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日記番号:892

愛する妻を堕した男

志保の夫(首都圏)


  感想集

420.気になる人③

志保は虚ろな目で時々こちらを見るが、彼女の目には何も映っていないのだろう。私と目が合っても何も反応しない。
しかし、松山氏は私の存在に気が付いたようでニヤリと笑った。そして、結合部分が見えるように絡めた両脚で志保の下半身を持ち上げた。
松山氏は二本の指で志保の陰唇を左右に開き、陰茎が挿入されている状態を見せつける。
挿入された秘部から流れ出た淫液がアヌスを濡らし、そのアヌスが松山氏の動きに合わせるようにヒクついている。それは志保の膣壁の攣縮と同調していることを示している。志保はオルガ直前の状態なのだ。
実際の現場で他人の陰茎が突き刺さった志保の秘部を見るのは松倉氏とプレーをした5月の連休以来だ。やはりテレビ映像やスマホで見る時とはリアリティーや迫力が違い、圧倒される。素肌や濡れた粘膜が擦れる音、男女の息遣い、そして映像と最も大きく異なるのは男女の身体から発する淫らな匂いだ。
スワッピングプレーでは相手の匂いは分るが、その時の自分の匂いを気付くことは無い。
松山氏も志保も30代で動物的生殖年齢としては絶頂期でもある。その2人から発するフェロモンは量的にも質的にも最高レベルなのだろう。それが私の鼻腔から入り大脳辺縁系に作用して性的欲望を惹起する。
少し前に、二宮夫人に搾り取られた性的能力が急速に回復し、握った手の中でさらなる接触を求める。
「もう間もなく逝くようですなぁ」
突然、背後から声を掛けられた。
声の主は神田氏だった。美和夫人とのプレーを終えて次の相手に決まっている志保のところに来たのだろう。
「すごいパワーね!」
その隣には神田夫人がいた。
志保はその瞬間が間近に迫って来ている状況を必死に訴えている。
松山氏が私たちの方を見て何か伝えようとしている。
神田氏がそれに気付いて腰に巻いたバスタオルを手にして確かめる。
松山氏が大きく肯く。そして志保の秘部を愛撫していた手をアヌスに当てる。
「ダメぇぇぇ、そこ、ダメぇぇぇ」
志保が絶叫する。しかし、松山氏は左手で志保の上半身を固定して右手の中指の先をアヌスの中央部に押し当てる。
「いや!だめ!だめ!だめ!いやぁぁぁん」
松山氏の中指は志保の拒絶を無視して、アヌスの中にゆっくりと沈み込んで行く。
「志保さん、あれをされると弱いのよねぇ」
中指の第2関節辺りまで挿入されると、それまで拒絶していた志保の叫びが悦楽の声に変わる。
松山氏が指を挿入したまま腰の振りを大きくすると、志保は「逝く!逝く!逝っちゃうぅぅぅ」と絶叫して頂上を迎えたことを告げる。
その直後、「あ、あ、あぁぁぁ」と叫びと共に大きく体を反らす。
それまで松山氏が押さえていた腕が解かれて志保の身体が飛び跳ねる。
その瞬間、神田氏が部屋に飛び込みタオルを志保の股間にあてがった。しかし、その間のほんの一瞬ではあったが、志保の股間から何かが飛んだように見えた。
その後、志保は松山氏の体の上で全身を痙攣させていた。
松山氏は初期の痙攣が収まるのを確認すると志保を寝かせてベッドを下りた。
そして、松山氏と入れ替るように神田氏が志保に添い寝した。
部屋から出て来た松山氏の陰茎は少しも衰えを見せず、次の戦闘態勢を保った状態だった。
「どうも、素晴らしい奥さまですね!堪能させてもらいました」
微笑みを浮かべて私に挨拶をし、神田夫人に「それではまた後で」と言って出て行った。
「それでは、奥さまは神田に任せて私たちも楽しみましょう」
神田夫人に誘われてベッドルームに行く。
私たちがベッドに入ると、それを追いかけるように志保の低く掠れたような淫声が聞こえて来た。神田氏のプレーが始まったようだ。
「今夜の志保さん、とても感じていらっしゃるのね?」
「神田さんもお元気ですねぇ、尊敬しますよ」
「神田はちょっとずるいのよ、女性は大きく逝った後は前戯の必要が無いし、それにアソコが敏感になっているから挿入しただけで何度も逝かすことが出来るでしょう?自分からは何もしなくてもいいから・・・」
「それにしても神田さんはさすがですねぇ、タオルのタイミングが・・・」
「志保さんの〝おしお〟は初めて?」
「ええ、たぶん・・・、軽い失禁は見たことはありますけど・・・〝潮吹き〟は初めてだと思いますし、志保もたぶん・・・」
「〝おしお〟は松山さんの得意技と思いますわ。あのオチンチンの形であの体位で責められたらほとんどの女性は出ちゃうと思いますわ。お部屋の外で二人のプレーを見た時、直ぐに分りましたもの。だから、主人も松山さんからの合図をすぐに理解したと思います」
「奥さまも経験があるんですか?」
「ええ、何度か・・・、3Pの時だけですけど・・・。その場合は必ずすぐ傍に主人にいてもらうようにしていますから・・・。お布団を汚すと大変ですし、それにタオルのタイミングも大事ですから・・・」
「二宮先生とは以前にもプレーを?」
「ええ、何度か・・・」
「それではお互いに知っているんですね?」
「そうなの、だから、あまりトキメキ感がなくて・・・。二宮先生の奥さまとプレーをするのは初めてだったんでしょう?いかがでした?」
「ええ、それが・・・見事に搾り取られました。神田さんや他の男性はプレーだけを楽しんでいるようですが、私はやっぱりまだ初心者なんですねぇ」
「それは単に慣れているだけですよ。でも、女性の気持ちとしてはちょっと複雑なんですよ。楽しませてくれるのは嬉しいんですけど、やはり自分の身体で男性も逝ってほしいんです」
「二宮さんの奥さまも同じ事を言っていました。『身体の中で終わってくれたのがとても嬉しい』と。でも、男は射精した後は起ちが悪くなりますから、申し訳無くて・・・」
「そんな事、気になさらないで、私たちと浅井さんご夫婦とはこれからも機会は何度もありますから・・・」
実は私の陰茎に異変が起きていた。
志保と松山氏のプレーを覗き見していた時は十分に勃起していたが、由美夫人とベッドインしてからは半立ち状態に陥っていた。
ベッドインしてからは由美夫人が手で愛撫をしてくれていたが、反応がイマイチで焦りを感じていた。
由美夫人の肌は柔らかくきめ細かくて吸い付くように感触がする。抱き合っているだけでも男の本能を刺激する。しかも男の勃起を促すツボも心得ていて巧みに刺激を加えて来る。
由美夫人の言葉でプレッシャーから解放されると、急速に彼女の愛撫が陰茎への血液の流入を加速し始める。
「まぁ嬉しいわ。男の人はデリケートなのよね。男の人の気持ちが入って、オチンチンが大きくなる時がすごく好き。あのねぇ、二宮先生やウチの神田はプレーの前にEDのお薬を飲んでいるの。それって気持ちとは関係なく大きくなるでしょう?何だか虚しい気持ちになるのよね?」
「そうなんですか、お年の割にはお元気なのですごいなと感心していました」
「あの人たちと張り合う必要な無いわ。セックスは肉体的結合だけじゃつまらないと思いません?男性は普通、あまり好みでは無い女性とはその気にならないでしょう?女性は目を閉じて演技をすれば義務は果たせますけど、男性は誤魔化すことは出来ませんもんねぇ、だからED薬で誤魔化すのはずるいと思いますわ。私はナマが好きよ」
そう言うと、自ら身体の位置を変えて勃起し始めた陰茎に唇を押し当てた。
由美夫人とのプレーは神田氏の自宅以来だ。
口内に含まれた亀頭のカリ首を舌先が絡みつく。やはり上手い!あっという間に私は彼女の世界に引きずり込まれた。
志保もソープランド講習会や名器訓練でだいぶ上達したが、由美夫人と比べるとまだ相当の差がある。
「私、浅井さんのコレ好きよ。形とそれにちょういい硬さなの、うふふふ」
女性に褒められると嬉しくなってしまう。しかも由美夫人は街を歩くと男が注視するほどの美人でふんわりした色香もある。その女から男として最高のサービスを受けている。
私が体位を入れ替えて愛撫しようとすると、「ううん、今夜は私が・・・」と言って私に跨って導き入れた。
以前に交接した時より内部が熱く感じる。たぶん、最初にプレーをした二宮先生の刺激が十分クールダウンしていないのだろう。それに秘部から流れ出た淫液に精液臭がないのは二宮先生が射精しなかったからだろう。
挿入するとすぐに膣壁が陰茎にまとわりつく。膣口や膣内は志保より狭く感じるのは子供を産んだことが無いからだ。
私が下から突き上げようとすると、夫人がその動きを制する。
「今夜は私が楽しみたいの、だから、私の自由にさせてください」
下から眺めるあまり大きいとは言えないが形の良い乳房や白い首筋がそれだけでも男に至福の時を与えてくれる。
由美夫人はゆっくりと腰を上下に動かし始める。
全身に快楽の波が広がる。

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