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日記番号:110

異常愛に燃える妻

(関東)


  感想集

40.佐藤さんまってま~す

忘れることができなくて2日目に電話してみた。女の人が出たので電話を切った。多分奥さんであったろう。夕方また電話した今度は誰が出ても名乗る覚悟であった。

4回ほどコールのあと「もしもしさとうですがと」女の声。

深呼吸して「ご主人様おられますでしょうか」
「留守ですが何か御用でしょうか?」いぶかるような声。
彩子は度胸を決めた。もう一度抱かれたい一心だった。
「この間,ご主人様のタクシーに乗せていただき、大変親切にしていただきましたので、そのお礼がしたくて。ご迷惑でしょうが電話いただけますでしょうか。」と、自分の電話番号を告げた。

翌日もその次の日も電話は来なかった。彩子は快感が忘れられなくて電話番号から電話帳で佐藤さんの住所を突き止めた。女の執念?自宅から直線距離で300メートルはなかった。

佐藤さんの帰りを張り込んだ 佐藤さんが帰ってくるのを確認するまで、3日かかった。急いで帰り電話した。「もしもし佐藤です」ひと時もわすれない佐藤さん本人の声。

「私です、彩子です」早口で言った。

「アヤコ?」と怪訝な反応
「この間会えたくなったら電話しろと言われた女です」

「ほんとに彩子さん まさか奥さんが電話してくるとは思わなった」と冷めた声。
「夢中にさせていて」

「酷いわ 恥ずかしい姿を見られ夢中にさせながら」と拗ねてみせた。
「明日は明けで休みだ。抱いてあげてもいいぞ」
「ほんと、うれしい主人一週間勤めで帰ってこないから、待っているね 家わかっているでしょうからきっとね」

「道具も持っていくから覚悟して待っていろ」卑猥な笑い声で
「佐藤さん期待していていいのね~ まーてま~す」

思い出の写真張り替えます ご笑覧下さい

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