●まだやられてはいないわ
「もしかして、たーくん、もう美歩は健一君とできてるって思ってる?」
「そうかも知れないって・・」
「今日デート行くんだから、あんまり慰めにはならないと思うけど・・
健一君にはまだやられてないよ、本当に
・・・っていうか、何度も言ってるでしょ?
今度はたーくんに認めさせて堂々と浮気したいって・・」
「・・そうだけど・・」
「それに、ほんとは、たーくん、もう美歩がやられててくれればいいなって、心のどこかで思ってるんだよ・・たぶん」
「ない!絶対そんな事無いよ・・
確かに、寝取られで興奮したりしちゃう方だけど、昔のこと美歩が話すだけで、もう十分なんだよぉ・・
やっぱ、ほんとにやられちゃうの嫌なんだよ」
「たーくんはね、これから美歩がやられちゃうっていうのが、恐くて怖じ気づいてるんでしょ?
西脇君の時と同じように、あとから言われた方がまだ楽よね・・・
何も出来ないで、今夜、家で待ってるの辛いわよ
だから心のどこかで、思いたがってるんだよ・・どうせもうやられちゃってるから、仕方ないやって」
「・・違うよぉ、そんなことない・・・」
口では否定しますが、言われてみれば、確かにそんな気もします。
これから妻が新しい男と初めてセックスをしてしまうという緊張感に息苦しいような不安を覚えているのです。
もしすでに彼女が健一君と寝ているのであれば、少なくとも彼女が私の元からいなくなってしまうことはないのでしょう。
今こうして彼女は私とも性的なプレイを続けていてくれるのですから。
しかし、これからやられるという未来の出来事には、一体どうなってしまうのか分からないという、より大きな不安があります。
彼女が何をされて帰ってくるのか、そもそも今夜帰ってくるのか・・
もしかしたらその男の子を家に連れて来るのではないか・・・など心配しなければならないことが多すぎるのです。
「まあ、たーくんが残念か、嬉しいかは別としても、健一君とまだセックスしてないのは本当よ
セクハラならずっとされてるけど、それは話したでしょ?」
「・・・うん・・・」
「美歩さんぐらい背があれば俺のも入るんだけど、みたいなことは言われるけど、まだやらせろまでは言われてないわ
彼は大っきいの見せつけては来るけど水着の上からだから、生のは見たこともないのよ
勃起したのもね・・
だからもちろん本番もないし、フェラさえないのよ
今さら私が嘘付いたって仕方ないでしょ?」
「・・でも・・」
「ねえ美歩が新しい男に初めてやられて、グチャグチャにされたオマンコ、たーくんに隠しておくと思う?」
「・・・・」
「久しぶりに他の男にやられたあと、家に帰ってきた私、どうすると思う?
たーくんに隠れてコソコソシャワー浴びると思う?」
「・・・・」
首を振るしかありません。
「じゃあどうすると思う?」
「僕に見せつける・・」
「そうよね・・巨根でやられたばっかのオマンコってこんなにメチャメチャなのよって、見せつけるよね?
ちっちゃいチンチンとやったあとのオマンコならたーくんいつも見てるでしょ?
自分が出したのお掃除しながら・・
そんなのと全然違うのよって、たーくんに見せつけるに決まってるじゃない?」
「・・・うん・・」
「見せるだけかも知れないし、匂い嗅がせたり、舐めさせるかも知れない・・
でも、若い子のデカチンでセカンドバージン犯して貰って、何もしないなんて、もったいないことするはず無いじゃない?
たーくんも美歩のオマンコ、キツキツになるように頑張って貢献してきたんだから、そこがどんな風にされちゃったか、たーくんに知らせたいに決まってるでしょ?」
「・・・・・」
彼女にとって、大学3年生の時、西脇にやられたという事実は、その時すでに彼女は処女ではなかったのですが「ファーストバージン」を失った、つまり初めて本当の女にされたという事なのです。
私に繰り返し、「美歩はセカンドバージンなのよ」、と言っていたのは、西脇のセックスを越えることが出来るはずのない私とのセックスは何度繰り返してもずっと、ノーカウント、セックスでさえない、という意味でもあったのです。
彼女の言う「ちゃんとしたオスの巨根」で貫かれるセックスを再びする時こそが「セカンドバージン」をその男に捧げる瞬間になるのだというのです。
そのために、彼女は太いバイブを使うこともせず、マニアックなほどに体を鍛えているのです。
毎日5キロは走り、ジムの勤務の日には早く出勤して、1キロ泳いでいます。
寝そべった私に股間を見せつけるスクワットも欠かしません。
生理の時以外は、日課の仕上げに、私に顔面騎乗して8の字筋トレーニングのための体操を手伝わせます。
膣に挿し込んだ私の舌を、長い腹式呼吸に合わせてゆっくりときつく締めあげるのです。
締めあげる時の快感で彼女のクリトリスが張りつめて膨張し、膣を緩める時に張りが引いてゆくのを、見せつけられてきました。
舌を生バイブのように使われ、彼女の性器が、巨根を咥え込み締めあげるための練習をサポートしてきたのです。
以前、それは、「たーくんのおちんちんでもキュンキュン絞められるようにオマンコ筋トレ頑張るね」などという彼女の言葉がと共に始まり、それがあったから私も嬉しく手伝っていたのです。
しかし、彼女がサディスティックな欲望をあからさまにして、私を責めるようになると、それは変わりました。
きつく締めつける「バージン」の膣肉を、野太い男根で根こそぎ掘り起こされる痛みの快感を再び味わい尽くすための筋トレだと言うようになりました。
弱いチンポは入れられない、オマンコになっちゃうのよ、と彼女は言いました。
そして、現実として、この日の朝、私は彼女の締めつける膣口の括約筋に挿入することが出来なかったのです。
そんな大事な「処女」喪失の証を私に見せつけないはずがない・・・
私のペニスが挿入することさえ出来なかった膣肉を限界までストレッチされ、決して私には届かない膣奥まで亀頭を叩き付けられるのです。
私が妻を奪われ、その妻は「処女」を奪われる・・・
私にその屈辱的な喪失感を味わわせないなどというもったいないことはするはずがない。
彼女の論理には筋が通っています。
「欲求不満の人妻のオマンコって、ちゃんとした巨根でやられると、こんなグチャグチャになるのって、教えるよね?
初浮気でメスにされて種付けされたばっかのオマンコってどんな匂いがするかたーくん知らないでしょ?
でもその後、毎日やられてると、まただんだん匂い変わってくるんだよ」
「・・・・・」
西脇にされた時のことなのか、それともやはりその後にも、私に言わない浮気があったのか・・・
「人妻が中出しされたくなるチンポの匂いとか、精液の味ってこんななのよって・・・
一番フレッシュなうちに、寝取られマゾな旦那さんに、教えたいに決まってるじゃない?
普通そうするでしょ?」
「・・・・」
普通、ではないでしょう・・・しかしそんな反論は無駄なことです。
彼女もそれは分かっているからです。
「蒸れて赤く腫れた美歩のオマンコから、彼のザーメン、たーくんに吸い出させたいし・・
じっくりキスもしたいの・・
彼のチンポの味がする美歩の口と、美歩のオマンコお掃除したたーくんの口でザーメンキスするのよ・・二人で飲ませ合いっこするの
最後はそのドロドロで、たーくんのオマンコ舐めてあげて、ローション代わりにして、たーくんの処女マンコ犯したりもするかも知れないわね?
こんなに、したいこといろいろあるのに、美歩が内緒で浮気すると思う?」
「・・・・・」
「たーくんは嬉しいかどうか知らないけど、私にとって浮気するのって、たーくんをいじめるのとセットなのよ
若い子のデカチンでバッチリやられるのは、もちろんすっごいそそるけど、塩も胡椒もないステーキって感じかも
たーくんに自分の奥さんがバッチリ巨根男にやられちゃうっていうのを、見せつけて味わわせてあげるっていうのが、塩胡椒ね・・
どんなにおなかが空いてて、冷蔵庫に美味しそうなステ−キ肉があっても、塩も胡椒もなければ焼かないし食べないわよね?」
「・・・・」
「そんな気持ちよ・・・べつに疑ってもいいけど、言った通りよ
まだやられてはいないわ」
彼女の言うのは本当だろうと思いました。
まだセックスはしていないのでしょう。
そして、リアルタイムで、妻が他の男の巨根を受け入れる夜を、私は味わわねばならないのでしょう。
奪われていた、という「過去形」は西脇にいやという程味わわされました。
奪われるかも知れないという「未来時制」にも十分苦しめられ尽くしました。
今日、私が経験しなければいけないのは、今奪われてる、その時間を「現在進行形」の中で過ごすことなのです。
彼女はそれを求めているのです・・・本心から・・