・・いくよッ!イック――ッ!!」

海老反りになって絶頂を叫ぶ絵美子の言葉に興奮して
フル勃起を扱きながら大量に射精する俺。

しかし翌朝、あたためてある具体的な計画を提案すると。
「そんなこと出来るわけないでしょ!はいもう終わり終わり!」

あのマジ逝きは演技だったのか?
絵美子の本心は全く読めなかった俺なのだが。


そして出産後
半年過ぎた今。

理恵の許可を得て月に2度
単独で貸し出された健一に会いにゆく絵美子は
セックスのみの5時間程のデートをする。

ホテルで健一の巨根に酔い狂わされて
くたくたになった絵美子は
俺とベビーの待つ家に
夜中に帰宅するのだ。












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