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日記番号:233

バツイチ再婚夫婦のェッチなお勉強

疎チン(瀬戸内沿岸)


  感想集

“迷い道”と云う名 4

 問われた高野は、宏美にマゾ気質が潜んでいるのを見つけ、マゾ調教の一環として、手始めに屋外へ連れ出して、露出プレイを強要した。
一方宏美の方も、夫が指示する変態染みたプレイを、涙を浮かべながらも従順に熟し、今では一人前の淫乱マゾ妻に成長して、全裸露出等の羞恥プレイは勿論、緊縛等のある程度ハ-ドな被虐プレイも、殆んど抵抗なく受け入れる迄になったと説明した。
「奥様、凄いですね! 実は私もSMプレイに興味があるから、ぜひプレイを拝見させて貰えませんか?」
宏美の秘められた性生活の実態を聞き、三宅夫人が思い詰めた表情で、夫の方に視線を送りながら、高野達に上ずった声で懇願して来た。

 高野の方も、三宅夫人の懇願を聞いて大袈裟に頷きながら、岡田さんに向かって話しかけた。
「岡田さん! 大体の事は理解出来ました。 処で、皆さん方にお尋ねしますが、毎週欠かさずプレイ目的で来られるのですか?」
「俺達、ご覧の様に歳だから、実際にプレイ出来るのはか平均して月に1~2度が限度だね。 勿論、皆さんは時間をやり繰りして来場されるし、俺達夫婦も差し支えなければ顔を出すけど、世話役に轍するか、プレイを眺めるだけの時が多いね」
「成程! じゃあ会員の皆さんですが、平素はどんなプレイを?」
「やはり、露出プレイやタッチプレイ等が主体で、人前で堂々とパ-トナーを交換するとか、乱交等は少数派ですよ」
「そうですか! でもそれだけで、奥様方は納得されます? 先程、奥様第一主義だと聞きましたが? 奥様方、どうなんです?」
「私達も歳だし、慣れて来ると次第に強い刺激が欲しくなるわ。 正直な処、もし許されれば色々体験して見たいと話し合ってるのよ」
「その場合、今までどおり夫婦単位でですか? それとも相手はご主人でなくても、構わないと云う事です?」
「まだ夫には話してないけど、従来の貞操観念なんか捨てて、色んな形のプレイを幅広く体験したいと云うのが本音です」
「幅広くと云う事は、当然夫婦交換なんかも入る訳ですよね? 今までにも経験があるのでは?」
「勿論、未経験だとは云わないけど、顔合わせ程度ですよ」

 高野は、プレイ目的の一般的な店とは異なり、会員主体のサロン的な運営と聞き、メンバ-に高齢者が多いだけに、採算面が心配になって実態を尋ねて見た。
「具体的な話になりますが、毎週末にプレイ目的で来られる会員等はどの位です?」
「週によって異なるけど、週末の3日間のうち、土曜日が最高で金曜・日曜の順だけど、皆無と云う日もあるからね」
「大体でいいけど、平均すればどの位?」
「平均すると、土曜日には3~4組位の時が多いかな。 金曜とか日曜は2~3組の日が多いと思うけど、前もって相談して2組で来られるのも多いそうですよ」
「それで、プレイしたい場合ですけど、前もって連絡をするの?」
「そう! 原則は前日までに連絡する事に決めてるけど。 空いてれば当日でも構わないと思うな」
「先程、露出プレイが多いそうですが、メンバ-が多くなると、色んな性癖の持ち主がいると思うけど?」
「確かに! 具体的に話し合った事はないけど、会員同士で相談して、色々プレイしてる様だね」
「成程! 実際に変ったプレイを見て、自分達も体験して見たいと云う方も、現れると思いますが?」 
「そうですね! 可能な限り、希望には沿う様にしてる心算ですけどね」

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