その2
「貴方とは、体の相性は抜群かな、ほらオナニーする時って、自分が一番感じやすいところを責めるでしょ、他人に愛撫されるって、たしかに興奮はするけど、当たりが悪い場合が95%でしょ」
そういって彼女は口づけしてきた
「結婚する相手が、体の相性が合うとは限らないし、むしろほとんどの場合、合わない」
というと彼女は真顔で
「そうなの、処女で結婚して、セックスはその人とだけしかしないなら別だけど」
といった
「死ぬまで一本のペニスしかしらなければね」
すこし間をおいて、彼女は答えた
「その方が幸せかもよ、だってこんなものだと思っていれば、浮気もしないだろうし」
まあ
それはそうだ
夫婦の寝室で交わるよりは
客間の和室ですることにした
なぜなら
隠しカメラが据え付けられている気がしたからだ
彼女は全裸になって僕を押し倒してきた
僕とするときだけはコンド-ムをつけない
旦那とするときも
本部長とするときも
トレーナーとするときも
コンド-ム着用なのに
未だ妊娠する可能性はあるだろうに
時々聞くのだが
「もちろん、生みます」
という
たしかに
コンド-ム着用すると粘膜同士がこすれ合う感じはないし
射精した瞬間子宮に向かって射精するのは
とても気持ちいい
「今は受胎期なので、二回は射精してくださいね」
ええ
本気か