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日記番号:582

私たちの消せない記憶

うげんこう(東京都西部)


  感想集

7 夜の生活

発表会が近づくと、家の窓には毛布や軽い布団をあれこれ工夫をして吊り下げ、外に音が漏れないように気を使いながら、繰り返し練習していたようです。
民謡も三味も結構音が高く、漏れ聞こえるため近所の人は笑いながら頑張るねと言っていたようですが、、、
教室にも時間が有ると通い、先生の自慢の弟子の一人みたいだったようです。
帰ると、「今日もお母さんは教室よー」と言いながら、娘が食事の用意をしてくれたものです。
ただそれとは裏腹に、私たちの夜の生活は5年くらい前から少しづつ疎遠になり、ここ2年ほどは月に1度くらいの、おざなりなものになってきていました。
上半身はパジャマのままとか、前戯もそこそこにとかそんな状態でした。
ただ今から考えてみると、たまに私が燃えてじっくり責めると思いもしない反応を示すことがあったのも事実です。
髪をなでながらキスをすると、いつの間にか舌を思いっきり絡ませたり、下半身に唇を這わすと「おねがいーっ」とひどくせがんだりしました。
背中に手を回すことはあっても、爪を立てたりしたことはなかったし、私のお尻をもって自分から腰を使ったりすることは今までありませんでした。
そんなときは、女盛りだしsexの良さが分ってきたのかなと思って、可愛いとさえ思い連日に及ぶこともありました。
しかし時には疲れているからとか体調がとか拒むこともありました。
今となって考えてみると不自然なこともよく理解できます。

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